近衛文麿と手塚

It happens sometimes @ElementaryGard

近衛文麿。総理大臣経験者。日本の敗戦を日米開戦時に見抜き、敗戦後マッカーサーにも激賞された聡明さ。しかしながら敗戦後に自分が戦犯にされるとは夢にも思わず、戦犯指定後に自殺。 pic.twitter.com/F9mjr8e7ji

拡大

It happens sometimes @ElementaryGard

「貴様はシナ事変（日中戦争）のときの総理大臣やないか！」とニューヨークタイムズに叩かれた。これでマッカーサーの方針も変換。

It happens sometimes @ElementaryGard

ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BF%91… ＞自殺の前日に近衛は次男の近衛通隆に遺書を口述筆記させ、「自分は政治上多くの過ちを犯してきたが、戦犯として裁かれなければならないことに耐えられない…僕の志は知る人ぞ知る」と書き残した。この遺書は翌日にGHQにより没収された。

It happens sometimes @ElementaryGard

「戦争責任」というもっともらしいけれど実はとても曖昧な概念。

It happens sometimes @ElementaryGard

近衛は今なお歴史上の解釈が難しい人物。手塚にどこか通じる。

It happens sometimes @ElementaryGard

そしてこの話と関わってくるのです。togetter.com/li/829705

It happens sometimes @ElementaryGard

『ジャングル大帝』は生命讃歌、のつもりだったのでしょうが手塚の前に超えられない壁が立ちはだかった。「ジャングルの民主主義？あんたら何食べて生きているのレオ？」という冷酷なツッコミ。 pic.twitter.com/OK4AGCSlEh

拡大

It happens sometimes @ElementaryGard

とりわけテレビアニメ化を経たことでこの欺瞞に手塚は自覚的にならざるをえなくなった。

It happens sometimes @ElementaryGard

『火の鳥』で輪廻転生テーマを描きだしたのは、彼なりの回答だったとみます。映画の『ナウシカ』へのツッコミに『もののけ姫』で答えようとした宮崎駿のように。 pic.twitter.com/clWYS3wnAf

拡大

It happens sometimes @ElementaryGard

さらに後になって描きだしたのが『ブッダ』。ここでは輪廻転生は登場しなくて（ですよね？記憶曖昧）、食物連鎖が前に出る。 pic.twitter.com/vTKWZ0Prq9

拡大

It happens sometimes @ElementaryGard

ディズニー・アニメーションを経ての生命讃歌を、ディズニーへの夢破れた後にどう自分のなかで延命するかが手塚の終生のテーマだったような気がします。