湘北OT研究会 湘南OT交流大会2015
- Shintaro_Kuga
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神保: 物語は首尾一貫しているわけではない いろんな顔がある。職業人としての私。夫として、部下として、趣味人として、父として。職業人・部下としての私は、趣味人としての私と葛藤することがある。 自分らしさの捉え方 対話的自己論。○○としての私。
2015-05-06 11:00:00神保: 対話的自己論 自己を語る様式を理論化した自己論。 矛盾しない自分 を想定しない。 自己の分権化。○○としての私が独立している 各ポジションの対話により自己が構造化される
2015-05-06 11:01:19神保: 男性として、息子として、スポーツ好きな 自己。これらは内的ポジション。 外的ポジションもある。私の友人、私の父、私の母、私の車。これも私の一部と捉える。自分の中に取り込む他者 それぞれの要素が独立して、いる。それぞれが対話相手にもなっている。
2015-05-06 11:04:41神保: 自分のことは自分が一番よく知っている? そうでもない場合がある。だから面接は難しい。 自分らしさを語る主語は「○○としての私」 I as ~ が隠れている 語るポジションによって価値や意味は変わりうる
2015-05-06 11:09:37神保: 自己の全体が初めから知っているものでもなければ、あるポジションを取らなければ見えなかったりもする 自分のことを語る際に、職業人・夫・父・部下・趣味人・他者・所有物など全体を俯瞰し言語化する難しさ。
2015-05-06 11:12:15神保: ・あるポジションの私は、あるポジションの私に対話する。(自己対話的関係) ・外部ポジションにいる他者は内在化した他者 ・内在化した他者とも対話関係が可能(自己の一部) ・対話の中から自己の物語、意味を紡いでいく
2015-05-06 11:14:42神保: CLはどのポジションで語っているのか? ポジション間の葛藤はあるか? 語られていない自己には、どのようなものがあるか?入院環境だと患者役割を担って言えないだけかもしれない 問題を解決にすすめるようなポジションをとることができるか?
2015-05-06 11:16:00神保: 患者としての私 特に何もしようとしない。不活発。沈黙。語りなし。語る自分を見失っている状態か。解除を多く用紙、作業に従事することに受身的
2015-05-06 11:17:41神保:歌手の注入をしたことで、「ファンとしての私」が目覚めていった。語りの内容は、 「自分が応援することで歌手が輝く。応援することで自分が自分らしく感じられる。歌手なしの人生は考えられない。」
2015-05-06 11:19:48神保:直接聴取しなくても、作業から語りを引き出すことが可能となった事例。 作業が語りを引き出すツールとしての可能性を持つのではないか? 失語症のように表出が難しくても、行動から読み取ることは可能。(応用可能性)
2015-05-06 11:20:58神保:ライブ鑑賞が語りのポジションを変えて行動変容につながった。 作業が語りのポジションを変える(語りの位相転換可能性)
2015-05-06 11:21:50神保:まだ語れていない自己(家族として、介助を必要とする私など)が今後どう影響するか? 自己を支える物語の脆弱性がある可能性。これがわかるようになる。わかると対策をはじめることができる
2015-05-06 11:24:03丸山:私たちOTRの立ち位置 ・日本は世界史上最速の高齢社会 ・日本のOTRは世界で2番目に多い ・OTはコンピュータに変えられないScience & art の職業
2015-05-06 11:33:19丸山:社会や対象者が求めていることは何か? どのようなサービスが必要か? どのような人材が必要か? どのような教育が必要か? どのような研究が必要か? 肌で感じているのは 臨床家では? 役割としては大きと感じています。
2015-05-06 11:35:07丸山: これからの教育や研究は”臨床の出番” なぜなら ”作業”と”療法”は その臨床実践の中にある。(Kielhofner,G)
2015-05-06 11:36:29丸山: 臨床家が声を上げていこう ”臨床実践”を基盤とした研究・教育へ 現場でないと、なかなか数値にできないような、そこで起こっているダイナミクスを共有できない
2015-05-06 11:39:20