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山口智美 @yamtom
育鵬社、今度は「歴史」教科書をちょっと見てみる。本文の一番最後、「日本の現状とこれから」の終わり部分。「わが国は、過去の歴史を通じて、国民が一体感をもち続け、勤勉で礼節を大事にしてきたため、さまざまな困難を克服し、世界でも珍しい安全で豊かな国になりました。」(273) 続
山口智美 @yamtom
育鵬社歴史続き「世界の中の大国である日本は、これからもすぐれた国民性を発揮して、国内の問題を解決するとともに、世界中の人々が平和で幸せに暮らしていけるよう国際貢献していくことが求められています。(273)」教科書の本文がこれで締めという。「国民が一体感」「すぐれた国民性」とか。
山口智美 @yamtom
育鵬社歴史のいう「さまざまな課題」。「地域や家族のきずなが薄くなったことや、学校を卒業しても働かないニート、正社員にならないフリーター、学級崩壊やいじめなどの問題も生じています。」(272) 働けない、とか、正社員になれない、ではなく、なんだか主体的な選択かのような記述である。
山口智美 @yamtom
育鵬社歴史教科書による「戦後の文化」で出てくる人たち。黒澤明、湯川秀樹、太宰治、三島由紀夫、小林秀雄、大江健三郎、石原慎太郎、棟方志功、藤田嗣治、古橋広之進、王貞治、長嶋茂雄、大鵬、力道山、身空ひばり、石原裕次郎、手塚治虫。女性は美空ひばりだけ。石原慎太郎と裕次郎と両方登場など。
山口智美 @yamtom
育鵬社歴史。「思想界では、ソ連や中国の社会主義の影響を受けた思想が流行しました。しかし、社会主義諸国の崩壊によって、その限界が明らかになりました。」(269) 執筆者の思想や本音が見える記述だなw
山口智美 @yamtom
育鵬社歴史。戦後の首相で写真入りで解説がでてくるのは、なぜか岸信介と池田勇人のみ。
山口智美 @yamtom
「東京裁判」ではパール判事、写真つきで登場。東京裁判がいかに偏っていたかの解説に大部分が割かれる。(256)
山口智美 @yamtom
育鵬社歴史。「日本国憲法」は、GHQが「日本側の改正案を拒否し、自ら全面的な改正案を作成して、これを受け入れるよう日本側に強く迫りました」「議員はGHQの意向に反対の声をあげることができず、ほとんど無修正のまま採択」(255)と、制定そのものに問題あり!という印象を高める。
山口智美 @yamtom
そして「しかし占領が終わり、わが国が独立国家として国際社会に責任ある立場に辰ようになると、憲法改正や再軍備を主張する声があがりました。この問題については、現在もなお多くの議論が行われています」(255)とする。
山口智美 @yamtom
この教科書、基本的に歴史的人物として本文で出てくる方々のほとんどが男なのだが、それをカバーしようとしてか「なでしこ日本史」とかいって女だけ集めたコーナーをつくってるのがなんともいえないよねえ。。
山口智美 @yamtom
与謝野晶子については、「君死にたまふことなかれ」を発表し話題になった、としたあとで、「しかし、太平洋戦争(大東亜戦争)の際には「海軍大尉として出征する四男を励ます歌も残しました」とする。有名な「君死にたまふことなかれ」は引用せず、この「四男を励ます歌」だけ引用して紹介。(248)
山口智美 @yamtom
第二次世界大戦関係は、見事に日本の加害の歴史の記述が見当たらない。「長く東南アジアを植民地として支配していた欧米諸国の軍隊は、開戦から半年で、ほとんどが日本軍によって破られました。この日本軍の勝利に、東南アジアやインドの人々は独立への希望を強くいだきました」(236)とする。
山口智美 @yamtom
で、そこから「大東亜共栄圏」の話し。「欧米による植民地支配からアジアの国々を会報し、大東亜共栄圏を建設することが、戦争の名目として、より明確にかかげられるようになりました。」いちおうその後ちょっとだけ、「中国や東南アジアなど日本軍が侵攻した地域」での反発や犠牲があるが、、
山口智美 @yamtom
結果として、ちょっと犠牲や反発はあったかもしれないけど、日本のおかげで戦後独立できたんだぞみたいなストーリーに読める。
山口智美 @yamtom
「国家総動員体制」の一段落の、日本国民皆が出陣や労働し、物資欠乏しきびしい生活を送るという中にまぎれて「我が国が統治していた朝鮮半島」で「朝鮮人を日本人に同化させる政策」や「戦争の末期には朝鮮や台湾にも徴兵や徴用が適用され、人々に苦しみを強いることになりました」とある。(236)
山口智美 @yamtom
これじゃ、皆が大変だったんだ、という文脈の中に植民地主義をめぐる問題がいれこまれて、見えなくされており、これで勉強しても問題性がわからないだろう。
山口智美 @yamtom
育鵬社歴史「江戸時代探検!」「江戸のエコロジー」(128-9) として「人口密集地の江戸では、さまざまな暮らしのくふうが人々の生活に根付いていました。それは今日、私たちが心がけているエコロジー(環境への配慮)とも深く結びついています」だそうですよ。江戸時代激賞ノリありますねえ。
山口智美 @yamtom
育鵬社歴史、巻頭グラビアが「日本の美の形」。「美を感じ取る豊かな心をもつ日本人」「私たちは日本の美を愛する心をもって、これらを次の世代に伝えていきましょう」。日本人すげー、の連発でしょっぱなから疲れる。
山口智美 @yamtom
『育鵬社通信虹』によれば、「領土に関する記述のさらなる充実」が今回の教科書の売りのポイントらしい。そしてなんと「人権と多文化強制に関する記述の充実」をもうたっているのだが実態は。。

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