精霊と契約して発動する魔法の時代→理論で魔法を再現できる魔術の時代→鉄と機械による蒸気の時代→魔術と機械が融合した魔動機の時代→物質を原子のレベルで操作する錬金術の時代 みたいな変遷をしてくれると嬉しい
2015-05-28 05:57:33大気からマナを集めて用いていた時代から、マナの結晶を使用する時代、それとは全く異なる石炭や石油を用いる時代、術士の体内のマナを増幅して用いる時代、そしてついにはマナを「消費」することなく物質の性質を変化させる事のできる時代へと進んでいくんですよ。
2015-05-28 06:00:58錬金術の時代の後、実は錬金術も「触媒」として術者のマナを「恒久的に」奪うことが発覚したので錬金術は凍結、蒸気の時代から発達した「電力」の時代へと移り、我々の現代めいた世界が構築されるとかそういう
2015-05-28 06:03:23魔法とか魔術は「物質」をマナで弄って変異させる手法だったが、情報の時代になると「物質に付与されたタグ・情報」を操作して変異させるとかそういう。そういう意味では錬金術の発展形なんだろうな。
2015-05-28 06:07:25「魔術サイドに問題が発覚した」→「今まで不遇だった科学の時代や!」→「科学も問題あるやんけ!」→「じゃあ魔術のここをとりいれてみたらどや」 的な
2015-05-28 06:10:02物理法則を書き換えることに成功した人類が、自分自身の法則を変化させる時代に達するのは、そう遠い話ではなかった。 具体的には、 「生命には終りがある」 「老いは必ずやってくる」 「病は不可逆に生命を蝕む」 そういった法則にも反逆を始めたのだ。
2015-05-28 06:20:50一方で人類は概念のみの生命をも生み出した。 肉体を持たない生命……それはかつて人類が力を借りていた精霊にも似ていた。 人類はそれを人工精霊と呼び、彼らを使役した。
2015-05-28 06:22:44@k_mushiko 胎内回帰のシチュは全然絡めてなかったけど書き出したら自然に湧いてくると思うんです。はい。
2015-05-28 06:26:17一回肉体を捨てるために「肉体」の部分を母体に吸収してもらうのか。 「魂」だけの新たな生命体へと変化するためには「出産」という工程を踏まないといけないのか。 湧いてきた湧いてきた。
2015-05-28 06:27:54「歴史書曰く。かつて人間は、精霊とともに暮らしていた。世界に住まう彼らの力を借りて、様々な現象を操作した。火を起こし、風を操り、雨を降らせ、穀物を実らせた」
2015-05-28 06:31:26「別の頁は語る。やがて人間は、精霊からマナを借りることをやめ、マナの結晶から力を引き出すようになった。魔法は理論化され、術式へと形を変えた。魔法は、全ての人間へと解放された」
2015-05-28 06:33:00「やがてマナの結晶が枯渇すると、人間は生命が形を変えたもの、石炭や石油を用いるようになった。蒸気の時代である」
2015-05-28 06:34:26「物質の理を操作するすべを覚えた人間は、自らにかけられた枷を外し始めた。老い、病、そして死さえも。そうして人間は肉体という器を捨て、魂のみの存在となった。それは『幽霊』とも『精霊』とも呼べる姿だった」
2015-05-28 06:37:53「それで?その講釈が私に関係あるの?」 「重要なのは最後さ。『肉体という器を捨てる』」 「オバケになるってこと?」 「死ぬわけじゃないさ。生きたまま、魂だけにならなくちゃいけない」
2015-05-28 06:39:05