佐藤正美Tweet_20150601_15

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佐藤正美 @satou_masami

50歳にもなれば、じぶんの専門技術を離れたら、じぶんが feel at home を実感する場所を喪ってしまう。

2015-06-09 05:44:32
佐藤正美 @satou_masami

どんな仕事でも、職域に関する定めがないかぎり、無限の可能性のなかに存在しているのであって、汲み尽くすことはできない。そして、そのなかで立ちすくんで不安を覚える。自分の仕事――それを海に喩えてもいい――に真摯に向かって、だだっ広い海を前にして迷わない人を私は好きになれない。

2015-06-09 05:48:16
佐藤正美 @satou_masami

大海を泳ぎ渡ってみせるという自信を持つことは賞讃に値するのでしょうが、なにかしら、仕事を――仕事の「無限性」を――軽んじているような気がします。「無限」を計量することなどは、ちから に限りのある私たちにできる訳もないのだから。

2015-06-09 05:52:29
佐藤正美 @satou_masami

モデルは、実際に使われるほかに道はないという当然のことを外さなければ宜しい。

2015-06-09 05:57:29
佐藤正美 @satou_masami

「正当でないと思うことがあったら」告発して戦う――しかも、それが じぶんの専門領域で起こっている事態であれば、戦うのは勿論のことであって、私の人生は [ 30 歳から今に至るまで ]、そのために費やしてきたと云ってもいいくらいである。

2015-06-09 06:00:33
佐藤正美 @satou_masami

それぞれの企業には、それぞれの次第があって、しかも、おもて向きの理由は口実にすぎず、ほんとうの理由は幾つもの些細な契機が積み重なっていて、それらの契機が朦朧たる態をなしていて、一つずつ摘み取ることのできないことが多い。

2015-06-09 06:03:16
佐藤正美 @satou_masami

私は学者肌と言われることが多くて、政治が下手なように思われているようですが、私は そんな迂闊な人物じゃない。寧ろ惚けた(しらばくれた)人物です。私は、じぶんが関与した企業のなかを詳細に観ています。雇われたエンジニアという境遇上、ユーザ企業で観たことを他言しないだけです。

2015-06-09 06:06:29
佐藤正美 @satou_masami

ユーザ企業のなかで起こっている人間関係を観ていて、骨のある人物というのは、社内政治の中で自分のやりたいことを見え見えに演じる事のできる人物でしょうね(私は、この文を厭味で綴っているのではなくて、寧ろ賛嘆の気持ちを込めています)。そして、そういう人物は、たいがい、出世しています。

2015-06-09 06:09:19
佐藤正美 @satou_masami

「文学青年」の眼で観れば、私にも、「俗」と思われるような「見え見えに演じることのできる」性質が いくぶんかあることを告白しておきますw。私がそれをやらないのは、内気な性質のほうが強いからじゃなくて、モデル技術を作るほうに集中しているからにすぎない。

2015-06-09 06:12:37
佐藤正美 @satou_masami

「型」に嵌(はま)った「生々しい」政治などないでしょうw。「生々しい」政治は、つねに特殊事態です。だから、政治は面白い。ただし、システム・エンジニアの私は――TM(モデル技術)を今後も改善し続けたい私は――、「無垢にして抜からず」という態で止まっていたい。

2015-06-09 06:16:42
佐藤正美 @satou_masami

専門家と云われている人が著した書物のなかにも、他人の書物から借りていているくせに、いまさら、自分で観てきたように言っているなあ、と感じて厭(あ)きる書物が多い(苦笑)。

2015-06-09 06:18:52
佐藤正美 @satou_masami

不快な気持ちを感じさせる人たちといっしょに仕事をすることになっても、私はプロフェッショナルとして、契約した(約束した)質の仕事を果たすようにしてきたが、たぶん、いっしょに仕事をしていて気持ちがいい人たちとやった仕事に比べて、質が無意識の裡に幾分か落ちていたかもしれない。

2015-06-09 06:22:58
佐藤正美 @satou_masami

セミナーでも、聴衆の態度が悪いと(あるいは、聴衆と掛けあいができないと)、講師はセミナーの中身を抑えてしまう。このときは、意識的に抑えることが多い。いわゆる「流す」という態度です。プロフェッショナルとしてやってはいけない態度ですが、気持ちがブレーキがかかってしまう。

2015-06-09 06:25:53
佐藤正美 @satou_masami

あなたはプロフェッショナルとして意見を述べることで報酬を貰っている。

2015-06-09 06:27:17
佐藤正美 @satou_masami

正しい知識ばかりを蓄えて、眩暈を起こさない状態――それらの知識と自分の実感とのあいだで起こるはずの「対立」に対して疑問を抱かない状態――というのは、「魯鈍(あるいは鈍感)」ということではないかしら。

2015-06-09 06:33:23
佐藤正美 @satou_masami

「ほかの企業もそうですよ」と云われて喜ぶようなトップマネジメントはいないでしょうね。

2015-06-09 06:36:45
佐藤正美 @satou_masami

どうなるかわからないという状態(可能性)の中で我々は、なんらかの推測を抱いて、選んだ向きに歩みを進めるしかない。そして、二十年・三十年も歩いてくれば、スタート地点に もう戻ることはできない。しかし、もし、その場所が自分の home ではないと疑いを抱いたら、、、。

2015-06-15 18:12:39
佐藤正美 @satou_masami

小説では筋が、通常、主人公の眼に映った世間の生態を描く――モデル作成(現実的事態の形式的写像)でも同じ様な事をやっている連中が数多(あまた)いる。

2015-06-15 18:15:17
佐藤正美 @satou_masami

モデル(模型、実例)が「事実」の記述として他の多くの表現形式にまさっているのは、それが現実に対して、個々人の視点(目線)を離れて、事態そのものの構造と「論理」が互いに同化しあう形式を与えてくれるからである。

2015-06-15 18:17:48
佐藤正美 @satou_masami

こちらの観察どおりに自分の仕事を(対象に即して)話すひとに私はほとんど接見した事がない――意見(願望、愚痴など)がいつも混入している。

2015-06-15 18:23:27
佐藤正美 @satou_masami

物わかりのよいひとは、決して流行(はや)りを追う事がない。嵐の中に浮漂する帆船同様、こういうひとは帆を下ろすのである――様子を見ている。いずれそのうちに嵐(熱情、逆上せ)は衰微するだろうと思っている。政治家がちょいちょい使う手である。

2015-06-15 18:28:37
佐藤正美 @satou_masami

システムとか技術は、その性質として、共有できる機能です。その共有できる機能として使われてきた技術を「あらためて新しくする」ことは、多数のエンジニアの同意を獲なければならないので [ 組織の総体としての意識を変えて改めて新しい意識を共有しなければならないので ]、難しい。

2015-06-15 18:32:38
佐藤正美 @satou_masami

新しい技術が従来の技術に比べて すぐれているとしても、従来の技術が もう役に立たないと実感されない限り、たぶん、技術を入れ替えないでしょう。それ [ 技術の入れ替え ] は技術の論点ではなくて意識の争点になってしまう――だから、難しい。

2015-06-15 18:35:21
佐藤正美 @satou_masami

新たな論説・技術が現れた時に世間はそれらを要約してラベルを貼って分類しようとする。「様々な意匠」が現れては消えてゆく世間では、一つ一つの説に関して原典を読んで正確に把握している事は、およそ、期待できないので、そうせざるを得ないのだが、ラベルは殆ど的外れだと思ったほうがいい。

2015-06-15 18:38:30
佐藤正美 @satou_masami

「TMは敷居が高い」と云われている事を私は耳にしていますが、宜(むべ)なるかなと思う。私は気取っている訳じゃないし、数学基礎論の知識のないひとを見下している訳でもない。「敷居が高い」という言いかたは、「使いたくない」という意味であって、TMを吟味して言っている訳じゃないでしょう。

2015-06-15 18:42:51