最近の戦争で米兵はどんな死に方をしているのか 山崎雅弘氏のツイートより

日本政府は知っているけれど、私たちは知らない現代の戦争。
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山崎 雅弘 @mas__yamazaki

政府は「敵が撃ってきたら応戦する」「危険な事態になれば後方に逃げる」という、第二次大戦型のイメージで国民を騙しているが、イラク戦争で米兵がどんな「死に方」をしているかを正しく説明していない。「後方地域」の道路や路肩に設置された簡易爆弾が突然炸裂して、輸送車両の乗員などが即死する。

2015-05-25 13:33:36
山崎 雅弘 @mas__yamazaki

【閲覧注意・ショッキングな映像です】走行中の米軍車輌が即席爆発装置(IED)で爆破される動画。砲弾や地雷の信管と携帯電話等を繋げて、遠隔操作で爆破する。運良く生存しても、凄まじい衝撃波で脳の損傷(TBI=外傷性脳損傷)を受ける場合も。bit.ly/1Q5txiT

2015-05-25 13:35:27
リンク YouTube 【イラク戦争】IED(路肩爆弾)攻撃を受けた米軍車両映像集 ※即席爆発装置(そくせきばくはつそうち、IED、Improvised Explosive Device)とは、あり合せの爆発物と起爆装置から作られた、規格化されて製造されているものではない簡易手製爆弾の総称である。 日本の防衛省では「即製爆発装置」あるいは「即製爆弾」と訳している。 道路脇などに仕掛けられたIED...
山崎 雅弘 @mas__yamazaki

2001年10月から2008年11月までの7年間に、アフガニスタンで死亡した米軍および多国籍軍の兵士は699人にのぼったが、その約四割に当たる290人が、敵との銃撃戦ではなく、IEDによる死亡者だった。言い換えれば、死者の四割(半数弱)以上は、前線での交戦でなく後方で死んでいる。

2015-05-25 13:37:24
山崎 雅弘 @mas__yamazaki

2010年2月に米国防総省が発表した調査結果によると、アフガニスタンとイラクで2001年10月から2009年10月までの8年間に「対テロ戦争」に従軍した米兵約200万人の約7%に当たる約14万人が「外傷性脳損傷(TBI)」と診断された。同省は最終的に患者数は30万人に上ると推計。

2015-05-25 13:38:45
山崎 雅弘 @mas__yamazaki

防衛省で現代の紛争を研究している専門家は、当然こうした過酷な現実をよく知っている。しかし国会での安保法制議論では、このような「現実に基づく話」ではなく、「全く違う時代の古いイメージ」の枠内で派兵問題の是非が話し合われている。自衛隊員の命が、日本政府によって著しく軽く扱われている。

2015-05-25 13:40:00