写真合体派宣言vs写真分離派宣言
- heliograph1950
- 9507
- 0
- 6
- 2
「写真合体派宣言」武蔵野美術大学映像学科 デジタル写真基礎展。12月21日(火)~26日(日) 会場 Count Down Gallery 桃園画廊。東京都中野区中野3-40-25。中野駅南口より徒歩2分。受講生全員と講師の高橋明洋、小林のりおが参加します。
2010-11-12 08:08:47銀塩フィルムによる写真を無条件にリアルなものと捉えていいのだろうか? 単なるロマンチシズムに陥る危険性があるのではないか? この時代のイメージ、写真・・・に対して、僕らは冷徹なリアリストを目指すべきだ。あくまでも、この時代の。
2010-11-13 07:17:59写真分離派宣言メンバー、鷹野隆大氏の Artist Statement をあらためて読んでみた。短い文章だが整合性のとれない部分もあって、今日の写真状況に対する苛立ちからなのか、なんだか混乱を来しているような気がする。
2010-11-14 16:47:40「・・・それらは今でも実体の陰画として 存在感を放っている。そこに漂う“生々しさ”こそ、170年の歴史の中で写真が紡いで来た独自の世界ではなかろうか・・・」と言ってしまっていいのか!? デジタル写真は生々しくないのか!?
2010-11-14 16:55:32「・・・扱われる画像は大半が動画となり、写真はマスメディアでの行き場を失うだろう・・・」と決めつけちゃっていいの!? 静止画としての魅力は、かたちを変えて残っていくと思うのだけれど・・・。
2010-11-14 17:01:43「・・・それは70年代という写真の黄金時代に幼少期を過ごし、フィルムで撮影することを当然のこととして身体化した最後の世代だからだ・・・」その身体化を疑ってみることも必要ではないのか!?
2010-11-14 17:10:18「・・・生き延びるとしたら美術の分野しかないはずだが・・・⁰」は、彼らの本音と裏腹なんだろうけれど、美術の中でしか生き残っていけない写真は滅びていいと思う。
2010-11-14 17:31:34ネット上の億万枚の写真もまた写真である。この現状を受け入れた上で逆照射し、写真の再構築を試みるべきなのだ。もうそこに故郷はないかもしれない。家を出ろ、捨てろ、旅に出よ!!
2010-11-14 17:40:31旅から帰ってまた旅に出たいと思う。デジカメのデータは確かにシャッターを押した瞬間の光景に従って配置、配列されていた。惑星探査衛星から送られてくる写真データのように・・・。科学者がそこに実体を夢見るように、僕らもまた夢を描く。それがこの時代の写真なのだ。
2010-11-14 20:56:00写真分離派宣言 12月11日[土] 17:00 - 19:00『スナップショットについて』倉石信乃 × 清水穣。二人の評論家が分離派のステートメントをどう回避するのか、どこに接点を見出すのか、どんな風にお茶を濁すのか・・・注目したい。
2010-11-14 21:16:02写真分離派宣言の協力名にある各ギャラリーの存在が、この展覧会の方向性を決定づけているように思うのだが・・・。アート市場における写真家の立ち位置の問題!?
2010-11-14 21:46:38