飲み続けていたうつ病の薬を減らしたら、体の不調がよくなった。就労支援は役に立たなかった。
薬を減らしてから、徐々に肩こりがほぐれて眠気が減った。このまま減らして眠気、肩こりなどが改善すれば、働く展望が開ける。よかった、助かった。このままでは無職でのたれじぬところだった。
2015-05-04 08:42:43かかりつけの医師は、なぜか「治ったと思うので、そろそろ薬を減らしてみようか」という事はいわなかった。なぜだろうか。うつ病の本では勝手に薬をやめることの危険性が書かれ(野村総一郎「うつ病をなおす」)、
2015-05-04 08:43:06マンガ家の桜玉吉のように、どうやら調子がよくなったらすぐ薬をやめている人は、繰り返し再発して苦しんでいる。また私自身、病院に行けず薬が切れて、激しい不調に見舞われた経験が何度もある(治ってから慎重に、徐々に減らしていけば、不調に見舞われることはない)。
2015-05-04 08:43:59そういったことから、薬を飲み続けるのがすっかり習慣になっており、疑問を抱かなくなっていた。型にはまった行動やパターン化した行動を取る、発達障害の性質も関係しているかもしれない。
2015-05-04 08:44:09また弟や、弟に命令されて通った就労支援も、全く的外れで役に立たないことを言っていた。弟Aは吐き気、疲れやすさや眠気に、「体を鍛えろ」「筋トレをしろ」と命令した。「とりあえずやってみろ」やればできる、という精神論を繰り返した。
2015-05-04 08:46:38就労支援では、生活訓練をすることをすすめられた。しかしバスや電車を乗り継いで遠くの町まで生活訓練に行くのは負担が大きく、生活訓練で時間と余裕が圧迫されて、風呂や掃除といった基本的日常生活がおろそかになるという本末転倒な事態になった。
2015-05-04 08:49:00「しかしいろいろの創意に疑いを持ち、それらの効用を本能的に疑ってかかる人が多くいる。抜け出す道は、重労働、忍耐、節約、経営法法の改善、より注意深い銀行業、そして、とりわけ創意を回避することの中にしか見出せないと信じている人々が、依然としているのである」
2015-05-04 08:51:08(「若き日の信条 貨幣改革論」292ページ) まさに弟は私に忍耐を叱咤激励するだけで、問題の解決にならなかった。
2015-05-04 08:52:38それはあたかも向かい合わせの自動車が進めないのを、もっと真面目な運転手を雇い、新しいエンジンを取り付け、道幅を広くして解決するようなものである。しかし、相手の運転手と一緒にお互いが、同時に少し左側に寄るという創意を働かせるだけで解決できる、とケインズは言う。
2015-05-04 08:52:56追加
そもそも先に引用したケインズ「若き日の信条」は、昔、弟が図書館から借りて読んでいるのを見て知った。アダム・スミス、リカード、マルサス、マルクス、ケインズ、フリードマン、サミュエルソン、スティグリッツ、クルーグマン、岩田規久男を広く読書し、
2015-05-04 09:03:54他に愛読書はシェイクスピア、ニーチェ、カフカ、ドストエフスキー、王陽明や漢詩であり、その読書量は私が逆立ちしても勝てないものだった。それが無職の兄を働かせようとしたときは、チープなビジネス書のように叱咤激励するだけ・・・。
2015-05-04 09:05:10追加
またある医師の本は、近藤誠氏の医療否定本を批判した上で、「日本には総合診療医が足りない」と指摘する。精神科、耳鼻咽喉科、消化器科と専門が細分化しており、患者の病気を総合的に見ることが難しい。
2015-05-04 09:20:04私は吐き気が続いたため、消化器内科にも通ったが、胃腸薬や整腸剤を二つ処方された。それでも吐いたり気持ち悪くなったことがあったのを、医師は「おかしいなぁ・・・」とつぶやいた。普通考えられないことだったのだろう。
2015-05-04 09:20:17