ミステリーという視点から見るミルキィホームズ
ミルキィホームズ、怪盗帝国、G4の配置っていうのは、アニメとかで探偵をヒロインにおく上では、理想的な配置なんじゃないか?と思ってる
2010-12-14 19:42:11あかりさんが語ってる解釈の要旨。アニメ版ミルキィホームズは、日本のミステリー史をなぞってるよ!アニメの続きをみれば、日本のミステリーの未来がわかるよ!
2010-12-14 19:44:05本来は読者側であるはずのミルキィホームズをヒロインに置いたことで必要となったこちら側の視点がG4(のこころちゃん以外)。こころちゃんは、ミルキィホームズとこちら側(視聴者)を繋ぐために、ミルキィホームズ(ヒロイン)とG4(視聴者)の中間に位置している。
2010-12-14 19:46:04@akari_tree ホームズのアニメ版だけなら、『探偵の神性』という一つの概念だけで、3グループの説明がつきそうだな。警察も、怪盗も、実は探偵に対するただの対立概念にすぎない(次につづく
2010-12-14 19:46:45ミルキィホームズがトイズを失うのは、探偵の中から神性が失われるということのメタファー。つまり、アニメ版はミステリーにおける探偵の神性の喪失→回復を描いている。
2010-12-14 19:48:35@akari_tree 警察は、探偵と異なり、神性を持たない。時代劇の3人は、元のモデルは、あくまで普通の人間。そして、明智こころは、そもそもは探偵に属していたが、金田一少年など後の作品によって神性を剥奪され、堕とされた。だから、探偵を嫌う(つづく
2010-12-14 19:51:03なんかぱっと見わたし言ってることが混乱して見えるのは、いくつかのメタ段階において考察してるのを、はっきり言わずに一緒にしcひゃってるからですね、たぶん。
2010-12-14 19:51:07怪盗帝国は、ミルキィホームズとG4という、読者側が明かすべき謎=ミステリとして設定されている。だから、トイズを失わない。
2010-12-14 19:51:08あと、ミルキィホームズがトイズを失うというのは、探偵の神性の喪失のわかりやすいメタファーかなぁ。クイーンとかがやってきたことを、非常にわかりやすく描いてはいると思う
2010-12-14 19:53:11@akari_tree 怪盗は、半分ずつ。時代劇組は、本来神性を持たない普通人だったが、のちの世間の評価によって神性を持つに至ったもの。残り二人は、探偵に対立するものとして生み出された。(つづく
2010-12-14 19:56:05トイズを喪失したミルキィーホームズ(=探偵が神性を喪失した探偵小説)は、その後いかにしてトイズを取り戻して栄光の日々を取り戻すか?(ミステリー史の中において、いかなる方法で探偵小説は復権を取り戻すか?)
2010-12-14 19:56:13@akari_tree ただ、アルセーヌ様は、原作的に、二十面相と違って、じつは探偵の側にも属する二重性をもっている。(140)だから、ホームズたちに対して優しくもある(おわり
2010-12-14 19:56:58神性の喪失という切り口だと、昔話とかの、天女降臨譚(でよかったっけ?)との相似性が見られると思う。トイズという羽衣を失うことで、人間=G4と同じ場所に降りてきた、という解釈。これはまさしくミステリの構図じゃないかと。
2010-12-14 19:57:34@ub7637 アルセーヌ様とシャロは原作的にすごく対象にかかれてるけど、20と小衣ちゃんがまるで無関係なのが気になるんですよね……。
2010-12-14 19:59:52これ(http://j.mp/eTkguS)が分かりやすいし、面白い。というか、わたしが1話ごとに解釈し始めたのは、これの影響です。
2010-12-14 20:01:02羽衣=天界の象徴=トイズ=探偵の特権=推理を失っているから、ミルキィホームズは推理をしない。G4もただの人間であるから、推理をしない。
2010-12-14 20:01:38探偵に対して、G4は、神性をもたない普通の人間(時代劇3人)、もしくは、人間に堕とされてしまったもの(明智)。怪盗は、神性をもちながら探偵になれなかったもの。探偵の対立概念として生みだされた(アルセーヌ様、20)、もしくは普通の人間が神性を獲得してしまった(時代劇2人)
2010-12-14 20:03:42