- toukennuma
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どこだっていいだろってくりちゃんに言われた、光忠さんはきっとこれは完全に拒絶されてしまったんだって思って、いきなり電話してごめんね、もうしないから安心してねって少し笑うように言って電話を切るんですね
2015-04-02 03:02:09いきなり切られたあと、はっとして大倶利伽羅さん折り返すけど、全然でないくて、会って話がしたいってメール送っても返信がなくて、コンビニ弁当じゃ味気ないって一人の部屋で悪態つきはじめる
2015-04-02 03:30:32光忠さんはくりちゃんが自分のこと嫌いになったと思ってるから、コンビニにもいかないし今まで、ほとんど定時上がりだったのが、くりちゃんに会わないために残業ばかりの毎日になる、何と無く電話もメールも嫌いになってしまって、カバンのそこにスマホが視界に入らないようにしまうようになる
2015-04-02 03:35:38昼休憩にコンビニにもいかないし、食欲がないって笑って、長谷部のお弁当しかつくってこなくなって 目に見えてやつれる光忠さん しかし仕事はしっかりこなすできる男
2015-04-02 03:40:24で、たぶん見かねた長谷部がお昼休憩に光忠さんが作ったお弁当を、今日はいらないから、自分でたべろっていって、コンビニに大倶利伽羅さんに会うために向かう
2015-04-02 03:42:28ウイダーとか、カロリーメイトとかそんな感じのを適当に手に取って大倶利伽羅さんのいるレジで簡潔に、今日上がったら、会社のビルの前で待っていろっていって立ち去る
2015-04-02 03:46:03全然関係ないけどわたし居酒屋みかいずと同居歌兼はコンビニくりみつと同時系列だと勝手に思い込んでるからどっかで絡んだりとかするのかなあって期待してる
2015-04-02 03:53:00で、定時に長谷部は残ろうとする光忠さんの首根っこつかんで外に連れて行くと、そこには大倶利伽羅がいて、目が合った瞬間に無意識に逃げようとしちゃうんだけど、次は、腕捕まえられて、逃げられなくなってしまう
2015-04-02 03:56:02ほんとは、光忠の方が力強いから逃げようと思えば逃げられるんだけど、気まずいとか、逃げたいとかと一緒に、会いにきてくれて嬉しいとか、やっぱり好きだなって思ってしまって、思いっきり抵抗できない
2015-04-02 04:00:12大倶利伽羅さんは、デート蹴った日の無礼をまず詫びて、自分の気持ちを吐露し始める、自分たちの関係が危ういものでありそれに不安を覚えたこと、その不安を上手く昇華できずに燻ってしまっていたこと、すこしずつ言葉を選びながらゆっくりと、その間も手は繋いだままで
2015-04-02 04:10:41たとえば、他人に自分達の関係を聞かれて、心ではどれだけ恋人だとおもっていても、口からはきっと当たり障りの無い答えしか出せないんだろうなと、これはしょうがないことなんだろうなって、こればっかりは誰が悪いわけでもなかったんだと、ただ自分が世間知らずのガキなだけだったと、大倶利伽羅さん
2015-04-02 04:18:45今だって、手を繋ぐことだって、人目のないこんなところでしか出来ないのがいい証拠だっていいながら、薄く自笑して、それでも、好きな気持ちは本物だし、会えない時間が苦しいし、とここまで言って、なんだか照れ臭くなってきたくりちゃん
2015-04-02 04:21:58最後に照れながらぼそりと、やっぱりあんたの飯がないと味気ない、また俺に作って欲しいって、重い空気をまぜっかえすようにいうんですね
2015-04-02 04:25:14それを聞きながら光忠さんは、泣きそうな顔で笑って、それじゃ、僕よりご飯が好きみたいじゃないかって笑ってからかって、でも、怯えるように、また僕のご飯を食べてくれるのかいってそばにいてもいいのって聞く
2015-04-02 04:29:25光忠さんからようやく握り返してもらえた手を見つめながら、大倶利伽羅さんは、ああ、あんたがいいって答えて そっと唇を奪うんですね〜〜〜〜〜
2015-04-02 04:32:42唇が離れると同時に光忠さんがわんわん泣き始めちゃって、どういうことだとおろおろと慰める大倶利伽羅さんの姿がその公園ではみられたらしいですね
2015-04-02 04:35:54