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福島の高校生、被曝線量調べた 国内外と比較、仏で発表へ - 朝日新聞デジasahi.com/articles/DA3S1… 福島市0・86ミリ、二本松市0・97ミリ、いわき市0・69ミリなど、県外は0・55~0・87ミリ(岐阜県恵那市0・87ミリ、横浜市0・59ミリなど
2015-03-21 19:46:46「恵那」ってあの恵那? 自然放射線の量:rcwww.kek.jp/kurasi/page-41… 宇宙線込みで0.12μGy/hとか 「個人線量計」ってやつが何MeVまで見てるか判んないけど 0.3〜3Mevぐらいとすると0.14μSv/hとか? pic.twitter.com/H2jfHQeFCX
2015-03-21 20:06:08「神奈川は元々低い」けど横浜は若干高め。福島の中通も元々低い。まあ、さっきの絵で薄い青?0.07μGy/hと思っておくか。で、いわきはちょっと黄色も?だから0.08ぐらいとか。まあ例の年0.54mSvより高目なんだけど機種も測定条件もよく判らないし、とりあえず揃えてみる。
2015-03-21 20:17:28あと、高校生とか教員ってことなので体格は「成人」と思って、この間の支援チームの資料とかからすると0.65倍に遮へいぐらいかもだけど、女生徒もいるんじゃないか?とか思ったりして、まあ、大雑把に0.7倍に遮へいされてた、、と仮定。して補正する。
2015-03-21 20:19:39線量計のエネルギー依存性とか感度特性とかが判らないのでやむを得ず、年間で言って0.2mSv前後は引き過ぎちゃってるんじゃないか?とは思うものの、とりあえず横並びで追加被ばくを計算すると、福島市、二本松市で年間追加0.5〜0.6mSv。 pic.twitter.com/gyXVr8zatl
2015-03-21 20:30:17まあ2011年、2012年の小、中学生のガラスバッジの水準と比べて ・減衰、除染が進んでいること、 ・学校って多分除染されてる空間でしかもビルだったりするので、そこに長時間居る高校生や教員は比較的防護されてること、 ・0.2引き過ぎ? とかを考え合わせればこんな感じかもしれない
2015-03-21 20:35:20で、(私に)過小評価があると疑われつつも高校生の中央値は追加1mSvを切ってきてはいる感じなんだけど、家、通学、学校という周辺環境はというと恐らくまだ中央値で追加1mSv以上かな?と。屋内補正計数は線量域とか集団によるのでここでも適当 pic.twitter.com/x26CbQci7F
2015-03-21 20:45:18なんだけど、従来のガラスバッジデータからの類推から恐らくこれより小さくはないだろう、というので取りあえず計算してみた結果。つまりここまでに2重に私は(やむを得ず)過小しているので、大雑把に言うと、学生の生活圏の中央値は福島市で追加1.5mSv、二本松で1.8mSvとかかな?ぐらい
2015-03-21 20:49:49とはいえ、そう補正するだけの数値は持ってないので取りあえずExcelのまま計算を進めると、福島市や二本松市の高校生の生活圏域で、中央値で言って(追加)表面汚染は4〜5万Bq/m2という水準(恐らく、その1.5倍まではあり得る感じ) pic.twitter.com/XN3LBDigLp
2015-03-21 20:54:16これはまあ勿論高いんだけど、2011年6月換算の文科省一次調査市内平均に比べれば、残存率13〜19%で「随分減ったんだな」「けど、減ってこれか、、」とか、そういう感じ。 pic.twitter.com/fYBprkmtzf
2015-03-21 20:59:31ただし、 ・2011年平均はあくまでも市内平均。恐らく通学圏はそれよりはマシだったんじゃないかと思うのと、 ・(私がアタマ悪くて)過小評価してるっぽいので 残存13〜19%というのもホントは20~30%程度でしかないかもしれない? pic.twitter.com/5AfPB0Mk39
2015-03-21 21:03:12そう考えると、もしかするとこの結果は ・福島市やいわき市の比較的除染効果がある集団・地域に対してさえ除染効果は限定的で、自発的な減衰に10%ぐらいしか上乗せできていない可能性がある。 ・二本松ではほぼ自発減衰のみに頼っている可能性もある。 といった事を示唆しているのかもしれない
2015-03-21 21:06:38とすると、 ・「恵那と同等」という解釈は最も表層的なデータの見方に過ぎず、 ・より重要なことは、3年半に渡る自然減衰と除染の努力にもかかわらず、いまだに管理区域と同等レベルの汚染が残存し、しかもその線源が岩盤からのγ線などではなく、、、
2015-03-21 21:11:32管理できない核燃料溶融物の微粒子であることを考えると極めて深刻な状態であると言わざるを得ない。 ・さらに、それら線源からの被ばくは今後(これまでの様には)大きく減衰することが期待できず、正確圏に残存することを考えると早急な手当が必要と考えられる。
2015-03-21 21:15:18↑ 正確権× 生活圏○
・国際機関で研究をなさっている皆さんにはなにとぞ、科学者としての良心に基づいてご援助を賜りたく、、、 みたいな発表が妥当なんじゃないかな、という感じはしますが。
2015-03-21 21:17:16まあ、研究としての今後の課題としては、表面汚染をcpmで測って歩くことと、被ばく線量の分布の巾とかとの関係とか、より効果的な除染とか遮へいとか、10個くらい重要なテーマはあるとは思うんだけど、そもそも未成年に調査とか作業させていい線量・汚染域ではないはずというアレが、、
2015-03-21 21:21:45まあ、あと文系の学生も居るなら、 ・高校生に対する(中央値で)年0.6mSvに達する追加被ばくが放射線業務従事者平均の0.2mSvの追加被ばくに対していかに大きいかとか ・賠償とか公共事業とか科学者の社会的責任とか、 いろいろこの数値を元に議論できる側面もあるはず、、。
2015-03-21 21:37:40あ、あと、勿論 ・累積線量の評価にも応用できるし、将来予測線量も出せるし、、 まあ、なんかなし生データで見て「恵那と同等で安心」ていうのだとちょっと余りにもな気がするのでもう少しなんとかしてあげた方が良い様な、、。
2015-03-21 21:39:53で、そうやってcpmで測ってあるくと、 ・0.23μSv/hという除染基準がいかにダメで非効率か、とか ・誰がどうやって決めたか、とか ・その議論の過程で被災地がどのように扱われてきたか、 とかが恐らく手に取るように判ってくるはずで、、。 まあ、いわゆる「理科・社会」ですな。
2015-03-21 22:04:56岩波『科学』3月号study:引用「311以降、専門家が行ったのは(行政により)配られた2枚のカードの「選択」に過ぎなかった。それは「判断」とは違うのでは、、」 「専門家らは大きな政治判断に資する力量があったでしょうか、、」 pic.twitter.com/3pso6YemBG
2015-04-05 08:58:35岩波『科学』3月号study:事故直後、行政と政治の無為無策により、住民は命か被ばくかの二者択一。 4年経ち今演出されているのは「命か生活か」という責任逃れ。 それに加担せず、「大きな判断」に資する力量が専門家には求められているはず pic.twitter.com/GuKNLQImMT
2015-04-05 09:29:18