ミヤコ幼稚園でマザーやる②
- tarorininja
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ミ((それなら、いつきさんはなんでオオトリさんに酷いことを))未だそのことが漬物石めいて彼女にのしかかっていたが…いつきの眉間にも、深いシワが刻まれていたそれは自問自答の後だった。た「いやアレはオオトリさんが適当にスイッチ押したら岩に当たっただけで民家に当たったら大惨事」台無し…
2015-06-16 01:28:08い&ミ「おい!!!!!!!」この主人公に世界を救う資格はあるのだろうか。いや。そもそも自分たちのしていることが、世界を救うことにつながっているのだろうか。当てもなく世界を歩き、誰かと出会い、目につく事件を解決しているだけ。集めているメロディーとは何なのかさえ、ミヤコにはわからない
2015-06-16 01:33:57危篤なおじさんは笑った「お嬢ちゃん。無理に答えなんか出さなくてもいい。物事は、全て繋がっているものさ」ミ「…はぁ…」ミヤコはきょとんとしている。い「そういうことさ。いずれ分かるよ」たろりんは「危篤なおじさん」を無言でふぁぼっていた失礼な奴だ
2015-06-16 01:36:58た「レベル上げしましょう。我々は勝ちます」たろりんが主役らしい台詞を吐いた。い「おう」いつきがハードボイルドな所作で荷物を担いだ。ミヤコも立ち上がった。PPは回復した。これで戦える。ミヤコは、未だ目に見えぬ敵に向け、銃めいて指を構えた。「…PKビーム」それは静かな宣戦布告だった
2015-06-16 01:40:07しかしレベルを上げていたらミヤコはスマッシュを食らって沈んだので余り閉まらなかったそして旅は続く pic.twitter.com/ENNBSbReqD
2015-06-16 01:42:34◆このお話はゲームの進行に合わせて即興で書いており広げた風呂敷を畳むつもりが一切ない◆ また、最終回(ラスボス戦)におけるたろりん、ミヤコ、オオトリ、いつきへの応援メッセージをゆるく募集しています 出演してもいいよというフォロワさんはお気軽にお声かけください
2015-06-16 01:45:14僕がオオトリに応援メッセージとか変かなと思ったけどそれはそれでなんか平行世界の自分達を応援するやつみたいでかっこいいのかもしれない? #たろマザー
2015-06-16 01:48:08道に迷いながらレベルを上げる一行だが気付けば3:30になっていた。ミ「早くねりょおー!」しかしラストダンジョンであるホーリーローリーマウンテンの場所を見つけたその中は入り組んでおりたろりんは案の定道に迷ったがKATANAを見つけたこれは最強武器でいつきが装備可能
2015-06-16 03:26:19ミ「すごい…パワを感じます」い「…」いつきはKATANAを振るい呟いた「王の…」それはエクスカリバーではなかったUTSUWAでもアーサーでもブリテンでもなかったそれはまさに日本刀だった。実在性ミリオンアーサーはとても面白いがいつきは見ていない、かしこさが低いからだ
2015-06-16 03:29:43た「今日は(リアルの)時間も遅くなりましたし休みましょう」主人公はメタ発言を躊躇わない何故なら #たろマザー は一応「ゲーム実況」という名目があるミ「は、はぁ…」ミヤコはきょとんとしているそしてゲームの電源は付けっ放しで寝るファミコン時代には考えられないハイ・テックのなせるわざ
2015-06-16 03:34:49雑魚敵の下見もできたブルースターマンはいつきが一撃で倒せるブレインガはサイコブロックでPKを封じれば完全無力化できミヤコのサイマグネットでPP回復の餌となる。い「センセイはブレインガを見ると顔が生き生きするな」ミ「ふふ、美味しいですからね!さあPKビームγを撃ちますよ!」
2015-06-16 03:38:51パーティに笑顔は戻ってきたが、オオトリのことを忘れた者は誰もいない。…そして、この山の頂上に黒雲がかかってから、世界中に異変が起きた。ホーリーローリーマウンテンの山頂にすべての始まりがあることは明らかだった。…旅が終わろうとしていたそして旅はつづく
2015-06-16 03:42:07たろりんがホーリーローリーマウンテンだと思っていたのはホーリーローリーマウンテンに繋がる洞窟だったそして案の定道に迷いまくったがミヤコの最強武器「とびきりのフライパン」を拾ったこれは元々ミヤコが装備していた「ブーメラン」と攻撃力が変わらないが目玉焼きも作れつよい
2015-06-16 10:52:15しかしマザーでは目玉焼きを作れたりはしないから正直残念武器だがミヤコの最強武器はPKビームγなので問題はないそしてミヤコがうっかり沈んだのでマジカントに逃げたミ「うう…踏んだり蹴ったりです…」い「ここがマジカントかい」いつきはマジカントが初めてだ
2015-06-16 10:57:59ミ「はい。『めのうのつりばり』を使うことでいつでも来られる不思議な国です。皆さん優しくて…」た「だいたいミヤコさんが沈んだ場合に来る国です。無料で生き返らせて貰えますので」ミ「ううーっ!」ミヤコは攻めがつよいが守りが弱くよく沈むい「で、このマジカントってのはなんなんだ」
2015-06-16 11:04:01ミ「それは…わかりません。皆さん優しくて…どこかしら不思議な雰囲気のある場所としか…」い「たろりん」た「会いますか?」い「誰にだい」た「この国の女王クイーンマリーです」ミ「そういえばクイーンマリーに会ったことはないです」た「今のところクイーンマリーに会ったのは僕だけです」
2015-06-16 11:06:33い「そのクイーンマリーって人に聞けば何かがわかるのかい」た「…行ってみましょう」捩れた白い貝のような建材で建てられたクイーンマリーの城に入る床はピカピカで顔が映る。たろりんは奥を目指し…また道を間違えて宝物庫に入るい「お前…本当に迷いまくるな…」ミ「方向音痴りん…」
2015-06-16 11:12:09た「ここです」ミ「いや、お付きの青いピエロさんしかいないじゃないですか!」た「大事な話が聞けます」たろりんはお付きの青いピエロに話しかけた「◆たまに クイーンマリーは うなされてるんだ。◆わるいこを しかりつけるような ことをいって◆こわい こわい となきさけぶのさ。
2015-06-16 11:15:46「◆そして うたを うたいはじめるんだ。ほんのすこしだけ…◆で おもいだせないって くるしがってさ。あせびっしょり かいて めざめるわけさ。◆クイーンマリーは むかし よっぽど かなしい ひどいめに あったのかな。
2015-06-16 11:17:27青いピエロは話すのをやめた。ミ「クイーンマリーに、一体何が…」青いピエロは答えない。それを語るのは彼の仕事ではないのだ。た「行きましょう。クイーンマリーに会いに」赤い絨毯を踏んで歩く。美しく悲しげで、やつれて疲れた顔の女王が、玉座に座っていた。
2015-06-16 11:20:18「◆ようこそ たろりん。◆このマジカントこくでは みんなが ともだちになれるし ほしいものは すきなだけ えられるのですよ。◆えっ わたしの うたが ききたいの?◆ごめんなさい。どうしても おもいだせない。◆いつか きっと 思い出して うたえるはず…
2015-06-16 11:22:18「◆あのうたを うたえたときに そう…なにかが おこるの。」クイーンマリーは口を噤んでしまった。よほど悲しいのか、瞳に涙が光る。誰もなにも言えなかった。たろりんは、きぼうのオカリナをぎゅっと握りしめた。踵を返した三人の背中に、赤いピエロが呼びかけた。
2015-06-16 11:24:52「◆きっと また かえってくるのよ。くるしいときに ここに…◆みんな あなたたちを すきなんだから。」た「…はい。ありがとうございます」たろりんたちはクイーンマリーのお城を出た。たろりんはきぼうのオカリナをかばんから取り出し、吹いた。((きこえたかい?))また、誰かが尋ねた。
2015-06-16 11:27:28