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樋口耕太郎 @trinity_inc
日本の農業問題は自給率と採算の問題に矮小化されていますが、生理的、栄養学的、医学的な問題がよほど深刻でしょう。社会が機能しなくなるほど人間の生理機能が悪化しないと政治問題化しないでしょう。RT @manomasumi 農業への考察興味深く読ませていただきました。日本の農業は崩壊
樋口耕太郎 @trinity_inc
おっしゃるとおり、自給率の問題それ自体は重要なものです。しかしながら、一般的に認知されているカロリーベースを基準とした自給率は、議論が歪められてしまっている可能性があります。RT @manomasumi でも、自給率は決して矮小な問題では無いと思いますが…。
樋口耕太郎 @trinity_inc
カロリーベース自給率計算の分母になっているのは、国民一人一日あたりの全供給カロリー(08年は2473Kcal)ですが、この数値は我々が実際に摂取しているカロリー(1904Kcal)ではありません。
樋口耕太郎 @trinity_inc
因みに全人口の61%が健康上の問題を生じる肥満とされ、世界でもっとも太っているアメリカ国民の一日あたりの摂取量は2002Kcal。体格の異なる日本人が2000Kcalを超えるエネルギーを摂取したら、殆どの人が病気になるか死んでしまうでしょう。
樋口耕太郎 @trinity_inc
全供給カロリーと摂取カロリーの差は、毎日大量に廃棄されているコンビニ食品、ファーストフード、ファミレス、賞味期限が厳しすぎるために廃棄されるスーパーでの食材などなど、要は我々が毎日大量に捨てているエネルギーすべてを賄うという基準において、自給率が計算されているのです。
樋口耕太郎 @trinity_inc
その廃棄量の総量は日本の農産物輸入量5450万トンの1/3近くに相当します。そしてもちろん、分母である全供給カロリーの数値が大きくなるほど、自給率は過小評価されることになります。
樋口耕太郎 @trinity_inc
さらに、分子の国産供給カロリーには、全国に200万戸以上もある自給農家の生産、その他農村では非常に活発な物々交換、現在急上昇中の家庭菜園などの取引量は含まれていません。国際貿易の政治交渉に使われる空虚な数値ではなく、農業の実態を踏まえた自給率の議論が必要だと思います。
樋口耕太郎 @trinity_inc
・・・もちろん自給率の問題は極めて重要だと思っていますし、私は個人的に、「農産物はいつでもお金で買えるのだから、自由貿易を優先して外貨をより多く稼いだ方が良い」、という新自由主義的な議論には懐疑的です。
樋口耕太郎 @trinity_inc
一方、人間はカロリーのみによって生命を維持しているわけではありません。我々が日常的に摂取する野菜に含まれるミネラル、ビタミンなどは、農薬が大量に使われはじめる約50前に比べて7~8割減少しています。カロリーが満たされていてもそれは数字上のことに過ぎず、健康とは無関係なのです。
樋口耕太郎 @trinity_inc
特に我々が毎日のように摂取する食品に大量に含まれている添加物を分解するためには、酵素とミネラルが必要なのですが、一般的な食材からは十分に摂取できず、我々はカロリー過多の栄養失調状態になっているのです。現代の慣行農業とその生産物は、化学物質、添加物の害を増幅しているように思います。
樋口耕太郎 @trinity_inc
特に我々が毎日のように摂取する食品に大量に含まれている添加物を分解するためには、酵素とミネラルが必要なのですが、一般的な食材からは十分に摂取できず、我々はカロリー過多の栄養失調状態になっているのです。現代の慣行農業とその生産物は、化学物質、添加物の害を増幅しているように思います。
樋口耕太郎 @trinity_inc
現代社会では、一般的な社会人の食生活において、1日15グラムの添加物を摂取しているイメージですが、これは年間5キロに相当します。・・・5キロの米袋を想像していただけるとお分かりになると思いますが、私たちはあれだけの薬品を毎年摂取しているのです。
樋口耕太郎 @trinity_inc
最近の死体はドライアイスがなくても、暫く腐敗しないそうです。この話を聞いたとき、はじめは冗談かと思ったのですが、確かにコンビニで買ってきた弁当を半年間冷蔵庫に入れておいても見かけは殆ど変わりません・・・よろしければ皆さんも試してみてください。
樋口耕太郎 @trinity_inc
厚生労働省がなんと言おうと、政府がどんなお墨付きを示そうと、農薬と食品添加物と遺伝子組み換え作物が「安全」だということの意味は、「すぐには死なない」ということに過ぎません。
樋口耕太郎 @trinity_inc
農業生産について、私が、生理的、栄養学的、医学的な問題の方がよほど深刻だ、と考えるのは以上のような意味です。
樋口耕太郎 @trinity_inc
私の安全基準は、自分の子供にそれを一生与えたいかどうかです。RT @GoroSASAKI 死亡例はどの程度でしょうか。臨床に基づくリスク評価は? RT @trinity_inc 農薬と食品添加物と遺伝子組み換え作物が「安全」だということの意味は「すぐには死なない」ということ
樋口耕太郎 @trinity_inc
重要な点ですが、食品や農産物に関する政府・行政基準は「どれだけ害悪があるか」という世界観に基づいています。人が本当に必要としているのは「どれだけ健康な人生を過ごすか」ということだけでしょう。両者の相違点は、売るための基準と人生を豊かにするための基準。
樋口耕太郎 @trinity_inc
この問題(「人間」の幸福と健康)と経済をバランスすることが、本当の政治経済だと思います。我々の世界観には既に「人間」は不在で、「消費者」しか存在しません。我々にもっとも必要なことは、安全基準の改定や農業生産方法の変更もさることながら、我々自身の世界観の変更なのだと思います。

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