よくわかる? UGSF史 第七回 A.D.2618~2810
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ジオキャリバー:ちなみに"みずいろちゃん"にもその後の物語があったり、封印したはずの発掘兵器が再び目を覚ますという事件があったりしたが、これはまた別の話だ。
2015-02-25 20:48:56ジオキャリバー:それから36年、オペレーションを続け大半の敵対種を重要な星系から殲滅あるいは撤退させたUGSFだったが、月の裏側で確認された異常重力波からUIMSの地球再侵攻を知ることとなる。
2015-02-25 20:50:11ジオキャリバー:UGSFはこれに全力を持って対抗、最新鋭技術"ENDシールド"を採用したブルフィンチ改級強襲母艦を中心とした防衛艦隊を結成、"オペレーション・ブループラネット"を発動した。
2015-02-25 20:50:27ジオキャリバー:このオペレーションでは新戦術"フリート・アサルト戦術"が採用された。 これはUGSF艦隊がUIMS艦隊と接近戦を行う初めての事態であり、UIMSの強固なシールドを破った記念すべき事態っだった。
2015-02-25 20:50:47ジオキャリバー:これを可能としたのが"ENDシールド"、UIMSのシールドと同じ技術のシールドだ。 これをブルフィンチ改級強襲母艦に搭載し、敵のシールドを中和したのだ。
2015-02-25 20:51:05ジオキャリバー:ENDシールドの説明はいくらでもできるのだが......ここで語るにはあまりにも時間が足りない。 気になる時は各自調べてみると中々面白い情報が見つかるかもしれないぞ。
2015-02-25 20:52:55ジオキャリバー:さて、オペレーション・ブループラネットでは航宙機"ジオキャリバー"を中心とする部隊が敵大型母艦"メガマウス"、敵旗艦"コマンダー"を破壊することで決着がついている。
2015-02-25 20:53:12ジオキャリバー:この戦いの後、UGは「脅威は去った。平和は来た」との声明を発表している。 教科書にも載っている有名な言葉だな。
2015-02-25 20:54:13ジオキャリバー:ここまでの約40年でUGSFは第二次D計画並びにE計画、F計画で建造されたほぼすべての艦艇を損失、全戦力の97%を失った。 自由を手にするには、あまりにも大きすぎる代償だったかもしれないな。
2015-02-25 20:56:10ジオキャリバー:しかしながら翌年、UGの復興を大きく助ける技術が実用段階に達する事となる。 恒星間無機物転送エネルギーチューブ"スターライン"の登場だ。
2015-02-25 20:56:24ジオキャリバー:これにより従来の様々な輸送手段はその意義を失い、政治、経済、風俗、その他様々な分野に革新が起こった。
2015-02-25 20:56:36ジオキャリバー:軍事も例外ではなかった。 スターラインにより復興、さらには勢力拡大を遂げたUGを守るため、UGSFは大幅な戦略転換を迫られた。
2015-02-25 20:56:48ジオキャリバー:当時は"パクス・ギャラクシア"と呼ばれる外敵来襲の無い平和な期間が始まり、UGは2700年終わりには母星から半径5000光年という広大な領星系を手にしていた。
2015-02-25 20:57:05ジオキャリバー:この広大な空間をすべて防衛するのは、いくら歴戦のUGSFでも到底不可能なことであった。 そこで拠点の星系に固有の艦隊を配備するという戦略へシフトしたのだ。
2015-02-25 20:57:19ジオキャリバー:さらには艦隊そのものの見直しも行った。 これまで作られてきた艦艇の多くは外宇宙航宙能力がお世辞にも良いとは言えないものだった。
2015-02-25 20:58:07ジオキャリバー:そこで新型の艦による外宇宙戦闘専門の艦隊......言い方を変えれば、"未知の敵"との戦闘を想定した艦隊を新たに設立し、従来の艦艇は改装を施し星系防衛専門の艦隊に配備するという計画、G計画が発令された。
2015-02-25 20:59:52ジオキャリバー:こうして作られたのが外宇宙艦隊こと"UGSFヴァンガードフリート"と星系防衛のための"UGSFリアガードフリート"なのだ。
2015-02-25 21:00:07ジオキャリバー:後の新宇宙秩序戦争ではヴァンガードフリートが主に活躍するから覚えておくと次回の予習にもなるぞ。
2015-02-25 21:00:48ジオキャリバー:さて、こうして復興を遂げ、再び勢力を伸ばした銀河連邦だが、2810年に連邦内で重大な問題が発生した。
2015-02-25 21:01:25ジオキャリバー:超巨大複合企業、ニューコム社がFEDCOMのルートユニットの一つを連邦議会に無断で使用、これを喪失したという事件だ。
2015-02-25 21:01:49ジオキャリバー:"プロジェクト・ビフロスト"と名付けられた実験......ギャラガから鹵獲した跳躍技術"ディメンション・ワープ・ドライブ"の実験中にそれは起こった。
2015-02-25 21:02:02ジオキャリバー:ルート・ユニット・タイプ・イエロー、通称"R.U.T.Y."をジャンピング対象として指定し、実験を行っていたラディウス星系のA51軌道プラントからA50軌道プラントへジャンプしようとした時だ。
2015-02-25 21:02:18ジオキャリバー:突如としてワープ・ジェネレータに異常が発生し、そしてそれが他の機器の異常を連鎖的に引き起こした。
2015-02-25 21:02:53ジオキャリバー:結果としてワープルートの固定ができず、R.U.T.Y.はそのまま未知の惑星"オリウス"に転送されてしまったのだった。
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