渡邊芳之先生ynabe39の「確率的には非常に低いリスクを防ぐために多大なコストをかけていることというのは意外にたくさんある。」
千の風になって。
北海道帯広市 · twilog.org/ynabe39
渡邊 芳之(わたなべ よしゆき、1962年4月22日 - )は日本の心理学者。帯広畜産大学人間科学研究部門(人文社会・体育学分野)教授。博士(心理学・東京国際大学)。 佐藤達哉、尾見康博との共同研究を中心に心理学論、心理学史、人格心理学や血液型性格分類の批判的検討などの分野に論文・著作を持つ。趣味はレコード蒐集。
http://ja.wikipedia.org/wiki/渡邊芳之
渡邊 芳之 -帯広畜産大学-
http://www.obihiro.ac.jp/ichiran/watanabe_yoshiyuki.html
自分や自分の子どもが「不審者」に殺されるリスクは自分が自分の子どもを殺したり自分が子どもに殺されたりするリスクよりずっと小さい。しかし「不審者対策などやめて家族の殺し合い対策をしろ」という人は私くらいしかいない。
2015-03-12 07:24:14事故などでも,飛行機の事故で死ぬ確率というのは交通事故で死ぬ確率よりはるかに低いが,いざ飛行機事故が起きた時にはその結果が著しく悲惨なので,リスクが過大に認知されるという。
2015-03-12 07:26:34リスク対策というのは多くの場合政府や行政によって主導されるので,科学的な妥当性より主観的な妥当性,つまり民意が尊重されたり利用されたりする。
2015-03-12 07:27:46@ynabe39 リスクの目標水準を下げるだけでなく、責任回避のためのポーズを取ることがあるので、必ずしも、前者のリスク評価のみが問題では、ない、と云うことに留意する必要があります。人が死ぬ、という被害者のリスクと、責任追求という責任者側のリスクは、分けて考える方がクリアかと。
2015-03-12 07:43:14@ynabe39 山と海川での事故を比較すると、圧倒的に海川のほうが致死率が高いにも係わらず、山のほうがリスクが高いかのように取り扱われるのは興味深いですね。おそらく、生還率が上がることで、メディアに消費されやすい物語が生まれるからでしょう。
2015-03-12 08:55:39@ynabe39 家族に殺されるより不審者に殺される方が深刻で残酷だと思われるのは、前者のような境遇に至るような人生はもともと相当に不幸なもので、後者はそれまで幸福だった人生が一瞬で失われるからという、ある意味勝手な憶測に基づく価値判断があるんじゃないかと思ってます。
2015-03-12 10:17:47