異能使い第二式 リプレイ「矢城町怪奇劇」第7話-交錯する想い-

このまとめはエンターブレイン刊行の異能使い第二式のセッションの様子をリプレイ風にまとめた物です。 作中に用語説明等はされていないため、興味がおありの方はWikipediaなどでお調べください。 なお、仲間内のプレイであるため公式NPCの性格等にズレを感じることもあるかと思いますのでご注意ください。 前話:第6話-穿つ刃- http://togetter.com/li/770026 続きを読む
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Fu-ga @Fuga14

瑞星「スキー教室の人手が足りないそうなので手伝いに行ってやってくれぬか?」 アウル「ほう~わかった」 瑞星「頼みましたよ」 スキー教室では ピエロ「え~と、みなさん~班ごとに分かれて、担当の先生の言うことをよく聞いてください~。私は山林スキー担当デース。」

2015-02-14 17:44:06
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ピエロ「なお~2日目には大会を催しマース。優勝者には豪華賞品を用意してマース~頑張ってください~」 田中・陽子・礼希「大会!賞品!!…絶対!勝つ!!( •̀ω•́ )」 律「絶対、賞品はホイップだよ…うん?」 律「風花先輩!」 風花「う、うん。大丈夫(*^_^*) 」

2015-02-14 18:10:56
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律「とりあえず…」 風花「そうだったね~…、んじゃー賞品は私がいただくね」 律「わたしも負けません!」 礼希「バカな(* ̄□ ̄*; 冷蔵庫である、オイラに勝つつもりとは!」 風花・律「異能はダメ!」 礼希「ちぇー」 太田原「では、見本を見せます!」プロ並みに下っていく。

2015-02-14 18:14:37
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ピエロ「お~太田原さーん。それでは誰もついてこれません~まずは~ボーゲンデース( ̄∀ ̄)」そう言うとノロノロ滑っていく。 一同「この落差はいったい…( ・`o・´;;).oO(!!!!!!!?!?!!!?!?) 」 夕飯前 風花は御影を見つけた。 土方は「御影さーん!これは」

2015-02-14 18:17:44
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御影「その角を曲がってお風呂場に置いてきて~」 風花は後ろから硬い雪玉を作って忍び寄る。そして 風花「( ゚`ぺ´)=3」投げつけた。 御影「☆⌒(>。≪) 何するんだい、風花ちゃん」 風花「御影さん!どうして、土方さんが家の間取り知ってるんですか!ヽ(`Д´)ノ」

2015-02-14 18:20:45
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御影「あ~そのことを電話で言ってたのか~いや~ね、少しでも和ませようかと思って'`,、('∀`) '`,、」 御影「ほら、以前、生姜焼きご馳走になったでしょ~?だからさ」 風花「いらないサービスです( `-´ ) 」 御影「これが、最後だけど、今なら間に合うよ?」

2015-02-14 18:23:48
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風花「いまさらですか?私、決めましたから」 御影「そっか…」 土方「御影さ~~~~ん」 御影「さ、行くね」そういうと立ち去っていった。 レストラン アウル「という事情で手伝に来てやった(´-ω-)」 ピエロ「アウルさーん~ご苦労様デース。ということはワタシの命令を聞くとのです」

2015-02-14 18:27:07
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アウル「む?何故、私がお前の言うことを聞かねばならぬ( ` Δ´) 」 ピエロ「いいデースか~ワタシは総合監督デース。つ・ま・り…トップ~~!!お分かりいただけましたか~?」 アウル「むむむむ…わ、わかった。だが、これはお前に屈したわけではないぞ!」 ピエロ「では、これを」

2015-02-14 18:30:31
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三角巾とかっぽう着を着せられる。 ピエロ「≧(´▽`)≦アハハハ 似合ってマース。カレーをよそってください~」 礼希「神様~オイラも手伝うよwオイラ、新しい単語を覚えたんだぜーお米のこと銀シャリって言うんだろう?」 アウル「そうだな…ま、いい」 アウル「2人で協力してやるか」

2015-02-14 18:33:44
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その夜。氷室唯は別件でこの地を訪れていた。 御影「おや~唯ちゃんwどうしたのかな?w」 唯「御影さんには関係ないことです」 御影「まーそう言わないと、協力するよ~」 アウル「こんなところでどうした?」 唯「この辺りで発見された封印の様子を見に来ただけです」 アウル「そうか」

2015-02-17 20:30:23
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雪の道を夜中に歩くふたり。 唯「なぜ付いてきたのですか?」 アウル「なんとなくだ。それに随分、雰囲気が変わったように思えてな」 雪を踏みしめる音だけが響き渡る。 唯「ここです。ここに最初の魂が封印されていた」 アウル「魂?」 唯「ええ。火の姫の魂です。今はものけのからですが」

2015-02-18 23:47:34
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唯「何か宗主様に言われましたか?」 アウル「いや、何も」 唯「私の願いはあのふたつの存在を消すこと」 アウル「そうか…」 唯「戻りましょう」 翌日 ピエロ「いいいですか~ワタシの班は山林の中を滑るコースデース~自信のある人だけついてきてくだサーイ」 田中・陽子「当然行くぜ!」

2015-02-19 13:51:00
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ピエロ「では~これよりは2班に分かれていきマース。ワタシの班と太田原さんの班デース」 ピエロ班…律・風花 太田原班…礼希・田中・陽子 ピエロ「それでは~出発デース\(*`∀´*)/」 軽快に滑っていく太田原班。一方ピエロは超低速でボーゲンで滑っていく。ドンドン差をつけられる。

2015-02-19 17:03:20
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風花「あ、あのさ~律っちゃん」 律「はい」 風花「もしかして、ピエロさん、ほんとに滑れないんじゃ…」 律「デスヨネー」 ピエロ「お~バレてしまいましたかw皆さんには内緒デース( ´▽`) スキーやったことありません!o(≧▽≦)┌θ」 律「じゃー何で今回の件受けたの?」

2015-02-19 17:06:44
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ピエロ「決まってマース!た・の・し・いからデース\(*`∀´*)/」 風花「そこですか…」 しばらく滑っていくと開けた場所に出た。そこは律にとって思い出したくない場所であった。 律「ここは…」 風花「どうかしたの?」 律「実はわたしはここで…この場所で…」 ピエロ「火の姫デスね」

2015-02-19 17:10:46
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律「どうして」 ピエロ「かすかに残ってる魔性の気配デース」 律「うん…ここで大勢の友達を火の姫に殺された。わたしも死ぬところだった」 律は今は何もない雪原を歩いて行く。足跡が残って行く。そして、祈りを捧げた。 律が目を開けると、円が立っていた。そして、神楽を舞う。

2015-02-19 17:14:55
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前回地下室で見たのと同じ舞。鎮魂の舞。律の心を察するかのように。 律「でも、わたしは火の姫を恨んではいないの」 風花「そうだったんだ…」 ピエロ「そろそろ戻りましょう~あw滑ってデース」 その頃太田原班は颯爽とルートを滑っていた。 礼希「風花ねーちゃんたちが来ないよ」

2015-02-19 17:21:13
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太田原「む!飛ばし過ぎましたか。少し休みましょう」 礼希「あーあそこにきつねの親子が\(◎o◎)/!」 陽子がザックからライフルを取り出し組み立てる。 陽子「今夜は狐汁ねー」 礼希「ダメだよ!」銃の前に立ちはだからる。 礼希「母がいなくなったら、子供だけになっちゃう!」

2015-02-19 17:24:27
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そして、しばらくすると今度は鹿の親子が現れた。 陽子「今夜は鹿刺しと鹿鍋ね」再び構える。 礼希「ダメだよ!撃っちゃ」 田中「かわいい~」そう言うと近づいていく。気配を感じて逃げようとする鹿。 礼希「田中に触らせてやろうw」鹿の足を凍らせた。 田中「今だ!!」勢いよく滑って。そして

2015-02-19 17:41:23
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動かない鹿を横目に滑っていき、落ちた。崖下に。 礼希「田中━━━━!!」鹿は逃げていく。駆け寄り崖下を見ると5mほど下に滑落している。そして動かない。急いで迂回路を探して下に降りる。 礼希「田中!大丈夫か!!」 田中「ひ、礼希…だ、大丈夫だよ…でも、足が」 陽子「折れてるわね」

2015-02-19 17:45:12
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田中「鹿が逃げると思って勢いをつけて滑ったら、逃げなかった」 礼希「お、(  ̄0 ̄)ノ オゥ‼ ごめんよ~田中(´;ω;`)」 田中「なんでお前が謝るんだよ…(>㎜<)イタイッ」 陽子は近くから木を持ってきて、ザックから包帯を取り出す。 陽子「少し痛いよ、男の子だから我慢して」

2015-02-19 17:48:20
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足を伸ばして木ではさみ固定していく。気が付くと日が暮れてきている。 太田原「おおーあんなところに洞穴が!あそこで野営しましょう」 一同、洞穴に入る。 陽子「ちょっと出てくる」そう言うと表に。 田中「さ、寒い…((;゚Д゚)ガクガクブルブル」 太田原「こ、これはいかん!」

2015-02-19 17:51:47
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太田原「急いで温めなければ!」そいうと自分の体にオイルを塗り、田中の服を脱がす。 太田原「なんて冷たいんだ━━━━!!おぉ-(o゚Д゚ノ)ノ」そう言うと田中を抱き上げ乾布摩擦。オイルのおかげでいい感じに滑っていく。 太田原「おーーーーーーーーーーーーーー!!」次第に温まってきた。

2015-02-19 19:21:29
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礼希「オイラは何も見てない(/ω\*) ごめん田中」 陽子が薪と雪を持って帰ってきた。慣れた手つきで火をおこし、手鍋で雪を溶かしそこにレーションを湯煎する。出来上がったものを小分けにしみんなに渡す。 陽子「さー食べて(*^_^*)」 礼希「陽子ねーちゃん。すごい!」

2015-02-19 19:40:43
Fu-ga @Fuga14

陽子「これくらいは基本だよ(´∀`*)」 礼希「そ、そうなんだ…w」 太田原が全員を包み込み、眠りにつく。 その頃ホテルでは 御影「あー総監督。太田原さんたちが帰ってきてないですよ」 ピエロ「お~大変です!ワタシは温泉に入らなくてはならないので、探してきてください」

2015-02-19 19:47:53