みろんP「自然さ」について語る
人はさまざまなものを経験から予測する。たとえば、ボールがこの速度で上昇したら、このカーブを描いて落下しているであろう、というような予測を意識的・無意識問わず様々な場面で行っている。ボカロにおける「人間らしら」とは、その無意識の予測を裏切らないためのようなものだと思ってます。
2015-06-26 10:48:44「経験に基づく無意識の予測を裏切らない」…これ、創作の基本なんだろうと思う。例えば映像作品で考証を厳密にやった結果として経験的予測を裏切る様なものになったら、大多数の人は「不自然」と感じる。宇宙空間でも効果音を鳴らす演出が普通なのもその為。>RT
2015-06-26 10:52:37たとえばマンガの背景をパース感やもののサイズがおかしく見えないように描くようなものです。人物であれば五体のバランスがおかしくないように。しかし、必ずしも生身の人間のバランスがベストという話であれば、頭や目の大きなアニメ顔は登場してこない。人に近ければ良いというものではありませんね
2015-06-26 10:53:43人はさまざまなものを無意識に予測して、頭のなかで構築している。たとえば、黒ベタな円を縮小しながら、ピューという音程が下がる音を鳴らせば、玉が地面に向かって落ちていくようなものを俯瞰で見ているように意識させることができる。
2015-06-26 10:56:32人はものの良し悪しの判断を繰り返して今に至るわけだが、それが経験からくるのか、生理的にくるものなのかも、今後見極めて切り分けていく必要がある。経験からくものであれば、世代が変わればそれも変わることもありうる。しかし、生理的に来るようなものであれば、ある程度普遍的なものになる
2015-06-26 11:08:37前者は、若い人のほうがボカロを受け入れやすいということがそれに繋がっているのかもしれない。 後者は、例が難しいけどオクターブや5度の音が完全協和音程とか、そういうことかもしれない。
2015-06-26 11:09:11長調・単調が最終的に生き残ったあたりは、前者の可能性もあるし、後者の可能性もある。別に普遍的なものではないようにも思えるし、かといって全世界に広まったのは、それなりに理由もあろう。
2015-06-26 11:10:04@agemonop ある程度生理的なもののようにも思います。西洋の長調・短調でなくとも、日本にも陽音階・陰音階が有りますし。もちろんそうでない音階も世の中にたくさんありますが、メジャー・マイナーと陽・陰という名前がそれぞれついたことを考えると。
2015-06-26 11:26:32なんとなく楽器(歌でなく)の成り立ちは打楽器(叩く)→管楽器(笛)→弦楽器(張ったものを弾く)という流れのようなイメージで(未確認)、打楽器はさておき管楽器は周波数の比率で、基音、オクターブ、5度、、という流れで、自然に3~4音は決まってくる。あとは各地の方言、とそんなイメージ
2015-06-26 11:32:27伸ばす「う」を本当に「う」と入力してしまう #ボカロ初心者あるある 「こしょう」は「こしょー」または「こしょ(長音符)」であり、「おはよう」は「おはよー」または「おはよ(長音符)」である。
2015-06-28 16:31:53パラメーターといっても、わたしはCLEとBLEは全然使わないよ。BRIもほとんど使わない。それよりもVELとOPEだけはとにかくしっかりつけるほうが、歌詞が聞き取れるようになると思うます。
2015-06-28 16:37:26ボカロの歌に自然さを求める場合の話だけど、当たり前っちゃ当たり前のことだけど違和感を感じるポイントにその逆のことをすれば良い。まず、自分の歌と何が違うか比較してみよう。分からなければ、自分の歌を録音して比較してみよう。山ほど違いはあるはず。
2015-06-29 12:30:02最初は何をしたら良いか分からないと思う。一つずつやっていけば良い。縦にやろうとすると挫折するので、ポイント絞って横軸に。子音と隙間関連ならVEL、とか。
2015-06-29 12:32:29音程は後でもいいので、まずはVELとOPE、ノートの前後位置を徹底的にやる。VELで子音の長さや間隔が揃ったら、それでもおかしなところ、たとえば「痛い」の最初と最後の「い」は口の開き方が違うので、後半のOPEを下げる、とかやっていくと、結構言葉が聞き取れるようになる。
2015-06-29 12:35:27音程はやり方いろいろあるけど、分割してしゃくる、PITで書く、等いろいろ、、自動でつくポルタメントの処理は結構ノウハウがいるのであまり良い方法をおすすめできないけど、しゃくる、歌いながら下げる、上げる、等の動きは、つけられればつけるといい感じになるかも。でも、
2015-06-29 12:38:58ボカロのノートの拍オンタイムを信用するなかれ。サ行やハ行等は子音の長さによっては、少し後ろにずらしたりする必要がある場合が多いし、また、後ろに続くア行とンは、実際のノートよりも後ろに配置しないと、自動の接続で前倒しされてしまうので、ちょっと奥に配置して手前の母音を長くとる。
2015-06-29 12:41:43それら発音まわりを整理するだけでも、かなり聞きやすくなると思います。せっかく歌詞を歌っているのだから、歌詞を聞き取れるようにしましょう。
2015-06-29 12:42:29VELのポイント 1.カ行タ行パ行の手前の空白(ボカロは狭いので数値下げる事が多い) 2.サ行ハ行ザ行ガ行(g)の子音長さ(流れによりまちまち) 3.ナ行マ行ヤ行ラ行の接続の速さ(おかしいときは大抵数値上げ) 4.ワ行及びンガ行(N)を入れたときのンの長さを短く(大抵フル)
2015-06-29 12:58:10訂正: 今の「ワ行」の「ワ」は必ずしもフルじゃないですね。失礼。でも上げることが多いですが、勢い付ける場合下げることもある。「を」を「w o」にしたら、フル上げで良い。 補足: 語頭のナ行マ行ヤ行ラ行は、VEL下げるとねばっこくなるので、有り。さっきのは、語中の話。
2015-06-29 13:01:46あと、右クリックで出せる「アタック」は、意外と使えて、後続ラ行やア行の繋がりでアタック感が強すぎるときに20とかに下げると結構繋がる。逆に後続ア行でアタック欲しいときに上げるのヌワーっとなってしまうことを防止できる
2015-06-29 13:17:06途中派生でこんな会話も