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NOeSIS作者による『怖い話とお化け屋敷に関して』

小説化・漫画化・ドラマCD化もされたフリーゲーム 『NOeSIS -嘘を吐いた記憶の物語-』 『NOeSIS02 -羽化-』 作者のcutlass先生による、『怖い話とお化け屋敷に関して』のツイートをまとめした。
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cutlass@NOeSIS開発中 @cutlass_charcot

『怖い話とお暴け屋敷に関して』最近お化け屋敷にハマってきたので、自分なりの「こここうすると怖いよ~」ってのを纏めてみたいと思います。怖い話を怖く話すというのは、本当にテクニックいりますよね。怖い話には話術の基礎がすべて詰まってると思うので、どうすれば怖くなるかをお話しできればなと

2015-03-02 12:09:28
cutlass@NOeSIS開発中 @cutlass_charcot

『怖い話を極めるためには、お化け屋敷が必要』です。人には怖がる条件があります。話術でそのスイッチを押すのが怖い話、大がかりな仕掛けを用いるものがお化け屋敷です。どちらもだいたい、一緒のことを行います。条件的には、暗い、静か、ゆっくり、生暖かい、視覚を前方に集中させる、です

2015-03-02 12:12:29
cutlass@NOeSIS開発中 @cutlass_charcot

お化け屋敷に入ったときのことを想像してください。まず暗いです。前がよく見えないので、ゆっくりとしか進めません。空調は冷たくも暑くもない、温かくてリラックスできる温度。そして耳が痛いほど静か。全神経を張り巡らしながら一歩ずつ進むと、薄暗がりの中からぼんやりと死体が現れてくるでしょう

2015-03-02 12:18:35
cutlass@NOeSIS開発中 @cutlass_charcot

ああ、作り物の死体か。よくできてるな~、あ、頭の上には生首が吊ってあるn――のところで真横から煙がぶしゃー。すぐさま後方の棺桶が勢いよく開き、『ウンゴロゴロボェエエエエ!!』と叫びながらゾンビが迫ってくる……。というのが基本的なお化け屋敷の仕掛けです。怖がらせ方です

2015-03-02 12:21:50
cutlass@NOeSIS開発中 @cutlass_charcot

気がつきました? お化け屋敷というのは、実は一方通行なのです。まず注意を惹きつけるモノを前方に置き、横から音を出し、最後に後ろから追いかける。この順番が逆だと、人は怖がりません。効率よく人を前方に送り出さなければならない、という経営上の都合もありますが、怖いメカニズムの基本です

2015-03-02 12:28:43
cutlass@NOeSIS開発中 @cutlass_charcot

ではこのお化け屋敷の基本を、怖い話に応用するとどうなるか考えてみましょう。基本は前、横、後ろの順に注意を引きつける、ですよ! じゃあ、やってみましょう!

2015-03-02 12:35:55
cutlass@NOeSIS開発中 @cutlass_charcot

学校帰りの小道は、しんと静まりかえっていた。人がようやく通れるような家々の隙間に、縫うような小道が作られている。私は身体をちぢ込ませ、その道を歩いていた。薄暗く湿っていて、ときおりヤブ蚊が耳元を横切る。不快な道だが、大通りは工事中でここを通るしかないのだ。

2015-03-02 12:41:17
cutlass@NOeSIS開発中 @cutlass_charcot

と、私は狭い小道の奥に、何かが横たわっているのに気付く。ヤブ蚊が羽を震わせ、それに群がっている。近づくと、それは首のない猫の死体だった。『キィ…』驚く暇もなく、足元から金属を擦る物音が響いた。キィ…ギ…ギギギ…。恐る恐る、視線を降ろす。マンホールの蓋が開いていて、中から無数の目が

2015-03-02 12:53:14
cutlass@NOeSIS開発中 @cutlass_charcot

みたいなのが、怖い話への応用になります。話し方もこれと同じで、前に何かあるぞ~。見えない? もっと遠く、ほら、そこの電信柱の影。え? まだ見えない? もっと近づいて。ほら、そこそこ! 見てもっと、近づいて。あ……、何か聞こえない? そこの、あ、動いた……。(背中から)――わっ!!

2015-03-02 12:58:56
cutlass@NOeSIS開発中 @cutlass_charcot

って感じでやると、大抵口聞いてくれなくなるくらい驚かせます。物語の意外な結末~とかも、だいたいが怖い話と同じ持って行き方だと勝手に思ってるので、前・横・後ろ、を忘れずに実践すれば勝手にそう呼ばれるんじゃないかな。何事も基本と応用だね!

2015-03-02 13:03:51

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