《東京電力福島第一原子力発電所の配管や配水管の配置は誰も知らない 再論》

自己ツイートのまとめです。 知らないものを「何とかしろ」と言われても、東電には「何とかする」能力はありません。 と言って、「できません」とも言えません。
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プルト君 @Plutokun_Bot

福島第一原子力発電所の現状は、こんなかんじだよ! pic.twitter.com/XrEO7pyPgz

2015-02-28 20:16:47
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宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

↓ プルトくんbotも含めて、書けるのは 原子炉とその直近の断面図か、 真上から見た大雑把な図、おそらく航空写真で見える範囲の施設を書いた図。 それだけ。 地下の配管とか、排水路とか、全部書き込んだ図は、どこにもない。 知ってる人も、残ってる記録もないから、分からない。

2015-02-28 20:21:33
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

「日本の科学と技術の結集」であるはずの原子力発電所だが、 敷地全体をまとめて把握しようとした形跡がない。 敷地全体の把握は、本来「事業所」である東京電力株式会社の職務だが、 敷地内の個別の作業を下請けにそれぞれ丸投げして、下請けもさらに下請けに丸投げピンはねしてたから。

2015-02-28 20:24:38
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

特に、事故発生前から比較的高線量だった場所 (現在「高線量の現場」と言ってるところに比べると4桁か5桁空間線量が低い場所) の作業現場の施行終了確認に、 東京電力本社の社員は行かなかったから、 実際の「作業後の様子」を東京電力は把握していない。 当時の規制当局もそれを黙認してきた

2015-02-28 20:27:19
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

敷地全体の把握ができなくとも、 過酷事故が発生するまでは、一見何の問題もなく経過してきた。 問題になるのは、福島第一原発の敷地全体を、原子力施設として廃止する時のはずだった。 あと、30年以上先の話のはずだった。 そのころ、現在の東電社員も、規制当局職員も、 職場にはいない。

2015-02-28 20:29:56
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

しかし、過酷事故が発生してしまった。 敷地の中の配管や排水菅が、どこにどのように配置されているか把握できれば、 遮水壁設置や、地下水の遮断など、地中の工事は、ずっと楽だったはずだ。 しかし、配管も配水管も、どこにあるのかわからない。 だから、掘ってみるしかない。

2015-02-28 20:32:50
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

東京電力福島第一原子力発電所の敷地全体で、どこにどのような配管や排水菅があるのか、 東京電力も、日本政府の規制当局も把握していない。 おそらく、1号機関連だけを調べても、把握していないだろう。 この話を私は、事故発生直後から何度か書いてきた。 残念ながら、まだ訂正の必要はない。

2015-02-28 20:38:46
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

なお、配管や配水管の工事を東京電力本社が把握していない、という話は、 実際に東京電力福島第一原子力発電所で、配管の下請け工事をした当事者複数から聞いている。 「あんな線量がある場所に、東電本社の社員がくるわけがない」と彼らは、口々に語ってくれた。 これが「日本の原発の現実」だ。

2015-02-28 20:42:03