蜃気楼チカナリ

栞子 @shioshioriko

夜中に目が覚めて、その後、なかなか寝付けなくて、寝不足で夢の中に今にも迷い混みそうです。朝から良いチカナリを読んで、目が覚めたとか言いません。 むしろ、チカナリの世界でずっと寝ていたいです。

栞子 @shioshioriko

チカナリによる、チカナリしかいない、チカナリストの為のチカナリの世界に引きこもっていたい。 ずっと引きこもって、全て忘れて、何も考えないで、死んだのも気付かないで、ずっとソコにいたい。

らいと @light_akari

@shioshioriko おはようございます( ﾟ∀ﾟ)ﾉ どんな世界ですか、それはw 引き篭もり願望とは、さては御疲れですね？

栞子 @shioshioriko

@light_akari 少し考えてみた。多分海の底にあると思います。海流が早くて誰も近づけないけど、光がボンヤリ届く海底で。珊瑚とか小さな魚がキラキラしてて、そこで、喧嘩したりイチャコラしたり、喧嘩したりイチャコラしたりしてる。永遠に続く、瀬戸内のニライカナイ。(疲れてry

らいと @light_akari

@shioshioriko そこで、栞子さんはチカナリの歴史を紡ぐ人になるんですね(｀･ω･´)

栞子 @shioshioriko

@light_akari そう、私はそこに住まう一匹のゴマフアザラシ……チカナリの全てを知る…… って、突っ込んで下さいよ( *・ω・)ノ

らいと @light_akari

@shioshioriko いやァw引き篭もり願望なら私も標準装備なんで(*｀艸´) 寧ろkwskしてくだされwチカナリの世界を。｢胡麻斑海豹のしーちゃんは見た。目眩くチカナリの世界｣とか

栞子 @shioshioriko

@light_akari ×月××日喧嘩した。主に馬鹿とどちらが先に言ったかについて。 ×月××日仲直りおせっせした。 ×月××日喧嘩した。主に１日の餅の摂取量について。 ×月××日仲直りおせっせした。 どうせ、こんな毎日ですよ＼(^_^)／

らいと @light_akari

@shioshioriko ありそうだ、いや、そうに決まってる（爆） けど、フッとナリ様が気付いて｢何故、我は、貴様はここに居るのだ？｣と言うと、アニキの姿が揺らいで消えそうに････ほら瀬戸鬱の気配|дﾟ)ﾁﾗｯ

栞子 @shioshioriko

@light_akari 瀬戸鬱キター！ 「毛利どうしたんだ？変な事言ってねえで、こっち来いよ。」「元親…貴様……足が……」「言うな！いいから、こっち来い。こうやって、二人で居ようぜ？ほら、あんたの好きな餅だ……だから……」 そう差し出された手は、見たことないほどに震えていた。

らいと @light_akari

@shioshioriko この手を取ればまた変わらない日々が続く。けれど取らなければ目の前の男は消えてしまう｢･･･元親｣｢毛利、ほら、来いよ、な？｣消えて行く指先。消えていく腕｢元親｣｢毛利、まだ間に合う！｣｢我は、我は、ダメぞ！我はもう！もう貴様を信じられぬ｣｢毛利･･･｣

栞子 @shioshioriko

@light_akari 「もう茶番は終わりぞ……楽しい夢であった……」「毛利……」 「夢はいつか覚めるものぞ……」「毛利愛していたよ……」薄れ消え行く元親に、元就は唇を近付けるが遅かった。もう触れることの叶わないその男は、微笑みながら元就の前から消えていった。

らいと @light_akari

@shioshioriko 独り残された毛利は辺りを見回した。光に充ちていた筈のそこは薄暗く、花のような海藻は不気味な色を曝していた。｢･･･元親。貴様は我の夢であったのか･･･ただ一人我が愛した貴様は･･･｣茫然と佇む毛利にはどんな救いも残されてはいなかった。

栞子 @shioshioriko

@light_akari 元就はいつでも独りで生きてきた。誰も必要とせず、近づかせず、そうやって独りで生きてきた。そんな元就が初めて他人を望んだ。それが元親だった。「所詮、我も愚かな人間だったという事か……」 ここが陸ならば、元就の目からは涙が出ていたかもしれない。(海で良かった

栞子 @shioshioriko

@light_akari (海で良かった)そう呟くと、元就もまた消えていった。 そして、数百年の時は流れーーー はい、バトンタッチ！

らいと @light_akari

@shioshioriko ｢この辺りに晨がいるらしいんだ｣｢晨？あれはお伽噺だろう｣｢ああ、けどよォこの辺りに来ると夢を見せられるんだと｣海辺をそぞろ歩く二人｢何か見たい夢があるのか？元親｣｢いいや。俺の夢はここに居るからな｣伸びてきた腕が小柄な体を抱き締めた｢毛利、愛してる｣

栞子 @shioshioriko

@light_akari まって！晨が分かんないwwwこれ、なんですかー？

らいと @light_akari

@shioshioriko え？そっか(；´ﾟдﾟ)ゞスンマソン！晨は中国神話とかに出てくるヤツで蜃気楼、あ！字間違えてた！_(:3｣ ∠)_ 蜃気楼を見せる架空の生物です（泣）デッカイ蛤の形で夢をポカリポカリと泡のように吐き出すと言われ、虹も蜃が作っているとかいないとか。

栞子 @shioshioriko

@light_akari 「戯れ言を……ならば、なぜ我をここに連れてきた。まさか、それを言う為などと、言うわけではあるまいな？」そう言って元就は触れるだけの口づけを甘んじて受けた。

栞子 @shioshioriko

@light_akari ぎゃーごめんなさい！難しくて、全然生かせなかった！らいとさんが上手く、繋げて下されー三( ゜∀゜)

らいと @light_akari

@shioshioriko 「蜃はな。遥か昔に見た夢を何度も何度も紡いでいると言われててな。見れば解る」夕陽が海を染める頃、蜃の夢が始まった。瀬戸海を挟んで戦い、戦っては睦み合う二人。そして決別の時が訪れ翠衣の男は海に沈んだ。荒れる赤紫衣の男は海に嘆いた。「帰って来い、毛利ィ」

栞子 @shioshioriko

@light_akari ちょっと！まって！続きが読みたいです！らいとさんお願いします！どうか続きを恵んで下さい！

らいと @light_akari

@shioshioriko 空が宵闇に沈む頃、夢が終った「･･･元親」｢毛利｣｢知ってしまったのだな｣｢毛利？｣訝しむ元親の前で毛利が俯いた「止めろ！消えるな！毛利、頼む！行かないでくれ！｣抱き締めた毛利の肩が震える「元親」｢な、何だ？｣プッ｢貴様、阿呆であろう？夢は夢ぞ｣

らいと @light_akari

@shioshioriko ｢な、何だァ？｣｢全く、何かと思えばこのようなモノに惑わされおって。我は我。貴様は貴様ぞ｣｢あ、ああ、そっか！そうだよな｣｢解れば良い。行くぞ｣歩き出す毛利の後ろ姿が蜃気楼のように揺らめいた。元親は気付かない振りで毛利の肩を抱き寄せた｢毛利、愛してる｣

らいと @light_akari

@shioshioriko こんなもんでご勘弁。。。。゛(ノ‥)ノ