日本が“核のゴミ捨て場”になる日 （震災がれき問題の実像）を読んで下さった方の感想（まとめ）

あざらしサラダ @azarashi_salad

→ これだけでも、この本はわたしには、十分過ぎる価値がある。 → #日本が核のゴミ捨て場になる日

あざらしサラダ @azarashi_salad

→ もうひとつは「がれきの広域処理がどうやって正当化されていったか、そして広域処理のためにどれぐらいの額の予算を環境省は確保し、実際にはその予算がどう配分され、どんな使われ方をしたのか」。 → #日本が核のゴミ捨て場になる日

あざらしサラダ @azarashi_salad

→ がれきの広域処理について、健康面での懸念は、問題意識を抱えた数多くの人が指摘していた。けれども、「行政（環境省）が、いかに『まず予算の確保ありき』で、その明確な理由などないまま復興の予算を食い物にしたか」を、 → #日本が核のゴミ捨て場になる日

あざらしサラダ @azarashi_salad

→ 証拠を並べて（行政の文書や、予算の額）、その証拠をきちんと読み解いて（行政のもってまわった言い回しから、その真意を得る）、「ここがおかしい」というのを、明確にできた指摘というのは、あまり目にした記憶がない。 → #日本が核のゴミ捨て場になる日

あざらしサラダ @azarashi_salad

→ しようにもできなかったというのが皆の感じるところだと思うのだが、この、「しようにもできなかったこと」をしてくれているのが、この書籍だ。 → #日本が核のゴミ捨て場になる日

あざらしサラダ @azarashi_salad

→ この側面からわたしがこの書籍を読むと、がれき処理という名のもとに仕掛けられたトリックを、ロジックで見破っていく、ひとつの推理小説を読んでいるような、不思議な物語性のようなものを感じるのだ。 → #日本が核のゴミ捨て場になる日

あざらしサラダ @azarashi_salad

→ この物語性に熱中して、スリリングに読む。これはこれで読み方としてはおかしくない、はずだと言いたい。（トリックをロジックで見破っていく力量はもう、「剛腕ぶん回し」という感じ。 → #日本が核のゴミ捨て場になる日

あざらしサラダ @azarashi_salad

→ しかもそれを他者に解りやすく伝えている。このふたつの能力を兼ね備えているのは、おそらく沢田氏をおいて他にいないと感じる）。 → #日本が核のゴミ捨て場になる日

あざらしサラダ @azarashi_salad

→ ＃ただ、注意して欲しいのは、この本が「過去を振り返り、そこから学ぶ」だけに終わっているのではない、ということだ。この本は、最終的に「このときに変更された法律により、 → #日本が核のゴミ捨て場になる日

あざらしサラダ @azarashi_salad

→ そう時期を待たずして迫りくる脅威とはなんなのか」に迫っていくのだ。震災がれき問題は、過去のことではないのだ、と。 → #日本が核のゴミ捨て場になる日

あざらしサラダ @azarashi_salad

→ 本来、「＃」で書くべきことではないのだろうが、このあたりはもう、わたしには感想をまとめるだけの能力がないので、「怖い結論を、怯えながら読もう」としか言えない。 → #日本が核のゴミ捨て場になる日

あざらしサラダ @azarashi_salad

→ そして三つ目は（わたしにはここが重要だと感じたのだが）、「愛知という成功例を通して、住民運動の理想的な在り方を教訓として得られる本」であるということだ。 → #日本が核のゴミ捨て場になる日

あざらしサラダ @azarashi_salad

→ この三つ目の側面の言語化が、わたし自身にとってはいちばん重要な課題だと感じていたのだが、 → #日本が核のゴミ捨て場になる日

あざらしサラダ @azarashi_salad

→ この本の魅力を、伝えるに十分な能力が「ない」というのに、友人の指摘で気づいた。「あんた、それは、やりたいけどやってないや、ない。やりたいけどできないや。できないって言っておしまい。楽になるでぇ」。 認めるしかない。 → #日本が核のゴミ捨て場になる日

あざらしサラダ @azarashi_salad

→ 誰しもが経験していると思うのだが、「これは凄い作品だ」と感じたときほど言語化しにくいものだ。そりゃそうだ。いままで見たことのない世界がそこにあるのだから。これまでの思考パターンや言語では、表せるわけがない。 → #日本が核のゴミ捨て場になる日

あざらしサラダ @azarashi_salad

→ 借りてきたような言葉で伝えようと四苦八苦しても、無理。 三番目については、明日、自分がいま持っている「小さな、かすかな能力」のみで語ろうと思う。 おやすみなさい。 → #日本が核のゴミ捨て場になる日

あざらしサラダ @azarashi_salad

@NanasisanY レビューありがとうございます、m(__)m　 山崎さんに贈る言葉→３１１以降の４年間、ずっと言い続けてきたことですが 「市民運動は自分がやりたいことを出来る範囲ですれば良い」、(^_^)v

ひろ @hirochanw

@azarashi_salad 遅くなりました。瓦礫のカラクリとか、私も動き出す前にそれぞれ早くからできることをしていた人達がいた事は知りませんでした。そして、チーム知多半島の事、あの日々を思い出しました。これからの問題点ズバリです！ pic.twitter.com/3tYDnq4QFu

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ひろ @hirochanw

@azarashi_salad しかし、あまりにも問題がデカすぎて、そして戦争法案もあるし、国？官僚はトコトン利権のことしか考えてないものだとよくわかりました！

あざらしサラダ @azarashi_salad

@hirochanw おはようございます、(^_^)v　最初は多くの方が「問題」に気づいておらず、ガレキ反対というだけで非国民扱いされたことも有りましたが、愛知では「事実」をコツコツと伝え続けていくうちに反対意見を「主流」にすることが出来ました。みんなで成し遂げた勝利です。

山崎マキコ @NanasisanY

@azarashi_salad 　こんばんは。感想の続きを書きました。お目通しいただければ幸いです。 facebook.com/makiko.yamazak…

あざらしサラダ @azarashi_salad

山崎マキコさんからレビューの続編が届いたのでご紹介します。 facebook.com/makiko.yamazak… 近状：少し間が空いてしまったが、『日本が“核のゴミ捨て場”になる日 震災がれき問題の実像』についての感想の続き。

あざらしサラダ @azarashi_salad

→先日の近状で、ふたつの側面については述べた通り。それで今回は、この本の三つ目の側面について触れたい。愛知の市民運動という成功例を通して、得られた教訓とはなんだったのかである。→

あざらしサラダ @azarashi_salad

→この成功の秘訣は、本著のなかにおいては具体的に言葉として表現されてはいない。だがわたしなりにその教訓まとめると「市民運動は決して組織化されてはならない。金銭や名声の問題が、市民運動本来の目的から逸れさせてしまうからである」だ→

あざらしサラダ @azarashi_salad

→（元ネタがわかる人はいらっしゃるかと思うが、見逃してください。どこから引用してアレンジしたのかは、敢えてここに記しません）。本著の作者である沢田嵐氏は、わたしが漠然と感じたこの印象について、次のように述べてくれた。→