忍殺とtwitterについて

メモ書き
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夏頭悠@にんぱくファイナルR02 @N_Halka

砂浦俊一さんが携帯メールで小説を書いたのを真似て、荒筋を決めてあとは思いついた分だけ書いていたのですが、やってみるとどれだけニンジャスレイヤーがTwitterに特化しているのか改めて気づきました。 #njslyr

2014-05-27 21:17:16
夏頭悠@にんぱくファイナルR02 @N_Halka

Twitterは140文字という制限がありますので、その字数の中で、ひと目で読者の興味を惹かなければ、誰かの目にとまることは難しいでしょう。そのために1ツイート毎にフックを設け、強引に目を向けさせなければなりません。 #njslyr

2014-05-27 21:21:41
夏頭悠@にんぱくファイナルR02 @N_Halka

その手法として、ニンジャスレイヤーのトンチキ日本語は非常に優秀です。「イヤーッ!」「グワーッ!」のループや、「マルノウチ・スゴイタカイビル」「スモトリ」といった単語は意味はわかりますが、日本人からすると奇妙な印象を持ちます。 #njslyr

2014-05-27 21:24:29
夏頭悠@にんぱくファイナルR02 @N_Halka

さらに、これらの単語がカタカナであることがポイントです。カタカナは表音文字ですから、目に入った瞬間に音として再生され、それらの奇妙さが読者に印象づけられます。難読字や、難しい言い回しよりもサッと目に止りやすいわけです。 #njslyr

2014-05-27 21:28:13
夏頭悠@にんぱくファイナルR02 @N_Halka

さて、少し話は逸れますが、昨今のライトノベル作家がエロゲーライター経験のある方が多いことは良く知られていることかと思います。実際にどうなのかは知りませんが、エロゲーライターの給料は文章のバイト数に応じて出るという話を聞いたことがありあます。 #njslyr

2014-05-27 21:32:18
夏頭悠@にんぱくファイナルR02 @N_Halka

それがどういうことかと言いますと、異論はあるかと思いますが、昨今のライトノベルの手法としては、とにかく文章や表現を足して分厚くしていく事が流行りのように見受けられます。 #njslyr

2014-05-27 21:33:58
夏頭悠@にんぱくファイナルR02 @N_Halka

対してTwitterでの小説連載ではどうでしょうか?Twitterでは140字という制限内にフックを設けるために重要な部分以外は削っていかなければなりません。つまりニンジャスレイヤーは文章を足していく手法ではなく、引いていく手法で書かれているのではないでしょうか。 #njslyr

2014-05-27 21:36:51
夏頭悠@にんぱくファイナルR02 @N_Halka

ただし、このようなTwitter上での掲載手法は、通しで読んだ場合、焦点が散漫になりかねず、うっかりすると起承転結での文章量がアンバランスになってしまいます。 #njslyr

2014-05-27 21:40:09
夏頭悠@にんぱくファイナルR02 @N_Halka

それ以外にも、文章を足していく事での様々なテクニックが使いづらいため、非常に地力の必要とされる手法なのではないかと感じています。これを続けている翻訳チームって凄いですね。 #njslyr

2014-05-27 21:42:11
夏頭悠@にんぱくファイナルR02 @N_Halka

足し引きという観点からは、ニンジャスレイヤーの別の特徴もうかがえます。ニンジャスレイヤーはどんなに人気のキャラクターでも死ぬ時は死にます。それも大量にです。つまり足したら引いて、足したら引いての繰り返しなのです。 #njslyr

2014-05-27 21:44:34
夏頭悠@にんぱくファイナルR02 @N_Halka

その繰り返しが膨大であるため、ある種の爽快感さえ感じられます。これは人気の出たキャラクターは退場させられない、足したら引くことのできない昨今のライトノベルに慣れていると非常に斬新に感じられます。 #njslyr

2014-05-27 21:46:50
夏頭悠@にんぱくファイナルR02 @N_Halka

再開も近いですし、まとまりがないので切りますが、ここまでTwitterに特化していますので、もしかしたら翻訳チームは鍵アカウントか何かで事前にTwitter上でどう見えるかのテストをしているのかも知れませんね。 #njslyr

2014-05-27 21:52:41