スカシカシパン、タコノマクラ、ヒラタブンブク等を調べると、生体についてのよりその殻に魅せられた方々のアーティスティックなサイトがもりもり見つかる。それだけ魅力的てこと。 “ウニの殻 ECHINOIDEA ashibee.net/uniuni.html
2015-04-13 16:47:59@maanya カシパンウニのように平べったいヤツは海底面表層にいて、うっすら砂をかぶる程度の感じで暮らしてること多くて、ブンブクチャガマの仲間は基本がっつり潜って暮らしてるもんで、地層にしばしば「ブンブクが動き回ってできた生痕化石」が見つかったりしますね。
2015-04-13 17:37:24@gervillaria おお〜有難うございます。ブンブクが潜って行ったり意外と速い動きで貝を食べに行ったりするイメージありましたが、基本は砂に潜っているのですね。
2015-04-13 17:39:51@maanya ブンブクって海水浴に行って踏んじゃったりとかあるんで、浅いとこにも頻繁に来てはいると思うんですが……基本内生(堆積物中に身を置いている)のはずです。生きたやつの観察の機会がないので言葉尻が濁るのですが。
2015-04-13 17:43:19@gervillaria それで踏むと危険とか注意喚起されてたり(そりゃあのトゲだもんな)するのですね、なるほど。でも基本は砂に隠れていて、表層にいる他のウニとかとは少々異なるぽいと。なんだか貝みたい…。基本が砂の中じゃ、そうそう見られませんしね。ふーむ
2015-04-13 17:48:03@maanya ですです>注意喚起 ついでに殻が薄いんですよね。だから壊れやすくてビチコでもなかなか目にすることはなくて(ただし、砂を丹念に見ればかなりの頻度で破片は見つかる)。
2015-04-13 17:54:17@maanya それがホントに薄くて。形も丸っこいものですから、浜で運良く見つけても持ち帰るまでの車内の振動で「うわぁ!」ってなることも数回。がっちり肉厚の殻で内部に梁まであるタコノマクラらとは比べものになりませんや。
2015-04-13 18:01:39@gervillaria よ…弱い、弱すぎる…なんだその差は。もしかして脆すぎて化石も潜り跡だけで本体がない…とかそんなことがあったりしますか?
2015-04-13 18:04:06@maanya いやぁ、それが陸上での運搬と海中での堆積や移動はそもそもいろいろ違うようでして……綺麗な完品での発見の経験もあれば、破片がザクザク見つかったこともあったりしますですよ。私の家から400mくらいのとこの崖面に今もついてるのが見れたり。
2015-04-13 18:07:10@gervillaria むむ、薄いけど、海中では問題がないし、それほど弱いわけでもない、と。そしてあの機動性。不思議なやつですね。
2015-04-13 18:10:29@maanya 生きている時と死んだ後じゃ色々違うってのもあるんでしょうねぇ。あの猫のひげみたいなトゲも、外部からの圧力に対するクッションとしても機能しているんじゃないかなぁ。
2015-04-13 18:13:32@gervillaria なるほどなるほど。フサフサですもんね。老齢に?なるにつれて薄くなるとか、強度が落ちるとか、そういうこともあるのだろうか、そもそも死因て何なんだろうと想像してみたり…。代謝される骨とは違うだろうし、でも分泌蓄積されてく貝殻とも違いそうな骨格ですね。
2015-04-13 18:17:33@maanya ウニの殻は方解石の単結晶じゃなかったですかね。だから割れ口が平面の複合になってたはず。他方貝類は方解石とあられ石の組み合わせでしたね、これは色々分類群によって違いがあって。でも全部成分的には炭酸カルシウム……
2015-04-13 18:19:34@gervillaria …な、なるほど(結晶ググった)。結晶の構造が違うということは、単純に材質だけ比較すると強度の違いにも結びつきそうなイメージがあります。(もちろん先ほど伺ったウニとの構造の差も重要ですが。)
2015-04-13 18:26:49@maanya 強度の違いは間違いなく出ますねー。単結晶であれば特定の方向には割れやすく、その他の方向には極めて強くなりますし。他方二枚貝のような複合材はベニヤみたいなもので、あらゆる方向からの力にほどほど強かったり。
2015-04-13 19:26:51