150221「ヒストリー・オブ・ジャパン・アーキテクツ」シンポについてのメモ
- makawakami
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青井さん「【建築家】という言葉がさす範囲も変動。70年代前半は例えば林昌二なども建築家と名乗っていた。教育とメディアがその変動の後押しをしたと考えている」「建築史の再考、再読も30年代との違いを際立たせる」
2015-02-21 15:11:12青井さん「最近のメタボリズムや丹下さんへの若手の注目も説明できる。40年ぶりの歴史の書き換え?再考?が求められている」
2015-02-21 15:14:15中谷さん「レジュメはA3一枚です。」「日埜さんも青井さんもクロスポイント/70年代あたりが一筋縄ではいかないと。私はポスト〈日本近代建築〉をクリティカルグリーニズム(批判的緑化主義)と捉えている話をします。」
2015-02-21 15:18:39ジャパンアーキテクツ展のシンポジウム、青井哲人さんのダイヤグラムによる建築家の位置付けが非常にわかりやすい。 #金沢21世紀美術館
2015-02-21 15:19:28中谷さん「近代日本建築史、つまり日本と近代と建築について。ダイアグラムは陰陽。ナショナリズム/アンチグローバリズム↔︎近代世界システム/グローバリズム。陰陽のマークはお互い繋がっている」(ナショナリズム、で合ってるか自信ない)
2015-02-21 15:23:35中谷さん「緑の時代のはじまり。石油危機や公害など激動の時代。72年に《神殿か獄舎か》《手法論》など、70年代に規定されたパラダイムは現在までほとんど変わっていない。
2015-02-21 15:28:59中谷さん「資本世界化、エコエコノミー擬似国家を背景とする」「今まで建築が阻害してた問題に向き合う」「坂本一成の水無瀬の町家、伊東さんの中野本町の家、山本理顕の山川山荘」
2015-02-21 15:36:55中谷さん「伊東さんの台湾のオペラハウス。これは村野さん日生劇場?と思った。現場の人も勉強したって言ってた。」「グリーン建築三要素。芝生に覆われ、建物の姿が見えず、みんな幸せそう」
2015-02-21 15:39:45中谷さん「立衛さんのハウスA、切り花の中で自分の葬式のような幽体離脱感」「三分一さんの犬島、ジョン・ソーンからピラネージに至る廃墟主義」
2015-02-21 15:43:32中谷さん「元建築史家の藤森さん、生贄の建築」ここで霊魂の高さのイメージアンケート、宇宙から1.5メートルまで。「日本人の霊魂の高さ、藤森さんの桜の中の茶室がドンピシャ」
2015-02-21 15:48:09中谷さん「日本人の霊魂の高さは2.5m」
パワポなしレジュメなし長谷川さん「40年前の話をしにいくと娘に言ったら、パパ生きた化石なのねと言われた。二人の話を聞くと正にと思う。難しくてわからない」「藤森さんの建築を〈死〉と一緒に考えるのは初めてで面白いと思う」
2015-02-21 15:51:22長谷川さん「60年代は近代建築は行き着くところまで行き、その先がないような感じでやっていた。それに疑問を感じていた。」「建築を〈我々〉ではなく〈私〉で考える。例えば分離派。モダニズムではなく日本の表現主義の萌芽と思う。」「一人の人間の実存を示すものとしての建築、という捉え方」
2015-02-21 16:00:39長谷川さん「基本的にその表現の媒体として建築の設計でないと建築家というものは成り立たないと思っている。あーきてとビルディングは全く違う。」「クラシカル、生きた化石的かもしれないが」
2015-02-21 16:02:51媒体として建築 → 媒体としての建築
あーきてとビルディング → アーキテクチャーとビルディング
長谷川さん「神殿か獄舎かの丹下批判。丹下さんの建築はこちらの反応を期待しない正に神殿建築。そういうものを戦後の建築家は追いかけていたが違うのではないかと言いたかった」「ゴトウケイジの監獄、残して日本思想史の根源があると言いたかった」
2015-02-21 16:05:35ゴトウケイジ → 後藤慶二