オリジナル玩具(仮)

12
あ阿々。 @rainbow_solara

1 駐車場に車を止めた。 鍵を抜いて、息を吐く。 チラリと鞄に目をやって、反らした。 彼からのメール。 (アレ、つけてきてな) 震える手で取り出す。 硬くて柔らかい、肌色の玩具。 よく知ってる、あの形。 思わずゴクリと喉が鳴って、舌を伸ばした。

2015-05-02 21:10:16
あ阿々。 @rainbow_solara

2 暗い駐車場。 誰かに見られるかもしれない。 下を向いて先端を舐める。 少し冷たい。 口を開けてギリギリまで飲みこんで吸い上げて愛撫する。 無機質な玩具が濡れて艶めかしく光る。 スカートの中、下着の脇から指を入れるとそこはもう何の用意もいらないくらい潤っていた。

2015-05-02 21:10:43
あ阿々。 @rainbow_solara

3 チュッって糸を引いて引き抜く。 息を吐きながら自らの手で埋めた。 ゆっくりゆっくり奥まで差し込んで、その快感に震える。 何度か抽挿を繰り返して、喘いで。 また奥まで沈めて下着を整え直した。 胸をギュッと握る。 アソコがギュッと締まる。 ビクビク、中で自分の脈動を感じた。

2015-05-02 21:11:05
あ阿々。 @rainbow_solara

4 荒い息を押し殺して車を降りた。 エントランスを入って、エレベーターに乗って、彼が待つ部屋まで。 ほんの2・3分の距離。 それがとてつもなく長い。 なるべく動かないように歩くけど、足を開くと玩具が落ちそうになるし、力を入れると奥をヌルヌルと刺激されて腰が砕けそうになる。

2015-05-02 21:11:17
あ阿々。 @rainbow_solara

5 小さく声を漏らしながら歩みを進める。 なんとか誰にも会わず、エレベーターの前まで。 ボタンを押して息を吐いた。 箱の中の監視カメラの映像を見上げる。 誰も乗ってない。 はやく…はやく来て…。 背後から足音。 思わずスカートのすそを握り締めた。

2015-05-02 21:11:29
あ阿々。 @rainbow_solara

6 それはそのまま通り過ぎて階段へ。 ホッとして力が抜けた。 その瞬間、ズルッって、動いた。 『ふぁっ!』 抜けちゃう…! へたり込みながら思わず両手で勢いよく差し込んでしまった。 『んあぁぁっ!』 響く声。 ひんやりした床の上、熱い体をビクビクと震わせる。

2015-05-02 21:11:46
あ阿々。 @rainbow_solara

7 こんな…こんなとこでイッちゃうなんて。 床に押し付けながら、ピクピク快感に腰をくねらせる。 その時、降りて来るエレベーターに人が乗ってるのに気付いた。 空っぽだった箱の中に人が乗ってる。 慌てて立ち上がる。 落ちそうになる玩具を中に押し込んで、足をギュッと閉じて。

2015-05-02 21:12:00
あ阿々。 @rainbow_solara

8 鼓動が早い。 体が熱い。 息が苦しい。 腰が揺れる。 奥がずっとキュンキュンいってる。 怖い。 でも…気持ちいい。 あ…来る…。 扉が開いた。 下を向いて、顔を隠して。 すれ違うように中に滑り込んで、閉ボタンを押した。 8階。 彼が待つ階へ。

2015-05-02 21:12:33
あ阿々。 @rainbow_solara

9 足がガクガク震える。 壁に寄りかかった。 鏡の中の自分と目が合う。 真っ赤に瞳を潤ませて唇を半開きにさせてる、エッチな顔。 誰が見たって、最中だって、わかる…きっと。 扉が開く。 よろよろと外に出た。

2015-05-02 21:12:49
あ阿々。 @rainbow_solara

10 壁に手を突いて、一歩ずつ。 一歩ずつ突き上げられて、犯されながら、彼の待つ部屋へ。 何度も立ち止まって、漸くそこに立った。 インターホンを押す。 扉が開いた。 優しく笑う彼の顔。 ホッと息を吐いた。 腕を引かれて胸の中へ。 背後で鍵の締まる音。

2015-05-02 21:13:04
あ阿々。 @rainbow_solara

11 「ちゃんと、付けてきてんな」 優しく頭を撫でられて力が抜ける。 「ずっとそんな顔で歩いてきたん?」 その瞬間、彼の手でグッと奥まで押し込まれた。 『ヒッ…あぁぁぁ!!』 容赦なく動かされて強制的に押し上げられる。 「よくできました」 微かに彼の声が聞こえた。

2015-05-02 21:13:18
あ阿々。 @rainbow_solara

12 「よーできてるやろ、これ」 私の中を突き上げながら彼が玩具を手に取る。 「俺のん型取ってん」 笑いながら口の中に押し込んできた。 「固まんの早くてなー。一回失敗してもーてん」 上でも下でも彼を咥えながら喘ぐ。

2015-05-02 21:13:32
あ阿々。 @rainbow_solara

13 「今日も持って帰ってな、これ」 「会えんときはこれでオナってな」 「次会う時まで俺の形ちゃんと覚えとって」 いつだって彼に犯してもらえる。 ずっと挿れっぱなしにすることだって。 そのまま寝て、起きて。 一日中彼を感じたまま。

2015-05-02 21:13:44
あ阿々。 @rainbow_solara

14 キューッてアソコが熱くなって、彼の分身を咥えながらイッた。 それを満足そうな顔で見下ろす彼。 「次は…来週やなあ」 「土曜日、大阪で生放送終わったら来るわ」 「朝、俺見ながらズボズボしてな?」 「そんで、挿れたまんま、待ってて?」

2015-05-02 21:13:52
あ阿々。 @rainbow_solara

15 爽やかに笑う彼を見ながら、涎を垂らして腰を揺らす。 きっと言われなくてもそうする。 そんな自分がはっきりと見える。 だらしなく淫らな私。 彼だけが知ってる。 口を塞がれて声が出せないから。 返事の代わりに、私の中の彼を力いっぱい握り締めた。

2015-05-02 21:14:22
あ阿々。 @rainbow_solara

1 『もしもし安田さん!?』 「もしもし?」 『あのっ!?』 電話口、焦った声の彼女。 「どしたん?」 『あっ、今大丈夫?』 「うん、家やし。どした?」 『…あの、…』 「ん?」 『…荷物、届いたんだけど…』 「あ、届いた?」 吃驚させよ思て内緒で送ってん。

2015-05-29 01:13:39
あ阿々。 @rainbow_solara

2 『…これ…』 「よー出来てるやろ?俺のん」 『…え?』 「俺のん、型取ってん」 『何で…そんな…』 「いや、マルから貰ってな?予備で大目に買うてんけど余ってんて」 『だからって…』 「二つ貰てんけどな。一個でちゃんと出来たから一つ渋やんにあげたわ」 『…ぇ』

2015-05-29 01:14:01
あ阿々。 @rainbow_solara

3 「二人で作る言うてたで」 『…』 「何や途中で萎えてまうのんが一番失敗するん多いらしいねんけど、自分使うん想像したらずっと勃ちっぱで後々困ったわ」 『…』 「どう?使ってみた?」 『…』 「まだ?…ほんなら今する?」 『…今って…』 「舐めてみ?」 『…む…り、…』

2015-05-29 01:14:20
あ阿々。 @rainbow_solara

4 「出来るって…ドキドキしてるやろ?俺のんやで、それ」 『ゃ、ぁ…』 「それとももう濡れてる?」 『…』 「な、舐めて?」 しばらく沈黙があって、ピチャって濡れた音。 小さく聞こえるそれが段々大きくなって、苦しげな息遣いまで聞こえて来る。

2015-05-29 01:14:32
あ阿々。 @rainbow_solara

5 それだけではち切れそうな俺のん。 溢れる先走りを塗りつけて扱く。 「口ん中入れて…全部…」 『…ふっ…ン…』 ジュポッ…ジュルッ…って音を立ててしゃぶりあげられる俺の分身。 「…下は?もうあかんのちゃう?」 『ンッ…グッ…』 「触ってみ?」 『…んぅっ!』

2015-05-29 01:14:46
あ阿々。 @rainbow_solara

6 「ビチャビチャなんや…な、挿れていい?」 『んっ…ぷぁっ…』 チュポンって口から引き抜く音。 ゴソゴソ衣擦れが聞こえる。 「ゆっくり、挿れて…」 『ぁ、ぁ…ぃ、ぁぅ…』 震える声。 肩に電話挟んで足広げてアレをオマンコに自分で挿れてんの想像して、グンッと力を増す。

2015-05-29 01:14:57
あ阿々。 @rainbow_solara

7 「全部、入った?」 『あ、ぁ…はい、っ、た…ぁ…』 きっと目潤ませて全身震えさして口開けっぱなしで喘いでる。 手は抜けへんように奥まで抑えつけたまんまで。 で、勝手に腰動き出すねん。 知ってる。 自分の好きなとこ当たる様に腰浮かしてグリグリ擦りつけてくんねん。

2015-05-29 01:15:04
あ阿々。 @rainbow_solara

8 それがなー、えらい気持ちよくて。 もうちょっと我慢しよ思てもすぐにめちゃくちゃに動きたなってまう。 『あ、んっ、やっ、あぁん!』 ほらな。 こうなったらもう止まらへん。 「ちゃんと俺のんってわかる?」 『んっ、おっき、ぃ…、はぁん…』

2015-05-29 01:15:11
あ阿々。 @rainbow_solara

9 「あんま会えへんけど、それ挿れて俺のん忘れんといてな?」 『んっ、わかっ、た、っ…!』 喘ぎ声の向こう、ジュボジュボ音が聞こえる。 それに耳を澄ませながらめっちゃ扱く。 『イィ…いいよぉ…』 耳が熱い。 手も、チンコも、全部。

2015-05-29 01:15:23
あ阿々。 @rainbow_solara

10 切羽詰まった声。 もう限界? 「イきそ?」 『ンッ、うんっ、イ、くっ…!』 「俺、も…あかん…」 『んぁっ、ダメ、あ、あ、…イ、クイク、イ…あ、あぁぁぁぁ!!』 「ッ、ぁっ…!」 浮かされたような絶叫を聞きながら、頭の中の彼女に向かって思いっきり射精した。

2015-05-29 01:15:48