「知は力です」「インターネットは愚劣もコミュニティ化する」(うがちん)
- YutakaYoshioka
- 3370
- 0
- 1
- 3
例えば、英語ではmoneyですべて通じる言葉を考えてほしい。「お金」といえば平易で理解できるのに、官僚やその仲間の学者たちは「専門家」として「貨幣」とか「マネー」とか「通貨」とかあれこれ言い換えてわかりにくくする。
2015-04-21 01:31:33英語ではmoneyでみんな同じなのに「貨幣」「通貨」「マネー」などと言葉を差別化して「専門用語」=一般人はわからなくていい、わからりにくいのが当たり前、という「差別的 言語のあり方」から「知の独占」「知の統制」「知の非民主化」は始まっています。
2015-04-21 01:32:58例えば原発の原子炉を包む容器を日本語で「格納容器」といいます。しかし、元々英語では"container"だった。これは本来「放射能が漏れないよう封じ込める容器」という意味です。日本に輸入するとき、この言葉が大衆に恐怖を与えないよう「格納容器」にしたと翻訳した人が言っていました。
2015-04-21 01:35:12「放射能が漏れないように封じ込める容器」だったContainerがある明快な意図を持って「格納容器」と翻訳されたように、こうした「社会的に重要な言葉」は政治・経済権力によって意図的に意味を変えたり、薄めたり、誘導したりされています。
2015-04-21 01:36:36みなさんご記憶の「計画停電」という言葉を思い出してください。原発が事故を起こし、混乱の極地での停電だったにもかかわらず「計画停電」という欺瞞的な名前を与えた。その政治的な意図はあまりに明白でした。
2015-04-21 01:42:34そして、その「計画停電」という言葉そのものにある見え見えの政治的な意図を問い、そのプロパガンダ性を問うのが報道の使命だったのに、新聞やテレビはまったくそれを放棄しました。
2015-04-21 01:43:21それどころか「いつどこの地域が停電します」という「区役所からのお知らせ」みたいな記事に地道を上げ、そうした権力の見え見えのプロパガンダを問いもせず、むしろそれに加担したのです。
2015-04-21 01:44:221950年代に始まった「核」(nuclear)は兵器、軍事目的で「原子力」(atomic)は平和利用、という使い分けがについては、拙著「ヒロシマからフクシマへの道」に詳細に書きましたのでご笑覧ください。 amazon.co.jp/dp/4828417141/…
2015-04-21 02:10:14たとえば「計画停電」などという言葉が、見え見えの政治的な意図を含んだ言葉だと気づかないのなら、それは鈍感としかいいようがありません。一般市民はともかく、権力を疑うことが仕事の報道記者が疑いもしないというのは、これはもはや病気です。
2015-04-21 02:26:56簡単な例でいえば「界面活性剤を含んだ合成洗剤」の環境や身体に与える害について知れば、経済プロパガンダ(広告・宣伝)に惑わされることは少なくなります。主体的な意思を持って製品を選ぶことができます。「知る」ことがあなたを自由にします。
2015-04-21 02:42:35フクシマのデジタル写真集、おかげさまで世界でコンスタントに売れています。ぜひご覧ください。>PORTRAIT OF FUKUSHIMA: 2011-2015: LIFE AFTER MELTDOWN amazon.co.jp/dp/B00UPC2E20/… @AmazonJPさんから
2015-04-19 01:56:24PORTRAIT OF FUKUSHIMA: 2011-2015: LIFE AFTER MELTDOWN by Hiromichi Ugaya amazon.com/dp/B00UPC2E20/… @amazonさんから
2015-04-19 22:40:23