ライチ☆光クラブ、ぼくらの☆光クラブ　自分用感想メモまとめ

サンキュー鞠アムズ💙🎤@映画沼🇮🇳🦅 @Maripaperbook

ライチ☆光クラブの兎丸先生オリジナルの前日譚「ぼくらの☆光クラブ」上下巻(小学生編・中学生編)をようやく読んだ。子供らしくほっこり日常やギャグメインかと思いきや、着実に本編の破滅へと向かっている雰囲気がさっそく恐ろしい。ゼラがいかにクラブを洗脳し制圧したか、タミヤの心境など。

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その勢いで本編も久しぶりに読み返す。ゼラはジャイボにフェさせてただけで、逆はなし、本番もしてなかった模様。ニコも俺のゼラと言ってたけどあれは恋とか所有欲とかではなく自分が誰かの一番でありたいあれですよね。タミヤも一番まともに見えて復讐に狂っている、カリンと2人で生き延びれたのに…

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前日譚から読むと、ひかりクラブの成り立ちと3人の友情、ゼラの生い立ちと孤独感と感情を失くした経緯、ジャイボとの出会いと彼のサイコパスぶり、ライチラライチララライチ、などが窺い知れてより深く。下巻のラストは本編に食い込んでるけど、全コマ描き直してる。

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ゼラ、前日譚からの天才ぶりと帝王ぶりからの、最後の小物感とのギャップが。あれが普通の(？)中学生の反応だよな本来。全てを崩壊させたジャイボの悪女ぶり、なぜあそこまでゼラに終着したんだろう？ タマちゃん陵辱も鉄パイプ使っただけで直接は入れてなさそう。

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ライチラライチララライチ(意味深♂) (これは行為開始の合図だったのでは) (2人以外のメンバーがこのフレーズを好んで使っている節は見られない)

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原作の演劇の方とはだいぶ筋書きが違うようなので、オリジナルの方も見てみたいなあ。兎丸先生の薔薇な改変好きだけど。前日譚は兎丸先生が許可を得て自由に想像した、公認の二次創作同人誌のようなもの。なおジャイボの本名は企画人/脚本家/ジャイボ役の方の名前から。

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ライチはカノンを愛したのか？ カノンはライチを？ 普通ならカノンとタミヤが結ばれそうなものなのに(顔的にw)、カノンと話した時は既にボロボロでせっかくのイケメンの顔も見えない、しかも実質カノンは必要に迫られてライチの側を選び、ある意味失恋なのが切ない。(タミヤも思い入れないけど)

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ライチ、前日誕を読むとクラブの規律も分かる。「愛・友情も禁止」。だからこそ最後のジャイボの「愛」とそれに対するゼラの「玩具だったのに（笑）」が活きてくるんだよなあ。ゼラがジャイボと色々してたのは美への崇拝だけでなく、エラガバルスの「14歳で皇帝、男色」等の条件を全てクリアする為。

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ゼラは決してバイではなく（その証拠に本番もフェ返しもやっていない、あくまで自分優位、自分の快楽が主体）、興味無さそうにはしてたけど普通に女性に対する性欲があったのだろう、カリンちゃんにも先生にも。全く男色の気はないのに、エラガバルスと同じになるためだけにジャイボを利用した。

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それを見たニコはどう思ったんだろう…恋愛系の嫉妬とか自分がそうしたいされたい、ではなく、ゼラの一番を取られているというだけのあれ。あの中で本物のほもってジャイボしかいないなあ、雷蔵ちゃんはおかまだけど実際のところは分からん…実は中身は男の子かも…ヤコブとけんかっぷるだったのか？w

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戦後の昭和の経済成長の裏にある工業地帯、被差別区域。ゴウンゴウンという音が鳴りやまない。どこか特定の地域のような、しかし日本にライチは実らないと思うので、やっぱりファンタジーのような、不思議な感覚…。読むとしばらくその世界から抜け出せない…ずっと光クラブのことばかり考えてしまう…

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日本の闇という丸尾末広感もありつつ、空想科学、歴史、数学、チェス、オルガンと讃美歌、「この中に裏切り者がいる」というユダ的キリスト教モチーフ、色々なものが詰め込まれている。世界史の先生がエラガバルスを知らなかった（らしい？）というのは、普通歴史で習うものじゃないからなんだろう。

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演劇ライチ光クラブは1985～1986年、漫画ライチ☆光クラブが描かれたのが2006年、ぼくらの☆ひかりクラブが2011～2012年。漫画にもこんなに開きがあったとは。ちなみに絵が全然違う、元々美麗だけど、兎丸先生格段に御上手になっていらっしゃる。インノサンなんちゃらも読まなきゃ

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演劇のジャイボは半ズボンが眩しい美少年だったとか。兎丸先生があとがきで謝っておられるようにw、中学生編では見られないけれど、小学生編でシャツとサスペンダーと半ズボン（冬場はブレザー）のショタが拝めます。

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というかエラガバルス（ヘリオガバルス）ってライチで初めて知ったよ…妄想では美味しそうな題材ですが…。高校世界史とかで習うもんですかね…（日本史だったひと）歴史というよりは美術で出てきそう、あの薔薇の処刑の絵。そういえば彼の女装や性転換は真似してないねゼラ！？都合いいね！？w

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ライチ読むとこの皇帝は美少年で女装・男色しかしていないように受け取れるが、普通に女性と3回以上結婚してるし、バイですなw

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性転換ってどこ情報…と思ったらかつれいか…それって女性になることを意味しているのか？よく分からん。男性と結婚し「妻」になることもあったそうな。密偵を放ってきょこん男探し、民間人に化けて酒場で男漁り、宮殿で客を取りばいしゅん宿化、などなどw　化粧で女性に見えるような美貌だったのか。

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護衛の兵にトイレでくそまみれになって殺されたってのはどこ情報だ…普通に母親と処刑されたことになっている…。あと、これは真偽は定かでないらしいが、薔薇で窒息するもんなんでしょうかねえ…香気が強すぎるのかしら。