三原順「X Day」「Sons」を読んで──願いと祈りと呪いとハッピーエンド

そうだ @souda_s

4月に東京行く時に三原順復活祭を見てこよう～と思ってたのにそこの図書館って火～木は休館日なのかよ！　じゃあ5月に行こう…

そうだ @souda_s

4月の展示がサーニンとルーソロとムーンライティングとSonsっていう私的に三原順の一番好きなあたりの展示だったから4月に行きたかったんだよなぁ。でも5月のマックスとXdayでもいい、もちろんいい。

そうだ @souda_s

Xdayは読むたびに色々な解釈ができるっていうか…未だに咀嚼しきれてない所が多い…。三原順作品の中で一番の難題だよ私的に。

そうだ @souda_s

こまっしゃくれたガキどもが謎哲学会話する話とか好きな人は三原順読もうよ。

そうだ @souda_s

でも三原順は大人キャラも大概めんどくさい奴しか出てこないから全員めんどくさいんだよな…だがそこが！いい！！

そうだ @souda_s

私はSonsで少年の頃のDDが救われたのはウィリアムがとてつもなくどうしようもないだめな大人でだめな親父だったから（DDにとっては伯父だけど）、ってのが凄く好きでたまらないんだ

そうだ @souda_s

DDの実父も大概どうしようもなかったけど。養父母はめっちゃ慈愛の人たちなのに愛やら優しさやらだけじゃ救われないDD自身がほんとどうしようもないんだよな～どうしようもない…好き。

そうだ @souda_s

三原順のXdayで一番好きな箇所はね、思春期の少女であるアデールが自らの恋心をセラピストはきっとこういう解釈をするだろうって諦めのように分析しているのに対し、大人の女性であるロザリンが「そんなの全然ロマンチックじゃないわ」って一刀両断するところがね、好きなんだ。伝わらなくていい

そうだ @souda_s

ていうかアデールが好き…。三原順といえばめんどくさい少年キャラメインなイメージあるけどめんどくさい女の子の描写も天下一品だよ…。ルーソロのピアとかも大好き。

そうだ @souda_s

三原順作品を読むとやっぱり願いは祈りで祈りは呪いなんだ！って思うわ。大体みんなどうしようもない願いを抱えて祈りを捧げて呪いを受ける話だよ。でもその呪いは祝福とも成り得るという話だよ。

そうだ @souda_s

ムーンライティング及びSonsは比喩じゃなくて本当に最終的に化け物になってしまう呪いにかかるという結末だしその結末でハッピーエンドなんだ。