紳士なパンパパとハムーン ~選手控室シャワールーム編~

ごはんかいじゅうの闇
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剣先するめ @Surumeika_01

「やめましょうハムーン、いくらなんでもこんなことは……」 「黙らっしゃい!」 ハムーンの指が亀頭の裂け目を強く擦った。 「ッ!!」

2015-02-17 13:52:25
剣先するめ @Surumeika_01

急に襲ってきた痛み、そしてそれを遥かに上回る快感にパンパパは身を仰け反らせた。 度重なる亀頭責めにより、パンパパペニスは壊れた蛇口の如くだらしなくカウパーを垂れ流していた。その様は、少なくともハムーンにとっては、より一層のご馳走を前に涎を流す美食家のように見えていた。

2015-02-17 13:52:50
剣先するめ @Surumeika_01

「フフフッ……でもこちらのジュニアはもっと続けてほしいそうですが……こんな様子を本物のパンジュニア君が見たらどう思いますかなぁ?」 この言葉に、パンパパも手放しかけていた理性の手綱を今一度強く握りしめる。

2015-02-17 13:53:09
剣先するめ @Surumeika_01

「な、何が望みなのですハムーン、貴方がこのようなことをするからには、どんな事情が……」 「それはね……これですよ!」 器用に上半身をくねらせてパンパパの前に持っていき、強引にその唇を奪った。

2015-02-17 13:53:35
剣先するめ @Surumeika_01

粘膜と粘膜が水分を移動させる湿度の高い音の中に、互いに蓄えた豊かな口髭同士が擦れ合い硬質な音が混ざる。 「やめてくさださい、貴方も知っているでしょう?私には、妻子が……」

2015-02-17 13:53:55
剣先するめ @Surumeika_01

「本当にいいのですか、やめてしまっても?」 亀頭を撫でる動きを止め、今度は指で脈動する裏筋をなぞる。 「知っているんですよ?貴方が本当は……主食ではなく、おかずとこういう行為に及びたかったというのは!」

2015-02-17 13:54:08
剣先するめ @Surumeika_01

主食とおかずの関わり合いは、あくまでも食事に供されるときに協力する程度のものに限られる。それ以上に踏み込んだ、身体を交わらせる関係となることは倫理的に悪と見なされていた。この大会に参加している各チーム……タコスーンとサルサドンたちも、決してそのような関係には至っていまい。

2015-02-17 13:57:21
剣先するめ @Surumeika_01

図星を突かれたのか、パンパパは短い唸り声を零して俯いてしまう。 「ウインナリアンにタマゴドン……貴方は彼らおかずかいじゅうにも、密かに劣情を催していたんでしょう?こうして、いやらしく前を膨らませながら!」

2015-02-17 13:58:03
剣先するめ @Surumeika_01

「待ってください、私は……そんな、そんな不道徳なことは……!」 パンパパの抵抗を受け、陰茎を握りしめるハムーンの手には一層力がこもる。竿の部分にはありありと血管が浮かび上がり、遮られた血流の蠢きが掌全体に伝わってくる。

2015-02-17 13:58:15
剣先するめ @Surumeika_01

「それなのに貴方は!周囲の目ばかりを気にして!主食軍団での出世を、体裁を気にして!表面ばかり幸せな家庭を演じてきたのですよ!!」 蛞蝓が壁を這うかのような責めを見せてきたハムーンの指が、一転してかつてないほどに激しく剛直を扱き上げる。

2015-02-17 13:58:30
剣先するめ @Surumeika_01

「なぜですか!なぜ……自分を騙して、それで、なぜ!」 「あっ、あぁっ!いけませんハムーン、これでは……あぁっ!」 パンパパペニスが大きな痙攣を起こし、直後に白濁を迸らせた。

2015-02-17 13:58:52
剣先するめ @Surumeika_01

パンらしく小麦特有の芳香を放つ精液が、パンパパの年齢を考えればありえないほどの量で亀頭から射出され、浴室の壁を、床を汚していく。

2015-02-17 13:59:00
剣先するめ @Surumeika_01

「はっ……はぁぁっ……」 急速に縮んで下を向いていくペニスから精液の残滓を零しながら、パンパパは身を震わせる。射精に伴う快感の余韻と同時に、ついに快楽に勝てなかった自身への無力感が綯い交ぜとなった心地であった。

2015-02-17 13:59:17
剣先するめ @Surumeika_01

「……パンパパ。貴方の力ならば、私を無理矢理引き離すこともできたはず。貴方は無意識のうちにそれをしなかったのです。……そのことの意味を、どうか考えてみていただきたい」 ハムーンはただそう残して、浴室を後にした。

2015-02-17 13:59:28
剣先するめ @Surumeika_01

ハムーンはあのとき言った。「なぜ」と。「なぜ、最も身近にいたおかずかいじゅうである自分に振り向いてくれなかったのか」……ハムーンの問いかけを反芻するパンパパには、このときまだ、そんなハムーンの真意を汲み取ることはできなかった。

2015-02-17 13:59:45
剣先するめ @Surumeika_01

床に打ち付けられた白濁がパンパパの視界に入る。 先ほどまで自分が陰茎を扱かれた結果だ。それも、心の奥底ではずっと望んでいた、おかずかいじゅうの手によって……。 独り浴室に残されたパンパパは、再び股間に血が集まっていくのを感じた。

2015-02-17 14:00:00
剣先するめ @Surumeika_01

ありがとうございました。

2015-02-17 14:00:45
剣先するめ @Surumeika_01

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2015-02-16 13:34:38