はやぬいがエッチする話

早霜と男性不知火のエッチ。セリフ極力なし、という縛りで酔いどれながら徒然なるままに書き綴ったもの。
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洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

言葉がローテンションの早霜を払拭するかのように演奏する。不知火の腰の動きが力強くなり、硬度が増したことで早霜は射精の合図を感じ取る。今まで不知火に膣内で出されたことは何度かあるが、全て安全日だった。今、早霜は子宮の奥で確かに卵子が飛び出したことを確信する。不知火の突撃兵はせり上が

2015-05-14 02:57:10
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

り出撃の号令を今か今かと待っている。もはや喘ぎと名前を呼び合うアンサンブルはどちらのものか分からず、性器は融け合って一つになっているような感覚さえする。二人で一つの快楽を共有し、今にも焼け切れそうな神経は脳味噌の奥底までドロッとした電気信号を届けては悲鳴を上げる。空気銃の発射音の

2015-05-14 03:00:12
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

如きパンッという生乾きの音が響き、二人は同時に天国の門を蹴破った。不知火の鋼鉄砲が唸り声を上げながら大量の特濃精液を早霜の奥深くへ放った。城壁の向こうに待つ姫君へ届くように発射された王子たちは、狭くて熱い内壁に跳ね返ってビュルビュルと氾濫する。早霜の方は、不知火の摩擦によって

2015-05-14 03:03:26
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

高まった性感が射精の熱によって一気に弾け、途方もない快楽の津波となって押し寄せていた。意思とは関係なく、両足と両腕は不知火の身体に巻き付いて抱き寄せ、全身の筋肉が緊張して浮き上がる。腹の奥底に注がれた不知火の愛を受け入れようと子宮は大きく口を開け、白き欲望の兵士達に城門を開いた。

2015-05-14 03:06:36
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

全身を駆け巡る電流が落ち着くまで、不知火の身体を抱き締めていた早霜だが、いつの間にか不知火の肌に爪を立てていたことに気が付いた。不知火も承知のようで、目が合うと静かに笑った。肩甲骨についたひっかき傷は愛の証だと不知火は言うのだ。気持ち良かったですか、と不知火は早霜を気遣う。

2015-05-14 03:09:22
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

早霜は指先の赤い血を舐め取り、それから自らの下半身から漏れ出している白いマグマをすくってみる。鼻先に近づけると強烈に匂うそれを、舌先で舐め、咀嚼して飲み込む。最高に気持ちが良かったわ、と微笑むと、不知火は安心したように笑顔を見せる。常に冷静な表情が特徴的な不知火の、きっと世界で

2015-05-14 03:14:14
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

唯一の笑顔だ。早霜は手を伸ばしてその頭を撫でる。もちろんそのまま引き寄せて唇も奪う。愛しい人、もっと甘えて、気持ち良くなって。それから私を気持ち良くして。そういう思いをぶつければ、不知火は黙って頷く。きっともう、早霜は自分が身籠っているのだと確信する。今まさに受精したと思う。それ

2015-05-14 03:16:46
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

でもまだ、快楽が欲しい。女の方が快楽に対して貪欲なのだ。不知火の肉棒は再び硬く尖って早霜の蜜壺を押し拡げる。繋がったまま横に転がって、不知火を下にして早霜は上体を起こす。不知火の手が所在なさげに彷徨って、プルプルと揺れる早霜の胸を掴むと控え目に揉む。ベッドのスプリングを活用して

2015-05-14 03:19:30
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

リズミカルに揺れながら、不知火のシャトルを発射体制へと移行させる。出したばかりの燃料が補充され、子宮という神秘の宇宙に浮かぶ受精ステーションへドッキング準備を大急ぎで進めるのだ。二人にとって初の着床は、大きな一歩となるだろう。突き上げる快楽に、早霜は全身を串刺しにされる。

2015-05-14 03:22:15
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

情けない声を漏らしながら、不知火は射精を告げる。指を絡ませながら、早霜は髪を振り乱す。左右別々に揺れていた乳房は、ここにきて波長を合わせる。桃色の光線が走り、汗が飛び散っては不知火に降り注ぐ。濃い生命の匂いが充満し、結合部のジュクジュクという水音が官能的な刺激音となって二人を

2015-05-14 03:24:54
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

導いた。腰を震わせながら不知火が先に絶頂し、発射された精子ロケットの勢いによって早霜の子宮も性感の超新星爆発を起こした。あらゆる言葉を伴った幸福感が母音の連鎖に収縮しながら二人の口から溢れた。二射、三射と注がれた不知火の種子たちは子宮の銀河系を漂いながらアンドロメダを探し当てる。

2015-05-14 03:27:25
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

巨大な絶頂の波に揺られながら、早霜は不知火を感じようと腰を曲げて不知火の唇を求める。激しさを優先したキスをしながら、お腹の奥に叩きつけられる熱を知覚し、幸福感に全身の支配権を譲渡する。あらゆる体液の混ざった強烈な本能の香りが立ち込め、もう一度シャワーを浴びようかと不知火は迷う。

2015-05-14 03:29:53
洲央@土曜西“は”45a @laurassuoh

しかし、引き抜いた拍子に漏れ出した精液をもったいなさそうに塗りたくる早霜を見て、不知火はもう1回戦を決意した。 「今夜は寝かせません」 そしてまた、二人は重なる。 「ずっと……愛してください……いつまでも……」 二人は日が昇るまで愛のデュエットを続けたのであった。

2015-05-14 03:32:02