フェンダーローズスーツケースに真空管アンプ時代があったのかな?

世間でUSA Fenderが入手困難になった時期でもプロ向けレンタルショップでエンジニアをしていたけれど見たことない。トランジスタパワーアンプだったし。
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フェンダーローズスーツケースに真空管アンプ時代があったのかな?世間でUSA Fenderが入手困難になった時期でもプロ向けレンタルショップでエンジニアをしていたけれど見たことない。トランジスタパワーアンプだったし。
https://twitter.com/MAROCKs/status/313500985559494657

Nicholai MARO @MAROCKs

プリアンプ部は、①トランジスタだけで構成、のタイプから、②OPアンプを使用しているタイプ、までいじったけれど。鍵盤部とパワードスピーカー部の接続は、パワードスピーカー部から出ているケーブル(取り外せない)を鍵盤部に接続するタイプが古いタイプで…(続く)

2013-03-18 13:08:55
Nicholai MARO @MAROCKs

5pin のSwitch Craft社製CANNONコネクタケーブル(上下とも取り外し可能。時々この接続ケーブルをなくす人がいる。(^_^))で接続するタイプが新しい方で。 まあ、細かな部分はさておき、大きく二種あり。(Roland製ローズについては述べてない)

2013-03-18 13:10:57
Nicholai MARO @MAROCKs

それはさておき、手島さんのツイートに引っかかったのは「ローズのスーツケースについているアンプはフェンダーへツインリバーブなのだそうだが…」の部分。Fender Reverbはプリもパワーもフル真空管だから。

2013-03-18 13:14:30
Nicholai MARO @MAROCKs

Fender Twin Reverb はプリもパワーもフル真空管。アキュトロニクス製リバーブUNITのドライブ段とパワー位相反転ドライブ段が12AT7 、ビブラート発信部が12AX7(12AX7Aや7025差替可能)、他のプリ部が7025 × 4本、パワー管は6L6GC × 4

2013-03-18 13:18:46
Nicholai MARO @MAROCKs

12AX7Aは12AX7のローノイズ版、7025は12AX7の高信頼管、12AX7のヨーロッパ名はECC83 まあ大体、ギターアンプを慣らしてる環境ってAUDIO的には「ノイズだらけ」な環境だから、「鳴れば良いです!」なら12AX7を7025の代りに挿しても音はきちんと出ます。

2013-03-18 13:22:19
Nicholai MARO @MAROCKs

「燃える事はありません!」

2013-03-18 13:22:34
Nicholai MARO @MAROCKs

Fender Twin Reverbのビブラートって実はトレモロで。何故なら周波数変調ではなく振幅変調=音量の変化だから。リオフェンダーさんはストラトキャスターでも似た事をしてて。シンクロナイズドトレモロって呼ばれてるけれど、あれは周波数変調≠音量変化。ビブラートが正しい。 

2013-03-18 13:27:46
Nicholai MARO @MAROCKs

まぁTwin Reverbのビブラート回路のCとRの時定数で「ミクロで見れば位相変調してる とはいえる。位相変化は周波数変化と聞こえる部分もある。でもその変化より音量変化の方が圧倒的に大きいから。

2013-03-18 13:29:49
Nicholai MARO @MAROCKs

ローズスーツケースのトレモロは仕組みはTwin Reverbのビブラートが二つついているのと同等で、しかもそれぞれが180度反転しているので、必ず二つのパワーアンプのどちらかが鳴っていて「パンニング効果」が得られてる。

2013-03-18 13:33:16
Nicholai MARO @MAROCKs

スーツケースのスピーカーは前面側に二個、演奏者側に二個、計四個ある。二個をパラレル配線で一台のパワーアンプに繋いでる。スピーカーの大きさは12inch(30cm) 抵抗値は版によって異なるけれど8Ωが多い。8ΩのものはTwin Reverbのスピーカーと共通パーツ。

2013-03-18 13:36:54
Nicholai MARO @MAROCKs

しかし、ローズスーツケースに真空管のバージョンがあったのかねぇ…。(僕は知らない。見た事も無い。だからといって「無い!」とは言わない。) (山野の菅原さんなら御存知でしょうね。)

2013-03-18 13:39:03