渡邊芳之先生ynabe39の「犯罪を犯させない強制力がこれだけ強い効果を及ぼしている社会で「自分も明日は犯罪者になるかもしれない」という古典的なイマジネーションを持つのはけっこう難しいのではないか。」
千の風になって。
北海道帯広市 · twilog.org/ynabe39
渡邊 芳之(わたなべ よしゆき、1962年4月22日 - )は日本の心理学者。帯広畜産大学人間科学研究部門(人文社会・体育学分野)教授。博士(心理学・東京国際大学)。 佐藤達哉、尾見康博との共同研究を中心に心理学論、心理学史、人格心理学や血液型性格分類の批判的検討などの分野に論文・著作を持つ。趣味はレコード蒐集。
http://ja.wikipedia.org/wiki/渡邊芳之
渡邊 芳之 -帯広畜産大学-
http://www.obihiro.ac.jp/ichiran/watanabe_yoshiyuki.html
犯罪を犯させない強制力がこれだけ強い効果を及ぼしている社会で「自分も明日は犯罪者になるかもしれない」という古典的なイマジネーションを持つのはけっこう難しいのではないか。
2015-03-09 05:57:25@ynabe39 「種」とか「型」くらいが適切でしょう。ABO血液型だって、「型」だから優劣関係が感じられないが、戦犯分類のように「級」だったら、AがBより優秀だとか言い出す人が出てくるでしょう。
2015-03-09 06:01:44社会経済的に恵まれていて(その人たちの持つ世界観的には)犯罪に手を染める可能性の低い人ほど「自分も明日は犯罪者になるかもしれない」というイマジネーションを持っている、あるいは表明しているという皮肉。
2015-03-09 06:02:56@ynabe39 「自分もいつか犯罪者になるかもしれない」と言っただけで犯罪者扱いされかねないので、そういう気持ちを持った人が、誰にも相談できなかったり、「そういう人」が集まる場所に隔離されてしまう状況があるのかな、と思います。
2015-03-09 06:07:11「凶悪犯罪に手を染めることの利得が究極まで小さくなって、じっさい凶悪犯罪が史上最低まで激減している社会」で、それでもなお凶悪犯罪を犯す人に対しては「異常」のイメージが帰属されやすくなり、共感や同情の対象にはなりにくくなるのは自然といえば自然な心の働き。
2015-03-09 06:09:45いずれにしても議論は「いまの日本は歴史的に見ても比較文化的に見ても稀有なほど凶悪犯罪の少ない社会である」というところからスタートしないと。
2015-03-09 06:12:31神奈川県警は、3人の取調べを録音録画しているとのこと。県警幹部が「少年は誘導されやすいので、供述の過程を証拠として残すことが大切」と。時代は動いている →ずれる供述、遠い解明 場当たり的犯行か 川崎・中1殺害 - 朝日新聞デジタル asahi.com/articles/DA3S1…
2015-03-09 06:12:47いまの日本で犯罪やその処罰について考えるときには「自分も明日は犯罪者になるかもしれない」というイマジネーションが「当たり前」ではない社会になっている、というのは意識しないといけないと思う。
2015-03-09 06:20:17