- haiiro8116
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「・・・は?」 先輩の言葉に、後輩はよくわからないという風に首を傾げる。 モンスターがサービスを充実させるというのは、確かにわけがわからない。
2015-05-27 20:12:00「体中の老廃物を食ってくれたり、マッサージで全身の筋肉をほぐしたり体幹の調整をしたり、おまけに高級な薔薇の香りの香水みたいな香りを全身に摺り込んでくれる。 こいつにいっぺん丸呑みされたら5歳は若返るとも言われている。
2015-05-27 20:12:31おまけに取り込まれている時には気の狂わんばかりの性的快感を与えるんだ」 「最後の快感の部分、要らないような・・・・・・」 顔を赤くし、そこまでするなら快感は要らないだろう、快感はっ!とか思いながら、後輩は反論する。
2015-05-27 20:13:02「ふはははは。裸の女が色っぽい表情で吐き出されるようになったから、男の冒険者が喜んで、クロースイーターを殺さないようになったんだ。 こうして奴は、殺さず殺されない非殺傷型モンスターになったわけだな」
2015-05-27 20:13:26「こ・・・これだから男って奴ァ・・・・・・」 後輩は拳を震わせる・・・言い忘れていたが、後輩は女子である。 「あれ?でも男の人の場合は?」 「ああ、クロースイーターはな、男は襲わなくなったんだ。そして女を引き寄せる匂いを出している」 後輩の腕に、何やらぬるっとしたものが触った
2015-05-27 20:13:56「えっ?」 「後こいつな、女の服を食ってる間は非常におとなしくなる。だから捕獲する際にはな、沢山着込んだ女が最適なんだ。 昨日お前に買ってやった追加装備、実はそういう意味だったんだ。すまんな」 腕に腰に足に、後輩の体に触手が巻き付き持ち上げられた。
2015-05-27 20:14:23「えええええええええええ!?」 「まあ精々綺麗になって来い!気持ち良くて癖になるらしいぜ、俺は知らんけど」 「はかったな先輩いいいいいいいいいぃぃ・・・ひゃあああああぁぁん!?」 こうして哀れな生贄がまた一人、丸呑みされたのであった。 どんどはれ。
2015-05-27 20:14:37