吉田誠治さんによるパースについての話

まとめました
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Issei.N @not_nom3

@yoshida_seiji 独学で描いてた分、自分のやり方は大丈夫なのか不安で他の人はどうしてるのか基準を知りたかったという下心もあったので負担を増やしてしまい申し訳ないですorz 丁寧に、また気さくに教えて頂けて何度お礼を言っても足りません。 暖かいお言葉に重ねて感謝します。

2015-03-06 00:08:01
吉田誠治 @yoshida_seiji

漫画の場合は自分で構図を決められるので消失点は画面の外に逃せば良かったり、アニメの場合は勢い重視でパースは不自然じゃなければ良かったりするので、それぞれの立場ごとに意見が変わってくるのは当然ですね。

2015-03-05 23:53:37
吉田誠治 @yoshida_seiji

ああ、もしかして「二点透視は人間の見えている図像とは違う(ただし写真などにおいては成立する)」というところから説明しないといけないのかな。

2015-03-09 21:34:46
吉田誠治 @yoshida_seiji

ものすごく簡略化された「人間の目に見えているもの」と「一般的な透視図法」の違い。駅のホームに立って、通過する電車を眺めていると実感できると思います。非常にざっくりとした説明なので、厳密なことは専門書を参照してください。 pic.twitter.com/FlJJTp2445

2015-03-09 23:20:01
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吉田誠治 @yoshida_seiji

とにかくどちらかが間違いというわけではなくて、どちらも正解で、同時にどちらも万能ではないということ。なので描く絵の用途に合わせて、自分がいいと思うパースを選んで下さい。不自然に見えなければそれで十分ですし、不自然さを理論的に修正できるのがパースだというだけのことです。

2015-03-09 23:28:20
吉田誠治 @yoshida_seiji

僕の立体把握能力は、友達がいなかった幼少期に、保育園や学童保育所の先生から心配されながら、一人黙々と紙で車や電車やテレビセットなんかを作って遊んでいたおかげで鍛えられたんだと思うよ。

2015-03-10 01:33:34
吉田誠治 @yoshida_seiji

確かに、「どう見えているのか(=どういう情報が脳に伝達されているのか)」と、「どう感じるか(=送られてきた情報を脳がどう処理しているか)」は違いますね。曲線として見えていても、脳はそれを直線として理解するわけで。でもそこの説明はさらに難しいし、もはや「考えるな、感じろ」の世界。

2015-03-10 12:43:14
584@やっていくしかないですね @584gorilla

@yoshida_seiji 中心視野と周辺視野とか、視覚の仕組みに興味が湧くとずいぶん世界が変わりますよね。

2015-03-10 12:44:27
吉田誠治 @yoshida_seiji

@khshrtsplus そう、興味を持って自分で調べて、いろいろ知ってもらえるととても嬉しいんですが。パースは怖くないよ!ってことが言いたいのに、なかなか難しいですね……。

2015-03-10 12:45:53

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