これで、主要人物のキャラクターが掘り下げられたかとはとても言い難い。さくらちゃん、雪姫、しのぶといった当時のアニメでは珍しい3人の立場が異なるメインヒロインが置かれた作品だったにも関わらず2人がフェードアウトしてしまうのは勿体なかった。
2015-05-14 12:37:043人ともサービスシーンを披露していたのにっ!ちなみに最終回まで残ったしのぶにせよ、彼女が佐助に好意を抱くきっかけがねつ造の回想だった事や、後半でのエピソードが少ないゆえに佐助を愛する過程が唐突になってしまった感も否めず。あの子も好きだよ、まっかっかのかな物語に成りきれなかった
2015-05-14 12:38:43後半でサービスシーンが……いや、ただ後半の二人旅でも清海が足を引っ張っている事が多くあまり好きにはなれず。六兵衛が途中から人の言葉をしゃべってコメディリリーフになるネタも中途半端だったような……。
2015-05-14 12:39:40とキャラクター、ストーリー面で基本掘り下げが上手くいかなかった訳だが、忍者バトルの大半が、とりあえず動物とかに変化させて戦わせようとの発想がほとんどだった。
2015-05-14 12:41:16正直これは「くどい」と感じたし忍術をその程度としてしか見ていないのかと呆れて物が言えなかった。少なからず2/3以上変化の術でメインだったような。
2015-05-14 12:43:23一応第19、22話が例外(第8、9話辺りもセーフか)トリッキーなバトルを展開していたのだが、大半が娯楽性を重視したのか忍者と言えば変化の術だろとの短絡的な発想が漂った事が終始この作品を薄っぺらくさせていたものだったのかもしれない。
2015-05-14 12:44:43また、後半のバテレン妖術使いシリーズで顕著なのだが、西洋の刺客でありながら東洋然とした人物が現れたり、彼らがウナギや蛸といった日本らしい動物に化けて戦うというネタも中途半端な印象だった。
2015-05-14 12:46:08作画関係は第16話がところどころ良いカットがあり、全体はまぁまぁ。音楽面ではやたらチャー研やグロイザーXのBGMが流れるという点はあるのでそこはナックアニメ的に楽しめるネタになるのだろうか。
2015-05-14 12:50:10といった所。早い話全体としては申し訳ないが、特に見どころがないような作品と言わざるを得なかった(50点位?)。首藤氏の回だけは良くできていたので、首藤フリークの方ならばその回だけ見て楽しむということは一応アリなのかもしれない。
2015-05-14 12:51:31といったところでまんが猿飛佐助の突発的な視聴感想は終わり。この後としては、体力・精神面の負荷が半端ないので途中で中断せざるを得なかったカブトボーグの視聴感想を再開しようかと思う。第23話以降からチャージ・インしていく予定
2015-05-14 12:52:44