タロット(大アルカナ)視点からアルドノア・ゼロを解釈する試み:「16・塔」

ツイッター上で考察したアルドノア・ゼロに関する文章を、若干の補足を加えて再構成し直したものです。
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タロット視点のアルドノア・ゼロ:大アルカナ「16・塔」

うさ亀 @ark_pt

本日のアルド脳。16話のシレーン。セイレーンが元ネタなのに何故あの形で、何故砂嵐なのか。そして、何故、大気圏外からの長距離狙撃で倒れるのか。そして、トラウマ回を16話で出す必要があったのか。タロット視点で再解釈してみました。#aldnoahzero

2015-04-08 05:41:53
うさ亀 @ark_pt

タロットの大アルカナで16番目は「16・塔」になります。正位置での意味は「崩壊・災害・惨劇・戦意喪失・記憶喪失・トラウマ・自己破壊」等々、鞠戸さん絡みで見るなら過去の「惨劇」の「トラウマ」回でした。#aldnoahzero pic.twitter.com/7NlXQi72Gj

2015-04-08 05:48:30
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2期での鞠戸大尉はすでにPTSDを治療し終えてるようで、コックピットに座ってもフラッシュバックは起きずに、クライズデール小隊を率いて任務をこなしています。

1期での鞠戸大尉が過去の記憶から、お酒を使って逃げようとしているのに対して、2期16話までの鞠戸大尉は過去の記憶から距離を置くことができた状態なのかなと。

うさ亀 @ark_pt

では、16話での「塔」は何でしょう。「砂の嵐」に守られたのは「バベルの塔(場ビル二世ね)」であり、鞠戸が「ツイスター野郎」と呼んだの「シレーン」。シレーンはバベルの「塔」がモチーフになってるようにも見えます。#aldnoahzero pic.twitter.com/gcOyx1MyRm

2015-04-08 05:58:17
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訂正。誤:場ビル二世→正:バビル二世

うさ亀 @ark_pt

そして、タロットの「16・塔」では、「塔」は天上からの一撃で破壊されます。シレーン戦では、デューカリオンの大気圏外からの長距離狙撃によってシレーンは倒されました。こちらは二撃ですけど。#aldnoahzero pic.twitter.com/3zPfErXfxw

2015-04-08 06:06:17
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じゃあ何故二発必要かと言えば、それはマズちゃんが鳥だから。両翼を潰した比喩かと。

うさ亀 @ark_pt

「トラウマ」のメタファーである「塔・シレーン」は倒され、鞠戸はその上に立ち、銃口を向けます。ここにおいて、鞠戸は「トラウマ」から逃げるのではなく、キチンと克服・勝利しえたという。めでたし、めでたし。#aldnoahzero pic.twitter.com/sBrKunEVkM

2015-04-08 06:11:04
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最後のダジャレを一つ。

うさ亀 @ark_pt

なんとか目的に地点までシレーンを誘導。大気圏外からデューカリオンの砲撃がシレーンを射抜く。思うに「シレーン」は鞠戸大尉にとって本当の意味での現状復帰の最後の「試練」だったのではと。なんつーダジャレだ。#aldnoahzero

2015-03-18 06:13:18