妄想∞ 渋谷すばる × 高校生

初のすばるさん。 …この関係はいつまで続くの?
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たらまよ▷♡◁妄想 @eight___45

□ 1 (彼女side) 携帯のバイブレーションが鳴る。 こんな時間に電話って… 画面には、やっぱりあいつの名前。 「…もしもし?」 『あぁ、○○、今から暇?』 「暇だけど…」 『俺んち来いや』 「…分かった」

2015-05-11 21:02:36
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□ 2 もうすぐ寝ようと思ってたのに… いつもほんと自分勝手。 あいつのアパートまで歩き、インターホンを押す。 すぐに開くドア。 『…よぉ。』 「…ん。」 『なんやねん、機嫌悪いん?』 「べつにっ。」 『…上がりぃや』

2015-05-11 21:03:37
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□ 3 少し散らかった部屋、 また今日もここで私は すばるのしたいようにされるんだ。 まぁ、もう慣れっこだけど。 『飲む?』 「ん…」 チューハイを渡される。 「ありがと。」

2015-05-11 21:05:27
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□ 4 私がお酒弱いこと知ってるくせに。 少し酔いが回ってきて、 体が熱くなり始める。 『なぁ』 「ん?」 『なんで機嫌悪いん?』 「悪くないって」 『嘘やん』 「ほんと。」

2015-05-11 21:06:24
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□ 5 すると、すばるの飲んでいたのを口に含み 私に口移ししてきた。 喉を熱いものが通っていく 「…っ。」 強…っ。 またこうやってすばるのペースに のまれていく… 『もう酔ったん?』

2015-05-11 21:07:15
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□ 6 「…うん…」 『目、うるうるしとるで?笑』 頭を豪快に撫でられる。 そして肩に手を回され、 唇を押し付けられる。 少し伸びたひげが、ちくちくする。 「ん…​っ、」 お酒のせいか、体中が火照ってくる。

2015-05-11 21:08:56
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□ 7 半ば強引に服を脱がされて、 ベッドに押し倒される。 胸を揉まれ、舌を絡め合う。 これで何回目なんだろ、すばると。 ふとそんなことを考える。 すばると出会ったのは、 …もう3年も前か…​…​。

2015-05-11 21:11:39
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□ 8 『○○、今日もかわええな。』 「…ありがと」 その言葉、どうせ私以外の女にも言ってるんだろうな、とか考えると素直に喜べない。 記憶を辿る。 3年前、高1の時。 同じ高校だったすばるは、学校でもチャラくて怖そうで私は苦手だった。 でも、ある日下校しているとき。

2015-05-11 21:13:39
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□ 9 公園の前を通るときに見えた、 しゃがんでいるあなたの姿 体調が悪いのかと思い心配して近づくと、 すばるは、猫をなでていた。 しかし私の足音に気づかれ、振り向かれてしまったため、何か話さなきゃ、と思い、 「猫、かわいいね」 と咄嗟に言った。

2015-05-11 21:14:51
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□ 10 『せやろ?』 ニコニコと笑いながら猫を撫でている姿、 普段からは考えられないそのギャップに 私はやられてしまった。 『…隣のクラスの子、よな?』 「そう、です」 『なんで敬語やねん!笑  猫、ほら』 どうやら撫でろと言いたいようなので 私は、隣にしゃがむ

2015-05-11 21:15:50
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□ 11 ふわふわの三毛猫だった。 「かわいい…」 野良猫なのかな? すごく綺麗な毛並みだけど… 『なぁ』 私は、私を呼んでいるであろう、その声に驚いてすばるの方を向くと、 顔がすごく近くにあって、 私の唇はすばるによって塞がれていた

2015-05-11 21:16:32
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□ 12 目を閉じる事もできず、 ただ突然の事に驚いていた。 暫くしてすばるは唇を離すと へらっと笑って 『…おまえ、可愛いな』 って言った。 しかし、彼氏でもない人に私にとってのファーストキスを奪われたことに、私は思わずその場で泣き崩れた。

2015-05-11 21:17:44
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□ 13 『ごめん、ごめんて』 そういいながら肩を揺さぶってくる。 『もしかして、初めてだった?』 図星の事を言われ少し恥ずかしかったけど 私は素直にうなづいた。 『あちゃー、ごめんって、ほんまに』

2015-05-11 21:18:10
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□ 14 それでも泣きやもうとしない私にすばるは、 『付き合ってないやつとするのが嫌やったんやろ?なら、俺と付き合えばええやん!』 そんな強引な事を言ってきた。 私は驚いたけど、その提案を承諾した。 そしてその日から私達は付き合うことになった。

2015-05-11 21:19:46
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□ 15 あんなにチャラい癖に根は優しくて。 どんどん私はすばるを好きになった。 学校であまり派手でない私とすばるが付き合ってるのにはみんなが驚いていたけど お互い、そんなのお構いなしだった。 すべての “ 初めて ” をすばるにあげた。

2015-05-11 21:20:48
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□ 16 すばるのことだから、そっちの方も経験豊富なのかと思っていて少し嫌だったけど、 私をベッドに押し倒した時、 『俺、初めてやから上手くあらへんと思うけど…』 って言われて、 とても安心したのをよく覚えてる。 …あの時は本当にすっごく痛くてなかなか入らなかったな。

2015-05-11 21:21:38
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□ 17 あの頃は痛くて痛くてどうしようもなかったのに、今こうやって感じることができるのは 相手がすばるだからなんだろうけど。 『…○○?』 名前を呼ばれ、我に返る。 「ん?」 『入れるで?』 「うん…​」 下にあてがわれただけで、体が、腰がよじれる。

2015-05-11 21:22:36
たらまよ▷♡◁妄想 @eight___45

□ 18 『お前ほんまやらしくなったよなぁ』 そういいながらぐっと中にすばるのモノを押し込まれる 「ぁんっ…」 『お前、初めての時の事、覚えとる?』 私が考えてる事、バレてたのかな? 「覚えてるよっ、」 腰を動かし始めるすばる。

2015-05-11 21:23:29
たらまよ▷♡◁妄想 @eight___45

□ 19 『あんときお前、痛がって大変やったよな』 「うん…」 覚えてる。覚えてるよ。 忘れられるわけないじゃん。 すばるはどんな気持ちでそれを言ってるの? 腰を打ち付けられながら、 いつから今のような関係になったのか記憶を辿る。

2015-05-11 21:24:34
たらまよ▷♡◁妄想 @eight___45

□ 20 ___もう、別れよ、俺ら 突然、別れを切り出されたのは、 付き合ってもうすぐ1年って時だった。 「…なんで?」 『あんな、俺、好きな人できてん。』 どういう事よ、それ。 「意味わかんない…​」 『この気持ちのまま付き合うことはできひん。』

2015-05-11 21:25:22
たらまよ▷♡◁妄想 @eight___45

□ 21 その頃から私は、友達からすばるのよくない噂を聞くようになった。 女の子と夜に手をつないで歩いてたとか、 ホテルから出てくるところを見たとか。 遊んでるんだな、すばる。 そんなある日、すばるからラインが来た。 “ 明日、学校終わったら公園に来て 話がある ”

2015-05-11 21:26:19
たらまよ▷♡◁妄想 @eight___45

□ 22 私は未練タラタラで、もしかしたら復縁の話かも、と思い、僅かな希望を胸に公園へ向かった。 着くとそこに既にすばるはいた。 私服でベンチに座っていた。 『…おー。久しぶり。』 勇気を出してすばるの隣に座る。 「話って、…なに?」

2015-05-11 21:27:10
たらまよ▷♡◁妄想 @eight___45

□ 23 すると手首を握られ、何も言わず立ち上がり歩き出した。 久しぶりにすばるに触れられた。 私はきっと復縁の話だと思い、すばるに手を引かれながらドキドキしていた。 着いたのは、すばるの家だった。 前と変わってないすばるの部屋に連れていかれ、腰かけた。

2015-05-11 21:28:02
たらまよ▷♡◁妄想 @eight___45

□ 24 すると、初めて話したあの公園と同じように、 突然私の唇を塞いだ。 そして、ベッドに押し倒され、 すばるにまた身体を許してしまった。 だって、また付き合えると思ってたから。 しかし、行為が終わっても復縁の話はされず、 またな、とだけ言われ、家に帰されてしまった。

2015-05-11 21:28:49
たらまよ▷♡◁妄想 @eight___45

□ 25 それから私は、すばるから連絡が来る度にすばるの家に行って行為をしていた。 付き合ってなくても、連絡を取れないよりはマシだと思い、今日まで続けてきたこの関係。 でも、高校の間、絶えることのなかったすばるの良くない噂から、私以外にもそういう人達がいる事は分かっていた。

2015-05-11 21:30:37