モーニング編集長・島田英二郎氏「「マンガ」を「マンガ」たらしめているのは、日本人に特有の「いい加減さ」」

島田英二郎「週刊連載やってたら「完全主義」なんて絶対通用するわけない。1日、2日でネームやって、それを半日で全部やりなおして、さらに原稿あがったあとで校了のときに吹き出しの中身修正したりとか。そういうの、まず彼らは受け入れられない気がする。」
島田英二郎 モーニング
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島田英二郎 @asashima1
モーニングはアメリカやヨーロッパのコミックアーティストと仕事する機会が昔からけっこうあったのですが、彼らに共通するのはものすごい真面目さです。もちろん日本の漫画家も真面目だけど、なんていうか、ちょっと種類が違う。#morningx2
島田英二郎 @asashima1
連載をやるときでも最初に全体のプロットを完璧に決めて キャラクターデザインなんかも緻密に完成させて、いざ描き始めたら可能な限り途中で変更したくないって感じ。準備も真面目かつ周到で「漫画家になるならまず日本語をちゃんとマスターしてから」みたいなとこさえある。#morningx2
島田英二郎 @asashima1
でもねー、そういうやり方していくとどういうわけか「漫画」っぽくなんないんですよ。「COMIC」や、もしかしたら「MANGA」にはなるかもしれないけど「漫画」や「マンガ」にはなぜかならない。それがいいか悪いかは置いといて。#morningx2
島田英二郎 @asashima1
日本人は真面目といわれるけど、同時にいいかげんでもありますよね。仏壇の前でクリスマスケーキ食ったり。漫画ってこういう「融通無碍」感、「なんでもあり」感、「行き当たりばったり」感が必要不可欠な要素なのかもしれ>せん。#morningx2
島田英二郎 @asashima1
サッカーにはあまりくわしくないけど、ブラジル人はサッカーをヘタなやつのことを「日本人」っていうって聞いたことがある。サッカーに必要な機知や創造性に欠けるってニュアンス? 漫画に関していえば、日本人の融通無碍感の右に出る国民はいない?#morningx2
島田英二郎 @asashima1
「マンガ」を「マンガ」たらしめているのは、日本人に特有の「いい加減さ」なのかもしれません。週刊誌連載って、この「ええ加減さ」をいい意味で最大に引き出すための強制装置という側面もあるのではないでしょうか。#morningx2
島田英二郎 @asashima1
週刊連載やってたら「完全主義」なんて絶対通用するわけない。1日、2日でネームやって、それを半日で全部やりなおして、さらに原稿あがったあとで校了のときに吹き出しの中身修正したりとか。そういうの、まず彼らは受け入れられない気がする。#morningx2
島田英二郎 @asashima1
でもそういう追いつめられたカオスのなかからしか生まれないドライブ感とかライブ感とかがマンガのとんでもないエネルギーを生んできたし、そういうギリギリ状況がいろんな発明や発見も生んだんだと思います。#morningx2
島田英二郎 @asashima1
週刊連載の修羅場と狂騒は若者にこそふさわしいです。生き急いでみたい人(?)大募集! 次回のちば締め切りは2月28日です。http://morningmanga.com/news/923 #morningx2

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