（箱根14）噴火の影響は大涌谷周辺までか

早川由紀夫 @HayakawaYukio

箱根山の噴火警報 「大涌谷周辺では小規模な噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。」 箱根山だけ、大きな噴石への警戒に距離指定がない。

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あった。「大涌谷周辺」のちゃんとした定義図。 箱根山の噴火を想定した大涌谷周辺の観光客等の避難誘導マニュアル 平成 27 年３月 箱 根 町 箱根火山防災協議会 pic.twitter.com/n48M4RVb5d

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箱根山の噴火警報（気象庁） 「大涌谷周辺では小規模な噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。」

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菅官房長官は、「噴火した場合の影響は大涌谷周辺とされており、安全のために必要な措置は講じられていると思っている。国民の皆さんには政府や自治体から逐次情報を出すので、そうしたものを注視して、冷静に対応していただきたい」と述べました。www3.nhk.or.jp/news/html/2015…

早川由紀夫 @HayakawaYukio

気象庁の発表文を読んでみる。 「大涌谷周辺では小規模な噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。風下側では火山灰や小さな噴石が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。」 jma.go.jp/jp/volcano/inf… 影響は風下まで及ぶとゆってる。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

官房長官と気象庁とゆってることが違う。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

計測した。協議会の大涌谷周辺の長半径は474メートル、短半径は412メートル。気象庁の想定火口域はそれよりやや長い。300メートルということはない。 pic.twitter.com/GiyE8kNbQT

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早川由紀夫 @HayakawaYukio

立入禁止は大涌谷周辺のごく一部だと強調するけど、レベル2なんだからその周りのリスクも上昇したわけだ。そういう場所を観光客がわざわざ選ぶとは思えない。代わりはよそにいくらでもある。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

箱根山全域および周辺でいまリスクが高まっているのは事実です。気象庁も噴火警戒レベルを1から2に上げました。300mや900mは、片方の天秤に生活をのせて、そこまでは容認しようと人間が妥協してるにすぎません。火山は、そんな人間の都合とは無関係に噴火するときは噴火します。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

・科学者がリスク評価をする。 ・政治家がリスク管理をする。 この分業がたいせつ。リスク管理が（科学による）リスク評価を軽視してよろしい。しかし、リスク管理のために（科学による）リスク評価を曲げてはならない。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

神奈川県によるリスク管理は、命よりも生活を守ることを重点に置いているからこういう発言になる。賢いよい子たちは、わかるよね。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

箱根町と神奈川県が、どんな考えに基づいてどうリスク管理しようとも自由だ。しかし科学者には、そのリスク管理と（科学による）リスク評価の乖離を利害関係者に向けてすみやかにアナウンスする責任がある。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

箱根、風評対策を支援＝菅長官 on.wsj.com/1cehVN8 「山口町長は「噴火の影響は大涌谷周辺とされており、安全のために必要な措置は講じている。」　政治家がこう発言する動機はわかるが、この発言を科学者が認めてはいけない。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

火山の噴火は予知できない。絶対安全はない（ゼロリスクはない）。