2014年 2月 6日に 開催された「子宮頸がんワクチン定期接種反対 院内集会」で、打出喜義さんが 講演された「厚労省 第7回 副反応検討部会 論点整理について」を 見なおしてます。
2015-10-22 10:31:57厚労省 第6回 予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会 資料 mhlw.go.jp/stf/shingi/000… 厚労省 第7回 予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会 資料 mhlw.go.jp/stf/shingi/000…
2015-02-17 23:04:48打出さん : 大学で 産婦人科に 属しているが、専門は 産科なので、これから 話す 内容は ごくごく 常識的な 話になる。 1月 20日に あった 検討会、そこにある 論点整理について 私なりに 考えたことを 話そうと 思う。
2015-10-22 10:34:12論点 1には 治験が 1 から 3 まで 述べられているが、もとになった 第6回 検討会 資料 11「ガーダシル (4価 HPV ワクチン) に関する米国での安全性モニタリングについての報告」の 元論文を 見てみる。
2015-02-22 19:45:07ガーダシル (4価 HPV ワクチン) に 関する 米国での 安全性モニタリングについての 報告 pic.twitter.com/h5TRnrnFwu
2015-02-17 23:16:37ガーダシル接種後の 相対危険度 (2006年〜2009年) ここでは、観察期間が 日単位になっている。 pic.twitter.com/UigZGX3Tta
2015-02-17 23:19:09しかし 元論文に 掲載された 表を 見ると、週単位であり、なぜ こうした 誤りがあるのか わからない。 pic.twitter.com/QI5HqhF6QM
2015-02-17 23:21:01つまり、資料 11 の 観察期間は わずか 42日であったことが わかる。 pic.twitter.com/eJ4qaAAa3E
2015-02-17 23:30:07論点 3 既知の 自己免疫疾患等として 診断がついている 症例について 知見として 第6回 資料 10と 第7回 資料 3 が 挙げられている。 pic.twitter.com/hUwKj8Mq6Y
2015-02-17 23:35:252製剤の 比較、短期的な 有害事象 ここでも 出典となった 元論文を 見てみる。 pic.twitter.com/qxb7wJS1Pa
2015-02-17 23:39:19"Comparison of the immunogenicity and safety of Cervarix and Gardacil HPV vaccines in healthy women aged 18-45 years" pic.twitter.com/oN17RDXxDi
2015-02-17 23:43:00"Comparative immunogenicity and safety if HPV 16/18 vaccine and HPV 6/11/16/18 vaccine" pic.twitter.com/BoE0dJ5Tzh
2015-02-17 23:45:26どちらの 論文も 同じように、GSK の 社員が 著者として 載せられている。 つまり この 2つの 論文には GSK が 深く 関わっているのだが、問題とは されていない。
2015-02-17 23:48:39接種後 7日間における、局所の 有害事象 ここでは、サーバリックスは 有意に 多い。これは GSK が 関わった 論文だからと 思われる。 pic.twitter.com/6byVGJrfuZ
2015-02-17 23:52:49しかし、接種後 24ヶ月では サーバリックスと ガーダシルの 有害事象に 差は なくなっている。 pic.twitter.com/EVjZ9OndTe
2015-02-17 23:56:55第7回 資料 3 子宮頸がん予防ワクチン接種後の自己免疫疾患等の発症頻度 これは、日本の 現状を 調べたもの。 pic.twitter.com/2QWTw1T082
2015-02-17 23:59:23報告数、接種後 28日以内に 発現しているもの、これでは 短すぎるのではないか。 先ほどの 英論文でも 42日間を とっている。 pic.twitter.com/3Iq4rCiIN2
2015-02-18 00:05:38報告頻度「接種可能のべ人数を 母数としている」これでは 頻度を 低く 推定しまうのではないか。 pic.twitter.com/ROEFMrMgwF
2015-02-18 00:42:54ガーダシル接種後の 運動障害事象 この 表では、初回に 現れたもの、2、3回目の 接種で 障害の 認められたものが のべ人数に 混在することになる。 pic.twitter.com/nNSUTQOcCw
2015-02-18 00:46:32運動障害の 現れたものが 10人、接種時期の 違いで 振り分けたために、のべ人数が 25人ということに なってしまう。 pic.twitter.com/TXeK6jLPwW
2015-02-18 00:50:18推定年間発症頻度、ここでは「全例 報告される」という 仮定と「1ヶ月以内」という 制限が つけられている。 pic.twitter.com/kmjrFeByiW
2015-02-18 00:53:12