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「<銅鐸>「第一級」7個発見 音鳴らす「舌」も3個 淡路島 毎日新聞 5月19日(火)17時8分配信」 headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150519-…
2015-05-19 17:09:57出土地不明。舌揃い入れ子。最古級含む。おー headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150519-…
2015-05-19 17:23:24兵庫県・淡路島の南あわじ市で大発見がありました。海岸部の松帆地区で採取され保管されていた砂の中から銅鐸7個が出土しました。うち1個は最古級の「菱環鈕式」という形式、ほかの6個は次いで古い「外縁付鈕式」とみられます。大小2個ずつが重ねられた「入れ子」の状態で埋められていたようです。
2015-05-19 18:22:46積み上げた砂山から銅鐸…「国宝級発見」評価も : カルチャー : 読売新聞(YOMIURI ONLINE) yomiuri.co.jp/culture/201505… わあ、社員が入れ子を外しちゃったのか。
2015-05-19 18:23:29(承前)淡路の銅鐸出土。土砂の採取場所は特定できてませんが、松帆地区では江戸時代前期に8個、幕末から明治にも1個の銅鐸が出土したとの記録があります。1966年には銅剣14本も出土しており、この地区は弥生時代の青銅器の集積地だったようです。瀬戸内海航路の東の終点だったのでしょうか。
2015-05-19 18:24:11(承前)淡路の銅鐸出土。発見された銅鐸の3個には、鈴のように鳴らすために中につるす「舌」がありました。実は銅鐸が舌とともに出土した例はこれまで3例しかありません。今回見つかったうち入れ子2組・計4個にはまだ土が詰まったままの状態なので、全ての銅鐸に舌がある可能性もあるといいます。
2015-05-19 18:25:59(承前)淡路の銅鐸出土。銅鐸は鳴らす祭器の機能を停止するため、舌を外して埋めるのが普通だったようです。松帆地区で江戸前期に出土した8個のうち、1個だけ現存する銅鐸にも舌があります。この地域には舌を入れたままで銅鐸を埋める「ローカルルール」があったのでしょうか。今後も注目です。(終
2015-05-19 18:27:30弥生時代の銅鐸7個、砂置き場で発見 重文級か 淡路島 - 朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASH5L…
2015-05-19 20:31:23(承前)淡路の銅鐸出土。「数十年に一度の発見」との評価、気持ちは分かりますが、銅剣358本出土の島根県・荒神谷遺跡の発見は1984年、34個の銅鐸が出た同県加茂岩倉遺跡の発見が96年、長野県・柳沢遺跡で銅鐸5個と銅戈8本が見つかったのは2007年。最近は「十年に一度」でしょうか?
2015-05-19 21:31:04(承前)淡路の銅鐸出土。もちろん、1964年に銅鐸14個と銅戈7本が出た神戸市・桜ケ丘や荒神谷、加茂岩倉の出土品は国宝、62年に銅鐸10個が出土した滋賀県・大岩山や柳沢遺跡の出土品が重要文化財になっていることを考えれば、今回の淡路の銅鐸も十分に重文以上の価値はあると思います。
2015-05-19 21:38:33【淡路銅鐸】7つの銅鐸 航海の安全祈る? 西への防衛? 近畿の弥生社会解明に重要資料 - 産経ニュース sankei.com/west/news/1505… via @Sankei_news
2015-05-19 21:54:30【淡路銅鐸】パワーショベルで偶然発掘「教科書で見たことあるような…」スマホで検索、報告 - 産経ニュース sankei.com/west/news/1505… via @Sankei_news
2015-05-19 22:06:02淡路島の銅鐸出土のグッドポイントは、「菱環紐式」という編年で初期のものがまとめて、しかも3組入れ子で、舌(ぜつ)が同時に見つかったこと。バッドポイントは何よりも埋納状態が不明。出土場所が確定できてない。入れ子の一つを掘り出しちゃったこと。
2015-05-19 22:28:16奇跡的に砂取した場所がわかり、残っていた銅鐸が発見されれば、埋納状態がわかるかも。銅鐸は荒神谷遺跡のように埋納される、というか遺棄された場合がほとんど。住居址や墓のような性格のはっきりした機構の中での位置付けがわかるのとは異なる。 考古遺物というのは、モノだけ出ても価値は半減。
2015-05-19 22:33:09遺物は、遺構との関わりがわかってこそ意味や価値がある。モノだけでは、すごいね、ロマンやね、というだけ。歴史学問上では残念賞となる。ホントはね。
2015-05-19 22:35:47それでも、埋納場所でなくても、例えば残りの土砂の中から他に出て個体数が増えれば、銅鐸というもの例が増え、様々なアプローチの量的な分析に役立つ、と思う。
2015-05-19 22:39:12今回淡路島で見つかった銅鐸は小さいし、模様もあまりなさそうで地味に見えるが、後代の派手な飾りがいっぱい付いた見るだけの祭器とは違い、明らかに鳴らすためのもの。そんな初期の銅鐸の役割がはっきりわかる史料として見ること。
2015-05-19 22:45:23