「西条美紀役のがるる」と千秋楽の余韻まとめ

anri @AnriFumi

⑥カムパネルラの父親役をザネリ役と同じガルルに言わせることは(観客としてはそれは問題ではないが) さおりにとっては意味があったのだろう。そんなガルルとしての心情まで伝わるような名演だった。ここまで人は成長するのかと目の当たりにした感動があった。本当に素晴らしかったよ、れにちゃん。

anri @AnriFumi

⑦そしてジョバンニの独白。テーマを集約する重要な独白。佇まい、発声、感情のこもった訴えかける力、すべて初日から備わっていた。初日のクオリティを保った一つにここの玉井さんの演技があったからと思っている。楽近くは台詞を完全に咀嚼しどこの劇団の花形女優ですかと言うくらい堂々としていた。

anri @AnriFumi

⑧自己犠牲のうちに他者に尽くすもの カムパネルラ、最後まで校舎に残った事務員、赤く燃えたサソリ、赤い林檎 人の幸いってなんだろう。

KENみちのく @today814p

バラバラな個性を埋めるようにがるるは変わった。 きっとがるるは屋上のあの台詞を言った時は迷っていたと思う。 ただ仲間との時間を楽しく過ごす1年前のままでもよかったのではないかと。 でも演劇に本気で打ち込む「今」も大切。 がるるはさおりに決めてほしかったんじゃないかなと思う。

KENみちのく @today814p

がるるは表面だけ見てると本能のまま体を動かすタイプに見える。 けど舞台のがるるは常に考えていた。けど自分で決められないでいた。 中西さんを追いかける時、さおりに確認して カラオケボックスの時は立ち止まり、追いかけるべきか伺うように振り向きさおりの顔を見た。

KENみちのく @today814p

そこはきっとがるるの弱さ。 でも弱いがるるだからこそ弱ってる人の気持ちが解る。 そこががるるの強さ。 そしてがるるを演じたのがれにちゃんだからそう感じたと思う。 れにちゃんはがるるを尊敬していると言ってたけど れにちゃんの尊敬するがるるは れにちゃんが演じたがるる。

KENみちのく @today814p

少なくとも 平田オリザさんが生み出し 本広監督が育て 高城れにが演じたがるるこそが 舞台を見た人の心に残り続けるがるるという人物。 俺の中でのがるるは 原作のように想像に任せるぼんやりとしたものではなく いつもジャージで、おでこを出した 笑顔の素敵な女の子。