ガサラキ思い出話

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で、ちょっと話を頭に戻すと、ガサラキでは最初に簡単な要素を野崎さんと相談して高橋監督（以降、なじまないので良輔さん）が書き起こしてきて、それを野崎さんが各話毎の箱書きにしていきました。箱書きってのは各話内のイベントを短く並べた物。で、それを担当脚本家がシナリオに起こすという流れ。

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ガサラキは野崎透さん以外に竹田裕一郎さんと小中千昭さんが脚本家で参加してました。竹田さんは物語進行にアクション描写を織り交ぜるのが秀逸で、#7「帰還」の輸送機からTAを牽引して敵戦闘機を撃墜する下りは見事でした。

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小中さんは作品の持つ「不穏な気配」をピックアップするのに長けてました。ガサラキ#9「御蔵」で封鎖される豪和市の異状。乗り込んでくる検事の脇坂や、インサートされる老夫婦の会話「TVじゃ何も言わんか」はぞくっとさせられました。

人工太陽に灼かれがちなモアイ @EMBsince1982

TLも眺めずに呟くならば『ガサラキ』の三段組シナリオは、それがシナリオデビューでもあった野崎さんが、手探りで編み出した方法論だったとか。

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@EMBsince1982 野崎さんが開発した三段組み初稿シナリオ、イメージは「ER」に代表される海外TVドラマのエピソード同時進行のアニメ表現への落とし込みだったようです。そんなところも野心的な挑戦でした。

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とか書きながら、実は自宅でデバック中なのでそっちに戻ります。何か思い出したら又続けますか。読む人いるか判らないけど。