2015.2.16【「科学者への信頼の失墜」について語る長瀧重信氏@首相官邸HP】を読んで 島薗先生、水無月さん、YuriHiranumaさんのツイートまとめ

27
島薗進 @Shimazono

「科学者への信頼の失墜」について語る長瀧重信氏@首相官邸HP  kantei.go.jp/saigai/senmonk… しかし、なぜかの説明は混乱。多様な見解があることは認めている。それを反映した政策が出ないから人々は不信を抱いているのでは?

2015-02-16 08:12:05
島薗進 @Shimazono

科学者に猛省を促す長瀧重信氏@首相官邸HP  kantei.go.jp/saigai/senmonk…「日本の科学者コミュニテイは、この4年間の混乱に対する猛烈な反省のもとに、科学の能力を結集して「合意した声」として社会への助言を行い」合意のための討議をしてる?

2015-02-16 08:12:22
島薗進 @Shimazono

科学者に猛省を促す長瀧重信氏@首相官邸HP  kantei.go.jp/saigai/senmonk… 「被災者に対する対策に科学者による科学的な合意を反映させる時期にきているとの自覚を持つべきではないかと思います。」ずっと一方的に政策をリードしてきたのは誰?

2015-02-16 08:12:37
水無月 @minadukiG

【放射線の… ~今こそ、日本の科学者の総力の結集へ~】 kantei.go.jp/saigai/senmonk… 私が最初に引っかかったのはここだった→「年間1ミリシーベルトという値は安全管理の立場から日本の法律でも考慮されているのだから、1ミリシーベルト以上は危険であるという意見」

2015-02-17 01:58:20
水無月 @minadukiG

「安全管理の立場から日本の法律でも考慮されている」のだから「危険」だ、という意見の人も、まぁ中にはいるかもしれないけど、普通に文章で読んで通じない。 「安全管理の立場から日本の法律でも考慮されている」のだから「今後も管理すべき」だ、となるのが普通では? @minadukiG

2015-02-17 02:00:27
水無月 @minadukiG

結局、管理の問題(つまり政策)を、安全・危険(つまり科学)で語らせよう(=片付けよう)とするから、いつまでも社会は合意できないし、その片棒を担いでいるように見える「科学者」の方たちも信頼を得られない、ということだと思うのだけど。 @minadukiG

2015-02-17 02:03:10
水無月 @minadukiG

科学的知見が対立しているのではなくて、政策が対立しているのでしょ。その対立を「科学」の名で回収できるという発想がおかしい。あの原発事故を経て、またそこへ帰っていこうという図々しさも私には理解できない。 @minadukiG

2015-02-17 02:07:39
水無月 @minadukiG

「日本の科学者コミュニテイは、この4年間の混乱に対する猛烈な反省のもとに、科学の能力を結集して『合意した声』として社会への助言を行い、被災者に対する対策に科学者による科学的な合意を反映させる時期にきているとの自覚を持つべきではないか」←この発想が怖い…。 @minadukiG

2015-02-17 02:12:44
水無月 @minadukiG

そもそも「対策に科学者による科学的な合意を反映させる」ってなんだろ。この人(長瀧さん)が科学者の側の自覚があるなら、(科学的助言を)「提示する」「参考にしてもらう」となるはずなのに、「反映させる」と、(政策決定者の立場で)書いている。 @minadukiG

2015-02-17 02:18:05
水無月 @minadukiG

つまり、長瀧さんは政策決定者(行政)の側に立っているのに、科学者の名札をつけて発言してるんだよね。 こんなヌエみたいな、科学者と行政の間を行ったり来たりしている人間の提唱する「科学の能力を結集」した「合意した声」など怖くてとても信頼する気になれない。 @minadukiG

2015-02-17 02:23:08
水無月 @minadukiG

別の言い方をすると、この中で例として出てくるICRPやUNSCEARの報告は、(科学的な知見としては)すでに一定の信頼を得ていると思う。 ただ、だからといって「(低線量被ばくは)怖くない」とはならない。そちらは科学ではなく政策で解決すべき問題なんだから。 @minadukiG

2015-02-17 02:31:40
水無月 @minadukiG

だいたいICRPにせよUNSCEARにせよ、まともな科学組織ならLNT仮説を採用しているはずで、そこ自体は対立などしてない。対立するのはその先で、それはもう政策の問題。 科学的知見が対立しているから政策が対立する、という議論の枠組み提示自体が詭弁だ。 @minadukiG

2015-02-17 02:36:50
水無月 @minadukiG

@simanekomama 「長瀧さんがやってるのは、やはり、政治」←そう思います。で、その政治を「科学」の名の下にやろうとするから嫌なんですよね。誠実でないし、科学への信頼も損ないます。

2015-02-17 02:42:45
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

放射線の健康影響に関する科学者の合意と助言(1) ~専門家会議座長を務めた経験から~ 長瀧重信 長崎大学名誉教授 (元(財)放射線影響研究所理事長、国際被ばく医療協会名誉会長) (公財)放射線影響協会理事長 kantei.go.jp/saigai/senmonk…

2015-02-17 08:39:21
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

引用 ●専門家会議の経緯  平成25年11月から平成26年12月まで計14回に渡り、環境省に設置された「東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う住民の健康管理のあり方に関する専門家会議」が開かれ、私が座長を務めさせていただきました。

2015-02-17 08:39:53
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

引用 専門家の委員は17名、検討内容は(1)被ばく線量把握・評価に関すること、(2)健康管理に関すること、(3)医療に関する施策のあり方に関すること、(4)その他関連すること、となっていました。

2015-02-17 08:40:11
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

引用 委員会の検討内容と委員の専門分野(放射線量測定・評価、放射線生物学の基礎、放射線の医学的影響、放射線の防護、健康管理、健康診断、疫学、甲状腺)を照らせば、報告書をまとめるのに、それほど意見の違いはないと予想していました。

2015-02-17 08:40:36
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

引用 線量評価に始まり、線量に基づく健康リスクの推定、健康リスクに基づく健康管理、予想される疾患の医療の在り方、さらに被ばくの影響の科学的調査方法などについては、すでに国際機関の報告書も出版されていますし、それに日本の最新の情報を加えれば良いという風に考えていました。

2015-02-17 08:40:54
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

引用 ところが、ふたを開けてみますと、議論の参考のためにヒアリングにご協力いただいた様々な立場の研究者や関係者の方々に加えて、それぞれの専門分野の検討会委員からも議論百出、結果的に中間取りまとめまでに1年以上の期間が必要でした。

2015-02-17 08:41:18
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

引用 委員全員の専門家としての能力を結集し、合意した中間取りまとめが出来るまでの詳細は、すべて議事録として環境省のホームページに記載されています。 専門家会議の詳細については議事録をご覧いただくとして、ここでは、座長として議論をまとめる上で苦労した点をお伝えしたいと思います。

2015-02-17 08:41:40
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

引用 ●座長として苦労した点  一点目は、「放射線の被災者に対する影響」の考え方についてです。1)放射線の線量評価に基づく生物学的影響と、2)放射線に対する不安、恐怖、事故に対する被害者の怒り、その結果としての、避難などの生活環境の変化による健康影響など

2015-02-17 08:42:21
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

引用 (UNSCEARの福島に関する報告書においても、「UNSCEARによる議論の範囲ではない」と断って記載されている「Mental and Social Effects」という範疇の影響)が、混在して議論されてしまいました。

2015-02-17 08:42:42
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

引用 前者は、被ばくがなければ被ばくの影響はないとして、線量の評価が議論の大きな問題になりますし、後者は、被ばく線量の多少とはあまり関係はなく議論されます。

2015-02-17 08:42:51
1 ・・ 6 次へ