AHS尾形社長の「人類皆クリエイター」論

tomo(AHS) @tomo_ahs

昔声楽を勉強していて、一応オペラに出させていただいたこともあるのですが、ある理由で舞台に出るのはやめました。それは、自分の出ている舞台で感動して感極まってしまうからです。これは仕事としてはやっていけないなと。ピアノでもそうなので演奏家としては多分ダメなんですね。

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自分のメインは一応作曲ではあるのですが、この音を理論的かつ感情的に積み上げていく表現方法は自分には合ってるのかもとは言い訳程度に自分に言い聞かせています。

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頭の中で考えたこと、思いついたことなどを誰しもがなんらかの方法で誰かに伝えています。それが表現でありアウトプットであります。一番多い手段は会話と文章。私は人間は総て表現者、創作者、クリエイターであると考えてます。

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我々が生まれてからずっと行っている言葉や文字によるコミュニケーション、表現を日常使うのは至極当然のことです。学校でもまずそれをやりますし。しかし言語が違うとそこは伝えることは難しくなりますよね。

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慣れている言葉による表現が多いのは当然ですが、別に絵や作曲や演奏など、表現手段というものはたくさんあると思うわけです。そしてその手段は昔はペンとかしかなかったのが、いまはコンピューターというものを介して「楽」になってきています。

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コンピューターは道具です。ドライバーやはさみと同じ、人間が単体ではできないことを助けてくれる、便利にしてくれる道具です。コンピューターはできることが多いので道具というと「？」という方もおられるのですが、物理的な道具では例えば十徳ナイフ的な。

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私は音楽も絵もかじりましたが、コンピューターに出会い表現の幅が格段に広がりました。私、そしてAHSの目標の一つは、コンピューターを介せば今までできなかったことができるようになる、苦労しなくてもいろんな表現ができることをお手伝いすることなんです。

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自動作曲とか自動演奏とか勝手に動画ができたりとかそういうのを作ると「邪道だ」っていわれることが多いです。でも私はしなくてよい手間はかけなくてよいと思っています。だって面倒くさいし。単に書きにくいペンを書きやすいペンにした、程度の認識です。

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道具はどんどん進化します。楽器だって進化してきました。今はコンピューターを中心としたネットワークがどんどん進化しています。私は誰もが「やりたい表現手段」を手に入れられる世界を目指したいのです。楽器が弾けない、理論がわからない、といって音楽から離れる時代はとっくに終わりましたから。

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※一生懸命日々努力している演奏家や所謂様々な芸術家を否定することではありません・・・そこを突き詰める、というのも大変素晴らしく、すごいことだと思っています。自分も最高のピアノやオルガン弾きたいと思いますし、歌いたいと思ってますからね。

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なんか調子に乗って珍しくいろいろ書いちゃいましたが、いいたいことは「人類皆クリエイター」です。創り出さないと生きていけない動物なんですよ。我々は。