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finalvent @finalvent

(1)古事記が偽書であること、(2)神道の起源は道教であること、(3)神道と仏教は一体化していたこと、(4)江戸時代に儒教との関係で神道が構築されたこと(擬古)、(5)にもかかわらずその構築のかに神道の本質を探ることは可能であること。関心ありますか?

2010-12-21 23:51:39
finalvent @finalvent

@JHarrison (2)神道の起源は道教:「隠された神々」吉野裕子、「道教と古代日本」福永光司、(4)江戸時代の神道構築:「現人神の創作者たち:山本七平、(5)神道の本質:折口信夫全集「神道宗教篇」

2010-12-22 09:44:12
finalvent @finalvent

折口信夫の神道観と、畑に明治神宮なんか作りだす神道観に、なんか共通性があるのか、わからん。後者は広義にナショナリズムとシンクレティズムではないかな。

2010-12-22 07:29:27
finalvent @finalvent

折口信夫に傾倒した自分というのがあって、なんとも。

2010-12-22 07:30:22
finalvent @finalvent

折口信夫は神道を普遍宗教と見ていた。天皇はその民族精神的な依り代でしかなかった。西洋文明をも神道で包括しようとしていたと思う。しかし、それはもはやカトリックなのではないかとも思った。

2010-12-22 07:34:13
finalvent @finalvent

折口信夫は日本が戦争に負けたのは神道的精神の信仰の敗北と見ていた。それは国家神道とはまったく異なるなにかだった。

2010-12-22 07:35:54
finalvent @finalvent

小林秀雄が本居宣長を書いたのは、折口信夫的神道観に、小林自身のキリスト教的信仰の着地点を見たかったから。

2010-12-22 07:37:36
finalvent @finalvent

神道はつまるところ、直毘霊の信仰だと思う。しかし、これが聖霊となにが違うのか。恐らく、違いはキリストの契機というものだろうが。

2010-12-22 07:42:50
finalvent @finalvent

山本七平は小林秀雄を追いながら、この最後の到達点に怯んだ。

2010-12-22 07:43:56
finalvent @finalvent

直毘霊なるものがあるかといえば、小林秀雄的には、人が人生を生きるなら、あるだろうというものだった。

2010-12-22 07:46:27
finalvent @finalvent

直毘霊とはなにか。本居宣長は縷々解いたが折口信夫は源氏物語と見抜いた。男女の織り成す人生の情感に素直に向き合わせるある倫理的な力。そしてそれでテロスを解体すること。直毘霊とは終末論的信仰を終わらる。

2010-12-22 07:53:51