i_takechiさんの鎮魂の儀から黄泉に関するツイートまとめ

人様へのリプライまで一緒にまとめてしまっており申し訳ないです。あくまでも個人的なメモとしてまとめたものですので、問題があれば仰って頂けましたら外させて頂きます。
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武智功 @i_takechi

やはり旧暦10月神無月が、収穫感謝の御祭の時期だったのでは。神無月は、神の月なのでしょう。水面(み・な・も)が、水の表であるように…

2010-11-01 17:35:29
武智功 @i_takechi

@fuhgetsu 旧暦10月神無月は、やはり神の月、神祭りの月のようですね。仰るように「無」の文字は後で付けられたように思います。神の月10月に神祭りをしますが、その後は神様も帰られることでしょうから、そのとき以後は神無に?…いずれにしても神様が身近な月ですね。

2010-11-01 23:12:05
武智功 @i_takechi

@fuhgetsu 神無月の十日の夜には、案山子を焼くこともあるのですか…帰られることの象徴のようでもありますね。神無月十日には「亥の子祭り」とか「十日夜」「かかし上げ」等と言う行事があったようで、やはり神無月が収穫祭、神の月のようですね。

2010-11-01 23:13:11
武智功 @i_takechi

@kawairako そうですよね。新嘗祭は収穫祭というより、冬至の時期の御魂の再生に関る御祭りのような。関西の亥の子祭り等、本来は旧暦の神無月に収穫祭が行われた感じです。各地の神社の秋祭りも、もとは旧暦の10月に行っていたことを史料や調査で確かめたいですね。

2010-11-01 23:24:15
武智功 @i_takechi

@fuhgetsu 大地を叩くのは、大地の霊を目覚めさせる所作なのでしょうね。相撲のしこ踏みや、春を招くお水取りにも関連の所作が。この時期の一陽来復の願い…。新嘗祭は収穫祭ではなく、新穀を神と共に頂き、その穀霊の力を得て御魂を再生・活性化する、鎮魂とセットの祭儀だったと思います。

2010-11-02 00:31:19
武智功 @i_takechi

@insight_CR_Z 色んな基準があり、悩みます。子(ね)は冬至の月としても、中国でも時代により、子の月が11月であったり、正月であったり。方位と一年の関係を考えれば、真北(子)と冬至(子の月)と云うのは、成る程ですが…。お父さんは如何ですか?大変ですが良い方への転機に!

2010-11-03 00:20:35
武智功 @i_takechi

@coyo ハレとケとケガレ…日常生活を送っている内に気(エネルギー)が枯れてきて、御祭りなどのハレの日に充電。また特に冬は籠って御魂を増殖…何かの為に特別な事をするのではなく、このサイクルを単純に繰り返しながら命をつないでいく。…同じことを繰り返す事が、常に新しいことなのかも…

2010-11-03 00:22:34
武智功 @i_takechi

@coyo 民藝運動で知られる柳宗悦の心偈(うた)に「春 花ニヱミ、夏 日ヲアホギ、秋 月ニスミ、冬 雪トヤスム」が…「春は花に笑み、夏には陽を仰ぎ、秋は月に心を澄ませ、冬となれば雪と安らぐ」。一年の四季の循環は、人の一年のあり方、ひいては人生の四季でも。理想の生き方かも…

2010-11-03 00:22:53
武智功 @i_takechi

11月は、鎮魂祭や新嘗祭が斎行される月(本来は旧暦の11月ですが)。天石屋戸神話は、日食現象の神話化などとも言われてきましたが、宮中で斎行される鎮魂の祭儀に関る神話…

2010-11-05 17:27:49
武智功 @i_takechi

宮中の鎮魂の儀は新嘗祭の前日、現在では新暦の11月22日に行われます。旧暦で行われた時代では、太陽の力が最も衰える冬至の頃にあたり、まさに天照大御神の復活を願う天石屋戸神話の内容とも符合。

2010-11-05 17:28:20
武智功 @i_takechi

宮中で鎮魂の儀が斎行される同じ日に、石上神宮でも鎮魂祭が…石上の鎮魂祭は、物部氏伝来の鎮魂。起源は『先代旧事本紀』に、物部氏の遠祖である宇摩志麻治命が瑞宝を斎き、神武天皇と皇后のために御魂を鎮め祭り長寿を祈願したこと…

2010-11-05 17:28:34
武智功 @i_takechi

瑞宝とは、宇摩志麻治命の父神・饒速日尊が降臨に際して、天神の御祖より授けられた十種類の神宝、「十種神宝」。

2010-11-05 17:28:49
武智功 @i_takechi

石上神宮の鎮魂祭。浄闇のなかで、「十種神宝」にちなんで一から十までを数える声と、「ふるべゆら、ゆらとふるべ」の声とともに鈴が振られる音が…玉の緒を結ぶ。御魂を振動させて御魂振り。物部の鎮魂…

2010-11-05 17:29:13
武智功 @i_takechi

宮中の鎮魂の儀でも十までを数え、糸が結ばれます。また衣を箱に入れて振る「御衣振動」も。糸を結ぶのは、御魂が遊離しないように結び止めること。振動させることは御魂の活性化…宮中の鎮魂には、このほか猿女氏の鎮魂の要素も。

2010-11-05 17:29:28
武智功 @i_takechi

神話では、天照大御神が石屋に籠もられます。この籠もることも、鎮魂の大きな要素だったのでは。昔は「忌籠り」「お籠り」などとして、祭りの潔斎に関連して一般の人の籠もりも…。柳田國男は『日本の祭』のなかで、「籠るということが祭の本体だった」とまで言っております。

2010-11-05 17:30:03
武智功 @i_takechi

日本人は、身を清らかにして籠もることで御魂が増殖・成長すると考えてきたよう。祭礼とともにある潔斎・籠もりも、御魂の再生・活性化…。そして、そのためには神の力が必要だと考えられてきました。

2010-11-05 17:30:08
武智功 @i_takechi

11月23日は新嘗祭。今では勤労感謝の日。勤労する人に感謝するのか、勤労できることに感謝するのか?…豊かな実り与えて頂いた、神々のご加護に対して感謝の誠をささげることが本来。

2010-11-06 11:58:35
武智功 @i_takechi

新嘗祭。一般的には収穫感謝祭とされています。しかし、それだけではない大切な意味が…

2010-11-06 12:09:11
武智功 @i_takechi

宮中では毎年、神嘉殿において新嘗祭が行われます。また、天皇が即位されて始めて行われる一世一代の新嘗祭は、大嘗祭といわれます。この大嘗祭は天孫降臨神話と密接な関係が…

2010-11-06 12:12:20
武智功 @i_takechi

大嘗祭の中心「大嘗宮の儀」は、悠紀殿の儀、主基殿の儀からなっています。両殿には、中央に衾を掛けた神座、天皇の御座などが…天皇はここで天照大御神と天地の神々に新穀による御神饌をお供えし、また自らもお召し上がりになられます。

2010-11-06 12:14:14
武智功 @i_takechi

天孫降臨神話と大嘗祭は、天照大御神と邇邇芸命や天皇との関係、日本の国を知らすための降臨と即位、斎庭の穂の神勅と新穀に深く関る祭祀、などの共通性が…。

2010-11-06 12:15:46
武智功 @i_takechi

天孫・邇邇芸命の降臨が、歴代天皇の大嘗祭のなかで繰り返されてきたともいえ、大嘗祭は天皇の代が変わるごとの天孫降臨…

2010-11-06 12:15:52
武智功 @i_takechi

大嘗祭の中心は、天皇が新穀を自らもお召し上がりになられる事だと考えられています。

2010-11-06 12:17:17
武智功 @i_takechi

邇邇芸命が斎庭の稲穂を授かったように、皇祖神・天照大御神の霊威の籠った新穀を天皇がお召し上がりになられ、皇祖神の御魂を受け継がれる。まさに天皇が天皇として新たにお生まれになるための祭儀が大嘗祭…。

2010-11-06 12:17:22
武智功 @i_takechi

万世一系の天皇は、血筋とともに皇祖神の御魂を受け継ぐことが重要なこととされてきました。このことを天つ日継ぎと言い、日継ぎは霊(ひ)を継ぐこと。皇位を継ぐべき皇太子は日嗣皇子(ひつぎのみこ)…

2010-11-06 12:20:30