Y-Shota 中学生日記

あ阿々。 @rainbow_solara

1 『やっ！ん…ぅっ』 「声出したらあかんよ」 指を中に差し込んだまま耳元で囁いてやる。 涙を浮かべて、ギッと睨みつけてきた。 まだそんな余裕あるんや。 その顔を歪めたくて、グチャグチャ音を立てて動かす。 両手で口を押えて必死で耐える彼女。

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2 声出さんくても、このヤらしい音。 外に聞こえてんで、絶対。 俺はまあええけど、君は見つかったら困るんちゃう？ 意地悪な言葉。 みるみるうちに涙が溢れた。 ブンブン頭を振って体を震わせる。

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3 指がキツく締め付けられる。 『ンッ！グッ…ぅ、ぅ…』 呻き声を上げてビクンビクンと腰を振った。 こんな状況でイってやんの。 体を離すと、息を切らせながらズルズル床に崩れ落ちた。 濡れた指を見せつけるようにゆっくりと舐めてやる。

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4 唇を噛んで俺を見上げた。 目が合う。 怒りか屈辱か、鋭い光を湛えて。 …コイツ面白い。 「後で連絡してや」 『…何、言って…」 「ここじゃ最後まででけへんし」 『…』 「ここに泊まってるから、今日」 「電話番号入れとくな？」 携帯を勝手に操作して番号を登録する。

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5 「連絡、せなどうなるかわかってるよな？」 「あ、オマケ」 パシャ 「いい感じ」 画面を彼女に向ける。 『…』 扉をそっと開けた。 「よかったな。誰もいーへん」 にっこり笑ってやる。 『…最低』 言葉を背に、手を洗って外へ出た。

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6 ”ヤス！どこ行ってたん！？” 「ごめーん！トイレ混んでてん！」 しなだれかかって来る大倉を抱きとめる。 あーあー、ベロッベロ。 もうお開きにしよかーって誰かが叫んでる。 いつもなら2件目に行くとこやけど、今日は大人しくホテル戻ろ。 大倉を引きずって外に出た。

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7 東京より少し暖かい。 酔っ払いと普通に歩いてる人と道端に寝てるおっちゃんが目につく。 ああ大阪やなあ。 当たり前のことを思った。 気付いたら朝。 寝落ちてた。 連絡こーへんかったな。 笑いが込み上げる。 どんな顔で来んねやろ。 楽しみやな。 何本撮りやっけ？

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8 ”何かいいことあったん？” 大倉が怪訝そうに聞いてくる。 「ん？別に？」 ”…こわ” ブルッと大袈裟に身を震わせる。 笑顔で返して帽子を目深に被った。 ニヤつく口元をマスクで隠す。 「おはよーございまーす！」 人ごみの奥、アイツがおった。 目が合う。

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9 『おはようございます』 「…おはようございます」 ぺこりと頭を下げて自分の仕事に戻った。 笑っとった。 …やっぱ、オモロい。 これから楽しみやな。 クスクス笑う。 大倉が眉をひそめる。 マスクの中、唇をペロッと舐めた。

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10 合間に呼び出した。 無視しようとしとったけど、携帯を取り出したら焦ったように腕を掴まれて。 誰もいない部屋。 鍵をかけた扉を背に彼女が立つ。 「こっち来ーや」 『…お話って何ですか？』 「そこおったら大声で話さなあかんやん」 『…』 「聞こえてまうやろ？」

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11 一瞥して、こっちに歩いてくる。 腕を引いてソファに押し付けた。 『ッ…！』 キッと睨みつける。 その目。 「何で昨日来ーへんかったん？」 『何で行かなきゃならないんですか？』 「…」 『…何笑ってるんですか？』 「…」

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12 『忙しいんです。それだけなら離してください』 「何でって…わかってるやろ？」 『わからないです。離して！』 声を抑えて叫ぶ。 振り払おうとする腕に力を入れた。 「昨日中途半端やったやろ？」 首筋に舌を這わす。 「もっかいしたるな？」 『やっ、めっ！』

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13 ブルッと体を震わせて逃げようとする。 上に乗り上げて腕を頭上でまとめた。 ジタバタ動く体を無視して彼女のベルトを外す。 下着も全部一気に引きずりおろして足首を掴んで広げた。 何の手入れもされていないソコ。 じっくり目に焼き付ける。

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14 「おっと、危なっ！」 蹴り上げた足が顔に当たりそうになった。 タレントやで俺？ やめてやー。 そんなん言ったらこの上なく侮蔑した目で睨まれた。 指をペロッと舐めて、一気に差し込む。 『ひあっ！』 目を見開いて、背中を仰け反らせた。

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15 壁を擦ると抵抗する力がみるみるうちに抜ける。 親指で優しくクリを捏ねてやる。 眉をひそめて唇を噛み締めて耐えてる。 昨日見つけたとこを狙って刺激する。 指を増やして抽挿を繰り返すと次第に水音が大きくなってきた。 「…聞こえる？」 耳元で囁くと逃げるように首を振った。

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16 女やなあ。 こんなちっちゃな突起と穴で何も出来んようになってまう。 かわいそ。 カッと目を見開いて、腕を振りおろす。 それを掴んでにっこり笑ってやる。 ほんまのことやん。 そのまま体を下にずらした。 濡れそぼったソコに舌を伸ばす。 『や、め…』

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17 無視してクリに吸い付いた。 『ンッ！っぅ…！』 くぐもった声。 優しく吸って弾いて。 指はめちゃくちゃに動かしてやって。 どんどん溢れて来る愛液。 ギューって内壁が狭まる。 軽く歯を立てた。 『…ッ！』 一瞬体が硬直して、ビクンビクンと大きく跳ねる。

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18 高く上げてぶるぶる震えてた腰が落ちて、ぐったりと身を沈めた。 『ふぁ…ぁ…』 荒く息をしながら小さく甘い声が漏れてる。 体も中もピクピク痙攣しながらその余韻に浸ってた。 「気持ちよかった？」 目を閉じたまま首を振る。 「嘘やん」 顎を掴んでこっちを向かせた。

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19 「ほら、見て？」 薄ら目を開ける。 「君のんで顔べったべたやで、俺」 一瞬で眉間による皺。 そう、その目や。 「こっちも」 無理矢理口をこじ開けて指を差し込む。 「どう？自分の味」 舌に指を擦り付けた。 「痛っ！」 思わず手をひっこめる。

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20 …噛みやがった、コイツ。 見下ろしながら指を舐めた。 愛液と唾液の混じった味。 ええ感じ。 笑いが込み上げる。 『…も、いいでしょ…離して…』 せやね。 もう時間やし。 『ちょっと！』 濡れた顔を彼女の服で拭った。 後で顔洗わななー。

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21 あ、せや。 携帯を取り出して、レンズを向ける。 はい、チーズ。 「丸見え♡」 画面を見せると目を閉じて顔を背けた。 「んじゃ後でな」 彼女が何か言ったのが聞こえたけど、無視して部屋を出た。 トイレに寄って顔を洗った。 鏡の中の自分と目が合う。

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22 めっちゃ楽しそ。 にっこにこしてるやん、俺。 楽屋に戻って皆の中に交じる。 その後の撮影は何かいい感じで。 彼女が隅っこで見てる。 それが目の端に入る度、もう楽しゅうて楽しゅうて。 お疲れっしたー！ 帰る途中彼女を見つけた。 上に羽織って汚れたとこ隠してるわ。

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23 「また来月よろしくお願いします」 笑顔で挨拶。 『…よろしくお願いします』 彼女も笑顔で。 俺見てないな。 後ろの横ちょ。 冷たいなあ。 誰にも気づかれんようにそっと手に触れた。 ビクッと怯えたように身を竦める。 その強張った笑顔を見て、機嫌よく大阪を離れた。

あ阿々。 @rainbow_solara

24 空の上。 雲海をぼんやり眺める。 なあ、いいオモチャ見つけた。 ペットかな。 躾の悪い犬、雑種っぽいん。 ふふっ。 …おっと危ない。 また大倉怯えるわ。 窓を閉めてイスに身を沈める。 緩む口元を抑えて目を閉じた。 また来月。 楽しみやわあ。

あ阿々。 @rainbow_solara

25 次の収録日。 いつものように時間は進む。 俺を避けるように、でもいつも通りに接するあの子。 目が合った。 パッと反らす。 ふふっ。 携帯を取り出す。 アドレス手に入れてん。 入手先は秘密。 メールを送る。 不思議そうな顔で画面を見る彼女。 目を見開いて、俺を睨みつけた。