第50回 #1SS ミニトーク「3331アートフェアを考える」

2015年3月21日(土)~29日(日)までの9日間に渡り3331 Arts Chiyodaで開催された「3331 Art Fair 2015 ‒Various Collectors' Prizes‒」は既存のアートフェアと一線を画すユニークな試みとして、現代アートの著名コレクター&各界キーパーソンおよそ60名が選者となり、基本は作品購入によって賞とする<コレクターズ・プライズ>という仕組みを中心に、他に類を見ないフレームを持つ「アートフェア」として、現代アートの裾野を押し広げる試みとして開催されました。 昨年の開催時にも様々な意見が飛び交い、様々なブラッシュアップをして開催された本年のフェアを終えて、ゲストスピーカーを中心に関係者、参加コレクター、アーティスト、観者を交えて総括的に話し合える場になったのか?のまとめ。 続きを読む
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花房太一 @hanapusa

西洋由来の「民主主義」と「アート」に対する「よく分からないが何となくいいもの」という曖昧な前提に基づく全面肯定。日本のアート界で抜け落ちているのは「資本主義」に対する理解。民主主義と資本主義の欺瞞に楔を打ち込むものがアートだと僕は信じている。

2015-04-07 13:32:34
花房太一 @hanapusa

ドロドロの現実が顕在化する場において、何が残るのかという「賭け」にプレイヤーとして参加しているのがコレクターなのだから、彼らは傲慢でなければならない。そうでなければ、単純に負ける。あるときは、下品に見えることもあるだろうが、それを引き受ける責任もあるのではないか。

2015-04-07 13:37:50
花房太一 @hanapusa

最初に買うときは「好きなものを買いなさい」というのは間違いではないか?初めは「確実に資産価値の上がるものを買いなさい」というのが誠実。資産価値の上がるものは残る可能性が高いので、それを家に飾って長時間ながめていることによって目を養う。

2015-04-07 13:57:30
花房太一 @hanapusa

初めに「好き」というだけで買ってしまうと、コレクターとしての目がそれ以上に成長しない。初めは確実に残るものを買うべき。たとえば、有名作家の版画などがよいと思う。

2015-04-07 13:59:56
花房太一 @hanapusa

バリバリのコンテンポラリーアートなんて資産価値が上がるかどうか不明確な「賭け」なのだから「気軽に買ってね」なんてどうして言えるのか分からない。誰が責任をとるの?「気軽に買えるアート」などと言って売り込むことは芸術作品を消費の対象に貶めているだけだと思う。

2015-04-07 14:05:35
あっちゃん @o_a65422

成長しない…私だ! RT @hanapusa: 初めに「好き」というだけで買ってしまうと、コレクターとしての目がそれ以上に成長しない。初めは確実に残るものを買うべき。たとえば、有名作家の版画などがよいと思う。

2015-04-07 14:29:56
Ryuichi Takeuchi @dragon1_

うん。面白くない。 twitter.com/hanapusa/statu…

2015-04-07 14:33:32
花房太一 @hanapusa

@dragon1_ Chim↑Pomは最近はかなり売れてるんじゃないかな。まだサラリーマンコレクターでも十分買える値段だと思います。 てか、オレは飲んでなかったら面白くないってこと?w

2015-04-07 12:58:33
Ryuichi Takeuchi @dragon1_

@hanapusa おい!会期中に議論にならなきゃあかんやろ!ww

2015-04-07 14:34:31
花房太一 @hanapusa

日本にもそれなりに大きなアートマーケットはあります。にも関わらずマーケットが小さいと関係者が言っているのは「よいコレクターがいない」という意味。つまり、コレクターにセンスがないってこと。だから、本来ならコレクターは「オレは見る目あるよ!おれが欲しいと思うもの作れや!」とキレて良い

2015-04-07 14:35:41
花房太一 @hanapusa

@dragon1_ このさい3331art fairは話題の一つにすぎないでしょ。議論が始まったのだから、この議論を続けていくことが大切だと思っております。

2015-04-07 14:37:32
花房太一 @hanapusa

マーケットが小さいということは、良いものを安く買える可能性が高いということなので、本当に自分の見る目に自信があるのであれば、ラッキーだと思って、どんどん買えばいんです。それが往々にして、アーティストとコレクターの慣れ合いになるのが危険ではありますが。

2015-04-07 14:40:21
花房太一 @hanapusa

竜さんがついてこれてないだけで、僕はいつだって面白いのだ!ぷさッ☆彡 twitter.com/dragon1_/statu…

2015-04-07 14:41:56
Ryuichi Takeuchi @dragon1_

@hanapusa なるほど。本当にそーだねー。

2015-04-07 14:43:09
花房太一 @hanapusa

@dragon1_ 冠さんがつけてくれたトークのタイトルが良かったんですね。刺激的なフレーズを出すと色んな意見が出てきて面白いッ☆

2015-04-07 14:45:58
Ryuichi Takeuchi @dragon1_

@hanapusa えっ?あれって冠ちゃんがつけたの?てっきり花房かと思ってた。

2015-04-07 14:53:44
花房太一 @hanapusa

@dragon1_ ぼくはそんな権限ないですよw 冠さんがつけたと聞いたような記憶が。

2015-04-07 15:04:23
大坂恵一 @ohsakak

@hanapusa コレクターがほしいと思うものの上をいくものを作るのが優れたアーティストですよね。

2015-04-07 23:59:31
花房太一 @hanapusa

@ohsakak アーティスト自身も自分が「思うものの上をいくもの」が作れてしまった、というのがいい作品だと思います。アーティストはそういうノイズをコントロールするのが仕事だと思います。

2015-04-08 00:43:07
花房太一 @hanapusa

アーティストは日本のコレクターのことをバカにしてるところがある。そこで、<売れ線作品=バカ向けアート>を作っていることがあるように思う。そんなことしてたらアーティストもダメになる。コレクターはアーティストに恐れられるような存在でなければならない。

2015-04-08 00:47:28
大坂恵一 @ohsakak

@hanapusa アーティストは売れればいいんだから、ダメになるって思ってないところが問題。ギャラリストもコレクターもそれに飛びつき、満足している。きれいな絵は、確かにみんな好きでしょう。でもアートって社会や人が生きることの本質をえぐる出しているようなものなんだけどね。

2015-04-08 01:04:05
大坂恵一 @ohsakak

@hanapusa ノイズって、作品がもつ概念をあいまいにして広げてくれるもので、それによって作品にレイヤーを生じさせたり、観る人によって多様な世界を醸し出したり、普遍性を与えたりするもので、そのような作品は優れていると思う。

2015-04-08 01:07:37
Ryuichi Takeuchi @dragon1_

@hanapusa 答え:コレクターに答えようとなんて思わない。

2015-04-09 09:41:29
花房太一 @hanapusa

@dragon1_ そう、アーティストはその態度でよい。しかし、コレクターのその向こうに大きなものが見えるのなら、やはりコレクターとの「勝負」に応えてやろうと思える。そう思えるコレクターが増えて欲しい。

2015-04-09 09:51:29
Ryuichi Takeuchi @dragon1_

@hanapusa アーティストが思ってもいないことを勝負と言ってひとり相撲したってしかたないじゃーん。様々なきっかけをつかむ一つにコレクターに売るというならともかくだけど。後ろに大きなものがあるコレクターなんてどこにいるのか。会ってみたいもんだけど。

2015-04-09 09:54:48
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