すごーい話が山ほど書いてあるヤバイ本。 pic.twitter.com/ODdAgfnRl2
2015-03-02 20:29:35翻訳出ないのかな? すでに奥田さんあたりがやってる? pic.twitter.com/KD4tQFyhc0
2015-03-02 20:30:25ザ・バンドの「ステージ・フライト」のミックスは、ロビー・ロバートソンは録りをやったトッド・ラングレンにそのままやらせたかったが、レヴォン・ヘルムはグリン・ジョンズにやらせたいと言って、二人に競わせることになった。で、トッドがマルチを持って、ロンドンに飛んだ。
2015-03-02 20:33:22ロンドンで、トッドとグリン・ジョンズが並行して、ミックスを進める。トッドがミックス終わったマルチがグリン・ジョンズに送られてくる。彼はアイランド・スタジオでそれをミックスした。マルチは16トラックで、彼は初めて16トラックのミックスをした。
2015-03-02 20:36:15結局、トッドとグリン・ジョンズは一度も会わなかった。メンバーも誰もスタジオにはやって来ない。ミックスについての指示も何もない。そんな仕事は初めてだった。グリン・ジョンズはトッドのミックスと自分のミックスはたぶん、半々ぐらいで使われるのだろう、と思っていた。
2015-03-02 20:43:06全部、郵送だったそうですよ。QT @discusao マイヤーズのトッド本だと、トッドがマスターを持って英国に渡り、2セットの(自分とジョンズの)ミックスを持ってバンドの元に戻った、という記述なので「会ってない」という記述は驚くなぁ RT @kentarotakahash
2015-03-02 21:13:29@kentarotakahash コンペだったのは知ってましたが、複数曲トッドのミックスが使われたと思ってました。リヴォンはトッドのことが大嫌いで、トッドにはかなり暴力的に振る舞ったらしい。
2015-03-02 21:26:17オリジナルLPのクレジットは全曲グリン・ジョンズだったと思いましたが、混じってるみたいですね。QT @oshironatto @kentarotakahash コンペだったのは知ってましたが、複数曲トッドのミックスが使われたと思ってました。リヴォンはトッドのことが大嫌いで〜
2015-03-02 21:43:54グリン.ジョンズは自分の方が多く使われたと考えているようだ。トッド本では、ロビー・ロバートソンが同じことを言っている。でも、本当だろうか? あらためて、自分の耳で確かめてみることにする。
2015-03-02 21:50:13僕の判定。M1、ストロベリー・ワインはトッド。M2、スリーピングはグリン。M3、タイム・トゥ・キル、M4、ジャスト・アナザー・ホィッスル・ストップはトッド。M5、オール・ラ・グローリー、M6、ザ・シェイプ・アイム・インはグリン。
2015-03-02 21:54:57M7、WSウォルコット・メディスン・ショー、M8、ダニエル・アンド・ザ・セイクリッド・ハープ、M9、ステージ・フライトはトッド。M10、ザ・ルーマーはグリン。たぶん、これで合ってる。
2015-03-02 21:58:10ということは、トッド6曲、グリン4曲。でも、トッドもグリンも上がったLPをよく聞いていなくて、分かってないんじゃないだろうか?
2015-03-02 21:59:57ちなみに、さっきのはオリジナルLPと同じマスター使用だとされる、2004年の日本盤紙ジャケCDでの判断です。
2015-03-02 22:07:20その2004年の日本盤紙ジャケCDの宇田さんのライナーノーツによると、1990年に出た米盤CDは全曲、グリン・ジョンズ・ミックスだという。本当かな?
2015-03-02 22:13:34しかし、いずれにしろ、ザ・バンドの『ステージ・フライト』はあんまり音良くないよね。何か位相が悪い感じで。セカンドや『カフーツ』に比べると、かなり落ちる。アルバムの内容含め、魔術的な仕上がりなのはセカンド。
2015-03-02 22:22:59ステレオ・サウンドの最新号では、そのザ・バンドのセカンドについて、考察しています。たぶん、これまで誰も書いたことがないようなザ・バンドについての文章になっているはず。 pic.twitter.com/a2o2vQNrlZ
2015-03-02 22:27:10@kentarotakahash いや、ホントそうです。あのモコモコ感はリマスターでずいぶんと変わったモノになった。まあそのモコモコがグリン・ジョンズなんですが。
2015-03-02 22:31:25いや〜、僕はトッドの録りが駄目なんだと思いますよ。QT @oshironatto @kentarotakahash いや、ホントそうです。あのモコモコ感はリマスターでずいぶんと変わったモノになった。まあそのモコモコがグリン・ジョンズなんですが。
2015-03-02 22:46:35グリン・ジョンズも、これが逆の立場だったら、とトッドに同情しています。QT @discusao ウマの合わないバンドの煮詰まった状態で録音に付き合わされた上、グリン・ジョンズを連れてこられて両天秤にかけられてるわけで、嫌な体験だったと思うのも致し方ないと思い直しました。
2015-03-02 22:57:24しかし、グリン・ジョンズも『ゲット・バック・アルバム』〜『レット・イット・ビー』をめぐるフィル・スペクターとの一件とか、そういうことに巻き込まれやすい人だよね。
2015-03-02 22:59:10巻末ディスコグラフィー見ても、60年代後半から70年代初頭までは、恐ろしい数の名盤が並ぶが、70年代後半以後は地味になっていく。80年代、90年代はもうあまり仕事していない。そういう意味では、過去の人になるのも早かった印象が強まった。
2015-03-03 08:13:06トム・ダウドなどにしてもそうだけれど、機材の進歩についていけず、途中から、この音どうなの?って仕事が増えていくのは、エンジニアの宿命なのかもしれない。70年代半ばにロブ・フラボーニみたいな人が出てくると、トム・ダウドやグリン・ジョンズは完全にお株を奪われた感。
2015-03-03 08:17:40